モノトーンミュージアムRPG 2.5階調戯曲



こたGM:【【BGM:PerituneMaterial_Suspense8】】
こたGM:皆さんこんばんは
セイアッド:ああ、こんばんは
こたGM:今宵はモノトーンミュージアムの初回公演にご参加くださりありがとうございます
こたGM:今日は簡単な自己紹介を挟みつつ、オープニングフェイズを触れてみたいと思いますよ
こたGM:では、準備の大丈夫な方から、簡単な自己紹介をお願いします


セイアッド:「こんにちは、私はセイアッド=ブレネセル」
セイアッド:「見ての通り、異形に堕ちた身だ」
セイアッド:「…かつて、私は砂の王国の貴族にもらわれたが…」
セイアッド:「滅びた、御標は恐ろしいものだ」
セイアッド:「…そこからは放浪の身だ、異形故、様々な奴らに迫害されるのはなかなか厳しいな」
セイアッド:「…今一番気になるのは、妹のことか 幸せなら良いのだが」
セイアッド:「私が得意なのは戦闘だ、月橘に侵されゆく体だが、これを《歪な爪》として使い…」
セイアッド:「《死をもたらすもの》と《略奪者の牙》で仕留めていくといった感じか」
セイアッド:「《以心伝心》でクリティカル値を下げることも可能だ、あとは移動のために《風のゆくままも》ある」
こたGM:攻防一体型の前衛といった構成ですね
セイアッド:「ちなみにちらっと言ったが、左目から生えてる…というか全身に廻っているのだが」
セイアッド:「私は月橘…と思われる異形の植物に侵食されている」
セイアッド:「…迷惑をかけないよう、気をつける 以上だ」
こたGM:ありがとうございます。にょきにょき生えてきたんですね
セイアッド:「生えた、香りは良い」
セイアッド:※英名シルクジャスミ
セイアッド:ン
こたGM:では、お次のかたは…
ソレンヌ:えと…これで良さそうですね。


ソレンヌ:「こんにちは。私はソレンヌ=ブレネセルです」
ソレンヌ:「セイアッドお兄様、もうひとり、ロイドお兄様とは血は繋がっていませんが、兄妹として育ちました」
ソレンヌ:「お兄様と別れたあと、私は村にある服職人の家にもらわれ、今日まで災禍なく過ごさせていただいています」
セイアッド:成長を見守りたかったが… すまないな
ソレンヌ:「不満も特に無いのですが…強いて言うのであれば、お兄様と会えなくなってしまったのは気がかりですね」
ソレンヌ:「セイアッドお兄様は誤解されやすい性格ですし、貴族の嗜みなんて身につけられるのでしょうか…」
ソレンヌ:「ああ、そう言えばもう一つ。少し困ったことがありました」
ソレンヌ:「最近、とあるきっかけで裁縫師…御標に背く力を手にしてしまいまして」
こたGM:ソレンヌさんの部屋にも、『夜の女王』と連絡のできる《糸電話》がこっそり隠されていることでしょう
ソレンヌ:「…私は要らない、って言ったんですけどね…無理矢理置いていってしまわれたので。あの人達!」
ソレンヌ:「そもそも、使える力も《魔女の呪い》…呪われた力で小さな歪んだ御標を作り出して相手を傷つける力です」
ソレンヌ:「こんな力、無いほうが良いのに…ままならないものですね」
ソレンヌ:「こんな力より、私は孤児院で教父様に教えていただいた《慈母の祈り》で、皆さんを癒やす術の方を使っていく所存ですよ」
こたGM:傷つけるだけが抗う力ではないですからね
ソレンヌ:「そのとおりですとも!」
ソレンヌ:「ああ、あと先程、職人の家に引き取られたと言いましたが、最近は色々と教育を受けさせていただいたので」
ソレンヌ:「帳簿とか、物の手配とか、そういう仕事を任せてもらってます」
セイアッド:しっかりやっているのだな…
こたGM:今回の舞台はすこし隔離された環境ですからね そういう部分がしっかりしているのは素晴らしいことです
ソレンヌ:「本当に、引き取っていただいた家族には感謝しかありません」
ソレンヌ:「ええっと…そんなところでしょうか…ああ、そうそう」
ソレンヌ:「この胸につけているのは、昔お兄様に作っていただいた細工物なんです」
ソレンヌ:「よく不格好だと言われますが、それでも、私にとっては大切な宝物です」
こたGM:どっちのお兄さんが作ったんでしょうねぇ(フラグ
ソレンヌ:それはもちろん…
ソレンヌ:というところで私の番はおしまいでしょうか。
こたGM:いいところで…!
こたGM:真相は本編の中で追及していきましょう…
こたGM:それではオオトリ。お願いいたします


カガヨイ:「左の地の~果て~ 常闇森は~真っ暗 Cry&cry~ なのだ~」
カガヨイ:「真打ち登場なのだ!!」
カガヨイ:「カガヨイはヒトとは違う。ヒトは我々を其達(それら)と呼ぶらしいのだ」
カガヨイ:「カガヨイの一族は其達の中でもとりわけ異端なのだ。それは物語を読むからなのだ」
カガヨイ:「其達はそういったものを理解するモノは少ない・・・カガヨイの一族も、カガヨイを残して消えたのだ」
カガヨイ:「カガヨイはペンと紙を持って常闇森を歩いては、其達に話を聞かせたのだ。でも、其達はカガヨイを変わり者だと思ったみたいなのだ・・・」
カガヨイ:「そんな中で、カガヨイのようなモノが集まる場所があると聞いたのだ。彼らはヒトといって、文字を書いたりするらしいのだ」
カガヨイ:「でも、其達の姿はヒトにとって恐ろしく映ると聞いたカガヨイは、巨大な尻尾を袋に包んで」
カガヨイ:「カムフラージュというのをしたのだ!!」
セイアッド:賢いな
カガヨイ:「これでヒトに会いにいくのだ。カガヨイは賢いのだ」
カガヨイ:「というわけで次はデータについて話すのだ」
カガヨイ:「・・・其達2、術者1という構成で、え~と」
カガヨイ:「魔法属性のダメージで物理の・・・斬属性の・・・?」
カガヨイ:「・・・つまりカガヨイは、強いのだ!!」
カガヨイ:えっへん
こたGM:強い(つよい
カガヨイ:「あとなんか聞きたいことあるのだ?」
こたGM:あとはオープニングでも少しお話しますので
こたGM:その時にまたおききしましょうか
カガヨイ:「ではヒトの集落へいくのだ」
カガヨイ:「袋の中身は秘密にしていくのだ!!」
こたGM:これも本編での検証案件ですね…!
カガヨイ:のだのだ。
こたGM:さてさて…みなさん自己紹介ありがとうございました
こたGM:それぞれの人となりが少しわかったところで
こたGM:早速、本編の幕を開けていこうと思います
カガヨイ:よろしくお願いするのだ!!
セイアッド:よろしくな
こたGM:よろしくお願いしますー
こたGM:では…間もなく幕が上がります 皆様、席にお戻りくださいね…
こたGM:……///
こたGM:【【BGM:長い夜、冷えた月】】
こたGM
こたGM:■今回予告
こたGM:むかしむかし。
こたGM:昼なお暗い”常闇森”の中にある『輝く灰の山』には
こたGM:神鳥スピーネルと呼ばれる、虹色に輝く巨大な鳥がいたという。
こたGM
こたGM:御標により、森の中に隠れ住む人達を支えてくれていた神鳥は
こたGM:ある年の春、突然村に現れなくなり、村人は困惑した。
こたGM:このままスピーネルの加護が受けられなければ、森に棲む人たちは
こたGM:完全に色を失い、異形と化すか、其達に変わるか… それとも…
こたGM
こたGM:彼らは、ことの顛末を知るために、仲間の命を守るために
こたGM:不穏な気配と共に《ほつれ》が現れ出した、山へと向かうのだった。
こたGM
こたGM:モノトーンミュージアム シナリオ01
こたGM:『2.5階調戯曲』
こたGM:__かくして、物語は紡がれる。
こたGM
こたGM:【【BGM:ゆれる麦】】
こたGM:**オープニングフェイズ**
こたGM:●シーン1:兄と妹
こたGM:シーンプレイヤー:ソレンヌ=ブレネセル
こたGM


こたGM:其達(それら)達の住まうと言われる最左の地『常闇森』。
こたGM:広大なその森の中、さらなる奥地に『輝く灰の山』と呼ばれる地域があった。
こたGM:その地に住まうものは日毎にその色を失い、やがて灰になって死すると言われ、
こたGM:知のあるものは、異形の地として恐れ、近づこうとはしなかった。
こたGM
こたGM:そんな忌まれた地に、ひっそりと集落を作り隠れ住む者たちがいた。
こたGM:住む場所を失った者、俗世を見限った者、御標を外れ世界に追われた者…
こたGM:彼らはお互いの過去に触れることを禁じ、家族のように助け合い
こたGM:この人ならざるモノたちの地で生きていたのだった。
こたGM
こたGM:名もない小さな集落の小さな教会のそばにある一軒の家。
こたGM:中では、パタンパタンと機織り機を鳴らすおばさんと、
こたGM:その隣の丸机で、ちくちくと裁縫仕事をする一人の少女の姿があった
こたGM
こたGM:オーバ「どうだいソレンヌ、ひとりで最後まで縫えそうかい?」
ソレンヌ:「ええ、叔母様。もう何年教えて頂いてると思っているんですか。このくらいはやってみせますとも」
ソレンヌ:「ええっと、こっちが、こっちで…ここを…あいたッ」
こたGM:オーバ「ほらほら、よそ見するからだよ」
こたGM:オーバ「…うん、いい出来だね もうすっかり一人前の針子だねぇ」
ソレンヌ:「あはは…」
こたGM:オーバ「これならそろそろ店に並べてもいいかもしれないね」
ソレンヌ:「…!ほ、本当ですか!?」
こたGM:オーバ「もちろんさ。自信もっていいさね」
こたGM: 
こたGM:ボーンボーン 大きな柱時計が12時を指す
ソレンヌ:目をキラキラさせる。先程はああ言いましたが、ちょっと自信を無くしかけていたので。
こたGM:オーバ「あらいやだ、もうこんな時間!お昼の準備をしないと」
こたGM:オーバ「今日はあんたの兄さん、こっち来て食べるって言ってたから、テーブル片付けておきな」
こたGM:オーバさんは隣のキッチンへと引っ込んでいきます
ソレンヌ:「ロイド兄様が?分かりました!」
こたGM: 
ソレンヌ:パタパタと裁縫道具をしまってテーブルの方へ向かいましょう。
こたGM:キッチンから美味しそうな香りが立ち昇ってきた頃
こたGM:コンコンコン
こたGM:?「オーバさん、ソレンヌ、居るかい」
こたGM:聞きなれた男性の声です
ソレンヌ:「あ、はーい!」 トタトタと扉の方へ行って戸を開けます。
こたGM:扉を開くと、一人の男性が立っています
こたGM:「ありがとうソレンヌ。いい子にしていたかい」
こたGM:※Tips
こたGM:ロイド=プレネセル 15歳
こたGM:幼少期からセイアッドとソレンヌとは実の兄妹のように育った。
こたGM:村の自警団に所属している。ソレンヌと一緒にオバさんの家に住ませてもらっている。
こたGM:彼は主人公たちの様な特別な力を持った《紡ぎ手》ではない。
こたGM: 
こたGM:頭をくしゃっと撫でる
ソレンヌ:「おかえりなさい、ロイドお兄様。ええ、ブレネセルの娘として、恥ずべき事の無いように努めておりますわ…わっ」
ソレンヌ:ちょっと冗談めかして丁寧に答えたあと、頭を撫でられてくすぐったそうにする
こたGM:「はは、お前は相変わらず生真面目だな」
ソレンヌ:「もう、お兄様。私もそろそろそういった歳でも無いのですよ」
ソレンヌ:ちょっと頬を膨らませる。もちろん、本気で怒っているわけではありませんが
ソレンヌ:「__と、兄様もお疲れでしょう?もうすぐご飯ができますから、席に掛けてお待ち下さいな」
こたGM:二人の間ではもう自然になった会話
こたGM:血は繋がらなくとも、長い年月支え合った絆がそこにはあった
こたGM:3人は食卓を囲むと
こたGM:美味しいランチに舌鼓を打ちつつ、こんな話題が出ていた
こたGM:オーバ「お鳥さま、まだ来ないのかい?御標は出てるんだろ?」
こたGM:「ええ、例年通り。内容も据え置きですね」
こたGM: 
こたGM:※Tips:《御標》みしるべ。
こたGM:神が人々に下す、そうあるべき運命を記したメッセージ。
こたGM:空に浮かんだり声が聞こえたり、様々な形で現れる。
こたGM:告げられたストーリーをなぞることで、幸せな未来が約束されるが、
こたGM:それに背いた行動をとると、異形と化してしまう。
こたGM: 
こたGM:かつてこの地に初めて踏み込んだ男は、この山の麓で一つの御標を見た。
こたGM:「森に逃げ込んだ男は、日に日に色を失い死を待つのみだった。
こたGM:「その時、男の前に『輝く灰の山』に住む神鳥スピーネルが現れた」
こたGM:「その鳥の虹色に輝く羽を一枚譲り受けた男は、わずかな色を取り戻し
こたGM:「無事に翌年の春まで生きながらえることができました」
こたGM:「めでたし めでたし 」
こたGM:それ以降、この御標は毎年春になると村の石碑に現れるようになった。
こたGM: 
こたGM:オーバ「私たちが色を得て生き延びていられるのも、お鳥さまが毎年村に来て
こたGM:オーバ「虹色の羽を分けてくれるおかげだからねぇ」
こたGM:「例年より遅れているのは気になりますが、御標が出ている以上大丈夫でしょう」
こたGM:「ソレンヌももしスピーネルが飛んできたのを見たら、すぐに俺に伝えるんだぞ」
ソレンヌ:「ええ、もちろんです」
こたGM: 
こたGM:食事を終えて、再び外出の支度をするロイド
こたGM:よく見ると、腕の後ろの部分がうっすら裂けて、血が滲んでいる。
ソレンヌ:「…あれ?」
ソレンヌ:「お兄様、ちょっと待ってください」
こたGM:「どうした?」
ソレンヌ:包帯とかあれば、それを持ってきます。
こたGM:了解です ではソレンヌはロイドのけがの手当てをしますね
こたGM:「森に入った時にどこかに引っ掛けていたようだな」
ソレンヌ:「ほら、ここ。血が出ています。お仕事忙しいのは分かりますけれど、自分の身にも気を使ってくださいよ」
こたGM:「すまないなソレンヌ」
こたGM:「…」
こたGM:「そういえば、ソレンヌは覚えてるかわからないけど
こたGM:「むかし、セイアッドが一人で森に出て、迷子になったことがあっただろう」
ソレンヌ:「まったくお兄様は何時まで経っても…え?…ええ、ありましたね」
こたGM:「あの時、あいつ、大怪我して村の入り口に倒れていたのを発見されたけど
こたGM:「体中、しっかりと手当てされていたんだよな…」
こたGM:「結局、あれをやってくれたのが誰なのかわからずじまいだったんだ」
こたGM:「…元気でやってるかな、また顔を見たいよ」
ソレンヌ:「セイアッドお兄様ったら、珍しい花を取ってくるんだー、って言って…あんなことになって。私も心配で死ぬかと思いましたよ」
こたGM:「…お前の誕生日だったからな」
こたGM:「さて、と」
ソレンヌ:「…誕生日にお兄様の看病をする羽目になった妹のことも考えていただきたいものです。まったく」
こたGM:「俺もそろそろ仕事に戻るよ」
こたGM:「ふふ、その通りだな」
ソレンヌ:「ああ、そうですね。ともかく、セイ兄様ではないですが、ロイド兄様も怪我には気をつけてくださいね」
こたGM:………
こたGM: 
こたGM:ここで、シーン1は終了となります
こたGM:では、続いて第2幕へと舞台を移しましょう
こたGM:【【BGM:ひとりぼっちの夢】】
こたGM: 
こたGM:●シーン2:誓い
こたGM:シーンプレイヤー:セイアッド=ブレネセル
こたGM: 
こたGM:まだ少年の頃に常闇森の村を出て、とある国の貴族の養子となったセイアッド。
こたGM:裕福で幸せな暮らしを得たが、村を出てからも呪いからは解放されず、
こたGM:徐々に異形化が進んでしまう。
こたGM:そんな折、国は大きな戦争に巻き込まれ、滅んでしまった。
こたGM: 
こたGM:すべてを焼かれ、失意の中にいたセイアッドの元にある御標が下った。
こたGM:「戦火で身を焼かれ、呪いで魂を焼かれた男を救ったのは
こたGM:「深い深い其達の森の中、寄り添う一人の少女でした」
こたGM:「男は運命の羽を少女に贈り、幸せな時間を取り戻しました」
こたGM:「めでたし めでたし 」
こたGM: 
こたGM:御標を見たセイアッドの頭に真っ先に浮かんだのは、
こたGM:子供のころ、実の妹のように仲睦まじく暮らした一人の少女だった。
こたGM:森の奥にある村で、今も暮らしているであろう妹に会うべく
こたGM:セイアッドは常闇森へと足を踏み入れます。
こたGM: 
セイアッド:「…私の第二の故郷は滅び去った… 良くはないが仕方ない」
こたGM:あちこちから怪しげな光や何かのうめき声が聞こえてくる不可思議な森。
こたGM:子供のころは強い好奇心から散々駆け回ったのものだが、
こたGM:ある時を境にすっかり苦手意識を持つようになってしまった…
こたGM: 


セイアッド:「…久々だな、ここも…」
妖精:「あらあら?誰かいるのね?」
セイアッド:少し、嫌な思い出が頭に浮かぶ
セイアッド:「!」
妖精:「人間かと思ったら、混ざりものなのね」
セイアッド:「…妖精か、ああ… そうだとも」
妖精:クスクスクスクス
妖精:周囲からいくつもの笑い声が聞こえます
セイアッド:「…笑うがいいさ」
セイアッド:「昔もよく笑われたものだ」
妖精:「そんな死にそうな足取りでいたら、くぼみにはまってどんどこしょなのね」
妖精:「ほらほら、そのランタンを渡すのね?道案内をしてあげる」
セイアッド:「…」
セイアッド:GM~
こたGM:なんでしょう
セイアッド:セイアッドは妖精に簡単に物を渡すなとか
セイアッド:オーバサンに言われてたりしませんか
セイアッド:もしくはかつて取られた経験があるとか
こたGM:森に暮らしていたものなら知識があるでしょうね
こたGM:基本的に妖精は悪戯好きですが、気まぐれでいいことをするときもあります
セイアッド:ふむ
こたGM:掴みどころのない種族ですね 信じるかどうかはあなた次第でしょう
セイアッド:「そうか、ご厚意に与ろう」
セイアッド:ランタンを手渡そう
妖精:「うふふふ、じゃあしっかりと付いて来るのね」
セイアッド:「ああ、しっかり足元を見ながらついていくとも」
こたGM:セイアッドは、力無い足取りのまま 薄暗い森を進みます
セイアッド:ゆらり、ゆらり
セイアッド:幽鬼のように歩く、かつて快活だった少年の面影はない
妖精:「ここはねじれの森なのね 普通に歩いても出れないのね」
セイアッド:「…ああ、そうだな」
セイアッド:「昔、ここいらで死にかけたこともある」
こたGM:やがて、森の奥に小さな水源が現れる
妖精:「なによあんた、森の民なのね?」
セイアッド:「…! ここの水も、絶えず流れているのか」
セイアッド:「もしかしたら、何年も前に会ったかもしれないぞ、キミとも」
妖精:「しらないのねー 興味ないのねー」
セイアッド:「恐れを知らなかった頃の私は、よくココらへんを走り回っていたからな」
セイアッド:「そうか、残念だ」
妖精:「それよりほらほら」
セイアッド:「なんだ?」
妖精:「そこの湧き水は《目覚めの水》なのね。それを飲めば森の迷路から出れるのね」
こたGM:一見ただの湧き水に見えるが、不思議な香りがする
セイアッド:「…そういうものだったのか」
セイアッド:「確かに、何か香る水だ」
セイアッド:手を樹木に变化させて、浸す
セイアッド:「…うん、良い水だ」
妖精:「…あはっ」
こたGM:湧き水は異様なほど甘く
セイアッド:「……それにしても…甘い…」
こたGM:セイアッドの意識は襲い来る眠気に押しつぶされて行ってしまう
こたGM:クスクスクスクス
こたGM:耳鳴りのような小さな嘲笑が頭に響く
セイアッド:「…こ…れ…は…… ふっ、騙されたか…」ばたり
こたGM:薄れる意識の中、子供のころにも似たように森の中で迷い
こたGM:何かに助けられたような記憶がある様な…
こたGM:恐怖の奥に仄かに、暖かな感情がくすぶるのを感じながら
こたGM:セイアッドは意識を失った。
こたGM:……
こたGM:…
こたGM: 
こたGM:シーン2はここまでとなります
セイアッド:了解だ
こたGM:それでは、最後の第3幕へと参りましょう
こたGM: 
カガヨイ:のだのだ
こたGM:●シーン3:再会
こたGM:シーンプレイヤー:カガヨイ
こたGM:【【BGM:月を狩る熊】】
こたGM: 
こたGM:カガヨイは、この広大で謎深い"常闇森"を巡る《其達(それら)》の作家である。
こたGM:《其達》は妖精やアヤカシなど、人でも獣でも非ざる特異な在り方のモノたちだ。
こたGM: 
こたGM:森に棲む《其達》でありながら物を書くというのはかなり特別な思考であり、
こたGM:纏めたものを誰かに見せたところで、妖精やアヤカシではろくに興味も持ってくれないだろう
こたGM:そのせいもあってか、カガヨイは昔から人間という種族にとても興味があったのだった。
こたGM: 
こたGM:時は数日前。知り合いの《其達》からひとつの噂話を聞く。
こたGM:なんでもこの春先になってから、『輝く灰の山』で《ほつれ》が見つかったというのだ。
こたGM: 
こたGM:※Tips:《ほつれ》
こたGM:御標に逆らい異形となった者は、歪んだ御標を発することができてしまう。
こたGM:これが起きると、ほつれと呼ばれる空間の裂けめが生じる。
こたGM: 
こたGM:『輝く灰の山』にいる神鳥スピーネルに何かあれば、ふもとの村の人間たちは
こたGM:森の力に当てられて無事ではすまないだろう…
こたGM:山の様子を確認すべく、カガヨイはまず森の中を通り、麓の村へと向かうことにした。
こたGM: 
こたGM:道中
カガヨイ:それは大変なのだ。ヒトに会ってみたいのに、ヒトが滅んでは困るのだ
妖精:「ねぇねぇ、カガヨイ どこへ行くのね?」
妖精:「おもしろいとこ?おいしいとこ?」
カガヨイ:「うるさいのだ~。しつこいのだ~」
カガヨイ:「カガヨイはヒトに会いにいくのだ!!」
妖精:「ねぇねぇねぇー」
妖精:「ひとぉ?あんなのに会ってどうするのね」
カガヨイ:「カガヨイが書いたこれを読んでもらうのだ」
カガヨイ:「きっとヒトなら、文字から生み出される物語を理解できるのだ」
妖精:「そんなのちっともおもしろくないのね!カガヨイはへんてこりん!」
カガヨイ:「へーん、ヒトはそのへんのパリピとは違うらしいのだ~」
妖精:「それよりさー スピーネルのお話してたでしょ!」
カガヨイ:「これでよしっと。おっきな尻尾がこれで隠れたのだ、と」
カガヨイ:「そうなのだ。あの大きな山の鳥なのだ」
妖精:横並びにとびながらしながらくるくると周りを回る
妖精:「スピーネルの羽は好きな子に渡すと縁結びの効果があるって噂なのね!」
カガヨイ:「花の季節になるといつも山の上に来るのだ・・・」
妖精:「ねね!!いっぱい持って帰って欲しいのね!」
カガヨイ:「羽には色んな不思議があるって確かに聞いたのだ」
カガヨイ:「縁結び・・・?」
カガヨイ:「浮気草の露とはまた違うのだ?」
妖精:「スピーネルは巣作りに自分の羽をいーっぱい使うから、こっそりパクってくるのね!」
妖精:「さぁ~羽つかったことないから知らんもん」
カガヨイ:「ふんふん、これは面白い話を聞いたのだ。また一つ楽しいお話が浮かんできそうなのだ」
カガヨイ:ペンほ取り出して何かメモを走らせる
妖精:「んー、じゃあうちらはさっきのへんてこ人間でもいじってあそぶのね」
カガヨイ:「へんてこニンゲン?」
妖精:「にひひ」
カガヨイ:「集落ではなく、森にニンゲンがいたのだ?」
妖精:「実は人間を捕まえちゃったのねー」
妖精:「なんかもうねーぼろぼろで、張り合い無くて拍子抜けだったけど」
妖精:「《ねむりが池》の水飲んで眠っちゃったのよさ!ほんとバカなのね!」
カガヨイ:「ヒトにとっては危険な森なのだ・・・たしかにそんなところを歩くのはへんてこなニンゲンなのだ」
カガヨイ:「い、今そのニンゲンはどこにいるのだ?」
妖精:「池のとこにほったらかしてある—」
妖精:「ほっとけばそのうち衰弱してアヤカシの餌になるのね。だから先にあそぶのね」
カガヨイ:「ぼろぼろでそんなことしたら死んでしまうのだ」
カガヨイ:「ちょっと待つのだ。カガヨイも見たいのだ」
妖精:「しょうがないなー」
カガヨイ:「羽がほしいのだ?」
妖精:「ほしい!」
カガヨイ:「巣にいくことがあたらたくさんもってくてやるのだ」
妖精:「ほんと!?約束なのね!」
カガヨイ:「・・・のだ」
妖精:「じゃああのヘンテコにんげんはカガヨイにあげるのね」
カガヨイ:「交渉成立なのだ!!」
こたGM:カガヨイは妖精から詳しい場所を聞き出します
カガヨイ:集落のニンゲンは其達を警戒していると聞いたのだ。怪しまれないようにそーっといくのだ・・・
こたGM:カガヨイが言われた場所につくと
こたGM:たしかに男が一人倒れています
こたGM:その周りには、黒いモヤの塊のような下級の其達が遠巻きに囲んでいる。
カガヨイ:「あれは・・・!!」
こたGM:ここでシーンプレイヤーを追加します。
カガヨイ:んしょっと


こたGM:シーンプレイヤー:セイアッド=ブレネセルを舞台へ
カガヨイ:場に召還!! なのだ!!
こたGM:その男の顔を見た時
セイアッド:「・・・zzz
こたGM:カガヨイは、全身に電気が走ったような感覚を受ける。
カガヨイ:「!!」
こたGM:間違いない!何年か前に偶然助けた、あの時助けた少年だ!
カガヨイ:「このニンゲン・・・ええい、散るのだモヤモヤども!!」
こたGM:(※セイアッドはこのことを一切覚えていない
カガヨイ:「それはカガヨイのなのだ!!」
こたGM:わらわらわら
こたGM:蜘蛛の子を散らすように逃げていく
カガヨイ:まっくろくろすけ
カガヨイ:「よかった。息をしているのだ・・・でも何だかニンゲンにしては・・・?」
セイアッド:「…う…?」
カガヨイ:「またボロボロなのだ・・・でもこの顔・・・間違いないのだ」
カガヨイ:「およ」
セイアッド:「…誰か… いるのか…?」
カガヨイ:「気付いたのだ?」
セイアッド:「…む」
セイアッド:「君は… いや、そうか… 眠らされていたのだったな」
カガヨイ:「オマエは常闇森で妖精に絡まれて眠りこけていたのだ」
セイアッド:「うむ… 気付け、感謝する」
カガヨイ:「ニンゲンが入ればたちまち其達に神隠しにあってしまうのだ。そう伝えられてるはずなのだ」
セイアッド:「…私にとっては馴染みのある土地だったからな、つい油断した」
セイアッド:「昔のようには行かないものだ」
カガヨイ:「まだ動いちゃダメなのだ。今手当てをするのだ」
セイアッド:「いや、この程度なら平気だ…」 無理やり起きようとする
カガヨイ:「ちょっと匂いの強い薬草を使うのだ。鼻をつまむのだ」
セイアッド:パキパキと手や顔の樹をしならせつつ
セイアッド:「いや… そこまでしてもらうのは悪い… ……臭っ!!」
カガヨイ:「ダメなのだ!! 死んでしまうのだ」
カガヨイ:フードが落ちる


セイアッド:「あ」
カガヨイ:「?」
セイアッド:ちょいちょいと頭を指で指す
カガヨイ:「わ、わ、これは・・・カガヨイは其達じゃなくてあの・・・」
セイアッド:「む、素顔は秘密だったのか」
カガヨイ:「そ、そう、ニンゲンとトモダチになりたい其達なのだ!!」
カガヨイ:「これで警戒されないのだ」
セイアッド:「(……結局其達であることを吐露している)」
カガヨイ:「オマエ、名前はなんなのだ?」
セイアッド:「おっと、女性に名乗らないのは失礼だったな」
セイアッド:「私はセイアッド=ブレネセル、故あってこの先にある村を目指していた」
セイアッド:「君が来なければ餌だったかもな、改めて感謝する」
カガヨイ:「カガヨイはカガヨイなのだ。ではセイアッド、オマエを村に連れていってやるのだ」
セイアッド:「道を知っているのか、それは助かる」
カガヨイ:「前にも入り口までいったのだ」
セイアッド:「(…ああ、そうか… 其達だから)」
セイアッド:「ふむ、うまく隠しているようだし…」
セイアッド:「もし連れて行ってくれるのならば、村の中を案内するぞ」
カガヨイ:「セイアッド、村のものなら知っているのだ? なぜ今年はあの山に鳥がこないのだ?」
セイアッド:「人と友だちになりたいのだろう… ん?」
セイアッド:「スピーネルが… 来ない? 初耳だ」
カガヨイ:「村のものなのに知らないのだ?」
セイアッド:「私は子供のころ村を出たからな」
カガヨイ:「そうか・・・あのままではトモダチになる前にニンゲンがいなくなってしまうのだ」
カガヨイ:「セイアッド、村へいくのだ」
セイアッド:「うむ、どうにも急がねばならぬようだ」
カガヨイ:んしょ
カガヨイ:「こっちなのだ」
セイアッド:「…一つ、アドバイスなんだが」
セイアッド:「それ、逆に目立つぞ」
カガヨイ:「のだ?」
カガヨイ:「・・・」
カガヨイ:ストン
カガヨイ:「手を出すのだセイアッド。迷子にならないように」
セイアッド:「……いや流石に手を繋いでもらう齢では」
カガヨイ:小さな手が業因に手を握る
カガヨイ:「こっちなのだ」
セイアッド:「!!」
セイアッド:「…嫌ではないのか、私の体は…」
セイアッド:明らかに人の手ではない、木目をなでているような手触りがすることだろう
カガヨイ:其達は気にしなそうなのだ~
セイアッド:「…良いなら、いいか」
セイアッド:そのまま、手をひかれつつふらふらついていこう
こたGM:…
こたGM:【【BGM:旅の途中】】
こたGM:森の中
こたGM:ある意味異色とも取れる二つの影は
こたGM:その手を取り合って進む
こたGM:小さな繋がりの輪が、そっと結び直されるような運命を予感させながら
こたGM:舞台は、中盤へと向かいます
こたGM:本日の公演はここまでとなります
こたGM:皆さま、遅くまでありがとうございましたー
セイアッド:お疲れ様、出会いに感謝を
カガヨイ:また次回なのだーのだのだ!!
ソレンヌ:お疲れ様でした。また



こたGM:【【BGM:ゆれる麦】】
こたGM:皆様こんばんは
セイアッド:こんばんは
ソレンヌ:こんばんは
こたGM:今夜の第2幕へ、ようこそお越しくださいました
カガヨイ:おばんなのだ~
こたGM:前回は、セイアッドとカガヨイが森で出会った場面まででしたね
カガヨイ:そうなのだ。これが後に運命の出会いとなるのだ。
セイアッド:私の木の節のような腕を嫌わない人にはじめて出会ったよ
ソレンヌ:カガヨイさん大活躍でしたね
こたGM:二人の運命が今後どう交わっていくのか 楽しみですね
こたGM:それでは、次の場面は再び街へ移り替わります
こたGM:早速、初めて行きましょう
カガヨイ:のだのだ!!
こたGM:よろしくお願いしますー
カガヨイ:ソレンヌがんばるのだー
ソレンヌ:はい、よろしくお願いします
セイアッド:ソレンヌ、がんばれよ
こたGM: 
こたGM:●シーン4:村の《紡ぎ手》
こたGM:シーンプレイヤー:ソレンヌ
こたGM: 
こたGM:昼にロイドを送り出してから数時間後のこと。
こたGM:オーバさんと並んで針仕事を再開していたソレンヌの所に村人が訪れ
こたGM:村長からの伝言が伝えられた。
こたGM: 
こたGM:『大事な話があるので、村長の家まで来るように』
こたGM: 
こたGM:オーバ「何なんだろうねぇ、急に… ソレンヌに用事だなんて」
ソレンヌ:あら、村長からですか。今月の分の納品はもう終わっていたはずですが…
こたGM:オーバ「あんたも心当たりはないのかい?」
ソレンヌ:「そうですね。今月の分の服はキチンと揃えてお納めしてますし…」
こたGM: 


村長:※Tips:《村長》
村長:かつて、社会から疎まれた者達を連れてこの森に入り
村長:この村を作り上げた最初の人物。
村長:聖教会の穏健派の僧侶でもあり、紡ぎ手や其達にも理解があるが
村長:隠れ里でもあるこの村に諍いを作らないように、あまり布教はしていない。
村長:ソレンヌが《紡ぎ手》になってからも、周りに隠し、相談に乗ってくれる良き協力者。
村長: 
こたGM:オーバ「ともかく、わざわざ呼びに来たんだ。大事なことかもしれないねぇ」
こたGM:オーバ「仕事の方はいいから、ちょっと行っておいで」
ソレンヌ:「そうですね。いってきます…あ、お片付けだけ済ませてから…」
こたGM:オーバ「そういう律儀なとこは兄さん似だねぇ」
ソレンヌ:そう行って仕事道具をササっとしまって、身支度を整えて村長様のもとへ向かいましょう。
こたGM:では、村長の家へ
ソレンヌ:「ふふん、そういう風にしっかりと教わりましたから」
こたGM:君が軽くノックをして入ると
こたGM:中では村長とロイドが一緒に君を待っていた
こたGM:ロイドは何故かとても不機嫌そうだ
村長:「やぁ、ソレンヌ 呼び出してすまなかったね」
ソレンヌ:「あれ、ロイド兄様。こちらにいらしてたんですか」
こたGM:「ああ」
こたGM:「…」
こたGM:「村長!やっぱり賛成できません!」
ソレンヌ:「ああ、いえ。村長様、一体どういった御用でしょうか」
村長:「ん、ああ。ソレンヌはそこにかけなさい」
村長:「ロイドも落ち着きなさい… ちゃんと説明をするから」
ソレンヌ:「えっと・・・はい」 兄と村長を交互に見て、戸惑った後、言葉に従う
村長:「さて…」
村長:「ソレンヌ、お前も《ほつれ》については知っているな?」
ソレンヌ:「…それは、お裁縫の話では、無いですよね」
村長:「…うむ。歪んだ御標が発せられた時に現れるというあれじゃ」
村長:「ロイドたちが、村の周りを見回ってくれた時に、
村長:「山の方に《ほつれ》を見つけたそうなんじゃ」
ソレンヌ:「山に、《ほつれ》が…」
ソレンヌ:「…それでは」
ソレンヌ:「まさか異形が、この村の近くにいる、ということでしょうか」
村長:「あまり考えたくはないが、アレがある以上警戒はせんといかん」
村長:「村の御標は例年通り現れているが、スピーネルが未だに飛来しないことも気になってな」
村長:「かの鳥の加護は我々の生命線… 万が一ということがあっては困るからのぅ」
村長:「というわけで、ソレンヌ。お前にもロイドと一緒に山の様子を見に行って欲しいんじゃ」
こたGM:がたっ
こたGM:「見回りなら俺一人で十分です! 妹の危険な場所にいかせるわけにはいきません!」
ソレンヌ:「…お兄様…」
村長:「まぁまぁ…」
村長:「ロイド。ソレンヌは昔から《其達》達から警戒されにくい体質なのは知っておるじゃろ」
村長:「《ほつれ》が出ているなら《其達》達もピリピリしているはずじゃ」
村長:「ソレンヌがいることで、無駄な諍いが回避できるなら、お前ひとりよりも安全じゃろう?」
村長:こっそりソレンヌに目配せする
こたGM:「しかしですね…」
ソレンヌ:「…お兄様」
ソレンヌ:「聞いて下さい」
ソレンヌ:「お兄様のご心配も分かります。ですが今朝も話したでしょう?」
ソレンヌ:「お兄様がそんな事に関わっていると知って、ただ帰りを待つというのも、死ぬほど心配なことなのですよ」
ソレンヌ:「…というかですね」
ソレンヌ:「お兄様は、ソレンヌがそれほど頼りない女だとお思いですか?」
こたGM:「いや、そんなことは… でも、お前に怪我でもあったら…」
こたGM:「俺はお前が心配なんだよ」
ソレンヌ:「それはお兄様でも同じことです」
こたGM:「ぐっ…」
ソレンヌ:「それに、私もお兄様が心配なんですよ」
村長:「ほっほっほ これは、ロイドの負けじゃな」
ソレンヌ:「セイ兄様ほどではないとは言え、ロイド兄様もたまに無茶をするんですから」
こたGM:「ぐぬぬ…」
こたGM:「…調査だけでいいんですよね、村長」
村長:「もちろん。危険なことがある前に返ってきなさい」
こたGM:「…わかりました」
こたGM:「ソレンヌ、詰め所で準備してくる。村の入り口で合流しよう」
ソレンヌ:「はい。軽いお弁当も用意していきますね」
こたGM:ロイドは村長の家を出ていきます
村長:「…」
村長:「すまんなソレンヌ。儂がもう少し若ければ自分で行くんじゃが…」
村長:「スピーネルが現れない件が、歪んだ御標によるものなら
ソレンヌ:「いいえ、村長様。お歳なんですから無理されてはダメですよ」
村長:「この村唯一の《紡ぎ手》のお前に頼らざるを得ないからの」
村長:「負担をかけるのぅ」
村長:「もし一人で手に負えないと感じたら、無理せず戻ってくるんじゃぞ」
ソレンヌ:「《紡ぎ手》のちからを得た日から、こんな日が来ることは覚悟しておりました」
ソレンヌ:「それに、私は嬉しいですよ。ロイドお兄様と一緒にお仕事ができて」
ソレンヌ:「もちろん、セイ兄様じゃないんですから、無理なんてしません」
村長:「ほっほっほ。あやつは心配過ぎて気が気じゃないだろうがのぅ」
村長:「セイアッドか…」
村長:「あれも《紡ぎ手》の力に秀でた優秀な子じゃったが」
村長:「村を出たとしても常闇森の呪いは少しずつ進行する」
ソレンヌ:「ちゃんと砂の国でやっていけているのか、心配ですけどね。セイ兄様は誤解されやすいですから」
村長:「苦労しているだろうて…」
ソレンヌ:「……」
村長:「うむ…息災であることを祈るだけじゃ…」
こたGM: 
こたGM:というところで
こたGM:シーンがかわります
こたGM:【【BGM:月を狩る熊】】
こたGM: 
こたGM:●シーン5:運命の輪
こたGM:シーンプレイヤー:全員(初期配置:セイアッド・カガヨイ)


こたGM:セイアッドとカガヨイの二人は、常闇森の中を歩き続ける。
こたGM:ここで早速ですが
セイアッド:む
こたGM:セイアッドは、初めての判定をしてみましょう
カガヨイ:のだ
こたGM:判定に関する記載はP140
こたGM:基本は、『2d6+指定の能力値ボーナス±その他の修正』 となります。
セイアッド:了解だ
こたGM:▼感応判定(2d6+感応の能力値ボーナス)目標値『8』
セイアッド:ふむ
セイアッド:2d6+3>=8 感応
MonotoneMusium : (2D6+3>=8) → 11[5,6]+3 → 14 → 成功

こたGM:ばっちりですね
こたGM:判定も成功です
セイアッド:勘は鈍っていないようだ
カガヨイ:すごいのだー
こたGM:しばらくすると、セイアッドは心なしか見覚えのある風景になってくる
こたGM:もう少し進めば、村が見えてくるだろう
こたGM:子供のころの記憶では、村には自警団がいて、この辺りまで見回りをしていた。
こたGM: 
セイアッド:「おっ」
セイアッド:「ちょっとまってくれ、カガヨイ」
カガヨイ:あのぐにゃぐにゃの枝は記憶に残りそうなのだー
カガヨイ:「のだ?」
セイアッド:「もうすぐ村だ、私が居るから多分問題はないと思うが」
セイアッド:「一つ気をつけてほしい事があるんだ」
カガヨイ:「なんなのだ?」
セイアッド:「…『村のものに、過去を訪ねてはいけない』」
カガヨイ:「過去を・・・」
セイアッド:「皆、過去様々な経験をして村に来ている、だから、過去の詮索はご法度なんだ」
カガヨイ:「わかったのだ。カガヨイは未来のことを話すのだ」
セイアッド:「私は特に気にしないがな、まあ、それだけ気をつけていればそう問題はないさ」
セイアッド:「ああ、それがいい」
カガヨイ:「へへ」
こたGM:君たちは問題なく歩みを進め
セイアッド:半ば引きずられるように、腕を取られてフラフラ進む
こたGM:街の入り口が見えてこようかというあたりまで来ます
カガヨイ:「早速未来のご飯の話をするのだー。セイアッドは何を食べるのだ~?」
セイアッド:「私か? …最近は、おいしい水があればそれでよくなってきてしまったな」
セイアッド:「基本的に好き嫌いはないはずだが」
カガヨイ:真面目に回答してるのだ
こたGM:性格が出ますね
セイアッド:貴族に引き取られていろいろと教育を受けたからかな
カガヨイ:「カガヨイの好きなものはー、大きな岩をどかした時に・・・あっ」
カガヨイ:「見えたのだ。ニンゲンの村なのだ」
セイアッド:「……ん?」
こたGM:さて…そんなお二人
こたGM:▼知覚判定 目標値『9』 をしてみましょう
セイアッド:「おお、アレは間違いなく 村の門」
セイアッド:2d6+2>=9 知覚
MonotoneMusium : (2D6+2>=9) → 4[1,3]+2 → 6 → 失敗

セイアッド:おうふ
カガヨイ:2d+4>=9 知覚判定
MonotoneMusium : (2D6+4>=9) → 10[4,6]+4 → 14 → 成功

こたGM:おー
カガヨイ:フフン
こたGM:では成功したカガヨイは気付きます
こたGM:がさがさと、乱暴に草を薙ぎながら何かが近づいてくる
こたGM:簡素な武具を付けた年配の男が二人
こたGM:方向的には、村の周りをまわって戻ってきた感じだね
セイアッド:後ろで半ば引きずられているのでちゃんと気づいていない
カガヨイ:「・・・っと」
セイアッド:「ん? どうした?」
カガヨイ:足を止めて音も無く這い蹲る
カガヨイ:「静かに」
セイアッド:「(何か居たのか…)」
セイアッド:それに倣おう
カガヨイ:警戒心の強い獣のようにじっと目を見開いているのが見える
こたGM:カガヨイの成功値が高かったので、二人とも気付かずにいたことにしましょう
こたGM:セイアッドは見覚えがある。
こたGM:飲んだくれの元盗賊二人で、足を洗ったと言ってたが素行は悪かった
セイアッド:「(あれは…)」
こたGM:おしゃべりをしながら君たちの傍を歩いていく
こたGM:A「しかしよぉ…鳥は何やってんだかなぁ」
こたGM:B「このまま来なかったら俺たちどうなっちまうんですかねぇ…」
カガヨイ:ちなみに這い蹲ってはいるけど、大きな袋は見えてしまっているのだ。今は茂みで見えづらくなってて助かったのだ。
こたGM:A「ちっ、不安でイライラするぜ… 戻って酒でも飲もうぜ!」
セイアッド:しっぽぶくろ大きいもんな…
こたGM:B「後退の時間だしな!そうしようぜ!」
セイアッド:「(……ふむ)」
こたGM:二人は門の方へと去っていきます
カガヨイ:後退回避ッ
こたGM:+3
セイアッド:「カガヨイ、君は鋭いな」言ったのを確認して話す
カガヨイ:「思わず隠れてしまったけど・・・村のニンゲンなのだ?」
セイアッド:「彼らは村の中でもあまり、上品とは言えないタイプだ」
カガヨイ:「上品・・・」
セイアッド:「もしかしたら今の状態の私を見て暴力をふるって来たかもしれん」
カガヨイ:「村のニンゲンは、セイアッドの仲間ではないのだ?」
セイアッド:「まあ、彼らぐらいには遅れは取らないだろうが… む」
セイアッド:「うーむ、今更のこのこ帰ってきて」
セイアッド:「どう思われるか… そこが問題と言ったところか 私は仲間のつもりさ、ずっとね」
セイアッド:「まあ、村長とオーバさんと、私の兄妹はその中でも特に信頼できるだろう」
カガヨイ:「ハグレモノというわけなのだな。でも群れに戻れば安心なのだ」
カガヨイ:「一人はあぶないのだ」
こたGM:彼らはそのまま門の前まで行きます
セイアッド:「ああ、今も君が居なかったら危なかったかもしれん ありがとう、カガヨイ」
カガヨイ:うわまだいた
こたGM:すると、同じタイミングで村の中から門の前に現れた二人がいます
セイアッド:何だまだ居るのか
こたGM:門が見えるってくらいだから、多少距離はあるからね
カガヨイ:「・・・」手を握り返して応える
こたGM:彼らとはもう十分距離はあるよ
カガヨイ:「別のニンゲンが出てきたのだ」
こたGM:判定をするまでもない。あれは君にとって大切な兄妹のような存在
セイアッド:「ふむ、誰だろうかなっと」
こたGM:ロイドとソレンヌだ
セイアッド:「……!」
こたGM: 
こたGM:ここで
こたGM:視点を交代しましょう
カガヨイ:おおー
セイアッド:おー
こたGM:時間は全く同タイミングです
こたGM: 
こたGM:「準備はいいか?ソレンヌ、薬は?ランタンの油は足したか?」
こたGM:「長めのロープも入れていおくからな」
こたGM:「少し重いけど、いざという時に役に立つから」
こたGM:「あとは・・ええと・・・」
こたGM:うろうろ
ソレンヌ:「もちろん準備万端整えておりますとも。ぬかりは無しです」
ソレンヌ:「もう、ロイドお兄様、もっとシャッキリして下さい」
こたGM:「何言ってるんだ、遊びに行くのとはわけが違うんだぞ?」
ソレンヌ:「私は大丈夫ですから。それに、お兄様がそんな様子だと、私まで不安になってしまいますよ」
こたGM:A「おーおー、村の入り口でいちゃつくなよー」
こたGM:B「森で遊ぶなら日がくれるまでに帰るんだぞー」
こたGM:「なっ!ち、ちがいますよ!!」
ソレンヌ:「ええ。私達ももう立派な大人です。遊ぶために森に行ったりするわけないじゃないですか、もう」
こたGM:わっはっは!と笑いながらAとBは村に入っていきます
こたGM:「…出発するか」
ソレンヌ:「ええ、行きましょう。足元はぬかるんでは居ないみたいですけど、ちょっと気をつけていきましょうね」
こたGM:二人は門を出て歩き始めます
こたGM:ここで、ソレンヌは判定をしてみましょう
こたGM:▼感応判定 目標値『9』
ソレンヌ:感応の能力値ボーナスは4ですね。
こたGM:うむうむ
こたGM:2d6+4で判定ですな
ソレンヌ:2d6+4>=9 感応判定
MonotoneMusium : (2D6+4>=9) → 3[1,2]+4 → 7 → 失敗

こたGM:2d6+3 感応判定
MonotoneMusium : (2D6+3) → 6[1,5]+3 → 9

こたGM:2d6+3>=9
MonotoneMusium : (2D6+3>=9) → 10[4,6]+3 → 13 → 成功

こたGM:「…?」
こたGM:「ソレンヌ、なんか変な匂いがしないか?」
ソレンヌ:うーん、《返し縫い》で振り直しも出来ますが、ロイド兄様が成功しているのであればやめておきましょうか。
ソレンヌ:「…ですからロイドお兄様も今朝みたいな怪我をしないように注意してくださいと言っているんです。無茶ばっかりしているとセイ兄様のこと笑えなく…え?」
こたGM:▼知覚判定 目標『8』 で振ってみましょう
ソレンヌ:「…ん、確かに、そう言われてみると、何だか」
ソレンヌ:2d6+3>=8 知覚判定
MonotoneMusium : (2D6+3>=8) → 5[1,4]+3 → 8 → 成功

こたGM:君は、ロイドから言われて、どこからか強い匂いがすることに気付く。
こたGM:それは、過去にセイアッドが村の入り口で保護された時に嗅いだ匂いだった。
こたGM:村の辺りでは取れない、特別な薬草の匂いだったことを覚えている。
こたGM:「この匂いどこかで…」
ソレンヌ:「これは……あの時の」
こたGM:「あの時…?」
ソレンヌ:「確か、森の奥の方で取れる、珍しい薬草の匂い…セイアッド兄様が、村の前で倒れていた時の」
カガヨイ:茂みから飛び出すのだ!!
こたGM:「あの時か… しかしなぜここで」
こたGM:「!」
セイアッド:「あっ」
セイアッド:それを追って飛び出そう
こたGM:とっさに剣を構える
カガヨイ:「ニンゲン・・・」
セイアッド:「こら、急に出ていっては驚かせてしまうぞ…っと…」
こたGM:「何者だ!」
こたGM:「…」
こたGM:「お前… セイアッドか…?」
セイアッド:「ロイド…」
カガヨイ:「カガヨイはカガヨイなのだ。それと・・・」
ソレンヌ:「…まさか、セイ兄様!?」
カガヨイ:パッと笑顔になる
セイアッド:「ああ、私だ…」
カガヨイ:「ほら見ろセイアッド!! カガヨイの言ったとおりなのだ!!」


セイアッド:「そうか、わかってくれるか… そうか…!」
ソレンヌ:近づいていって顔とかペタペタと触る
セイアッド:「こんなザマでも、わたしとわかってくれてうれし… なんだなんだ」
こたGM:剣を下ろすが、カガヨイを一応警戒する


セイアッド:「あ、余り障るものじゃない」
ソレンヌ:「本当にセイ兄様なんですね…でも、兄様、あちこち擦りむいてるじゃないですか!」
カガヨイ:無防備でセイアッドを見ている
こたGM:「元気にしていたか…セイ。また会えてうれしいぞ」
セイアッド:「ん? ああ、ちょっとかじられたりしたのかもしれない」
こたGM:「再会を喜ぶためにも、その隣の子を紹介してくれないか」警戒しながら
カガヨイ:「セイアッドは、その擦り傷どころではなかったのだ。カガヨイがスゴイクサイクサを使って治した」
セイアッド:「だが安心しろ、こちらのカガヨイが私を助けて、治療までしてくれた」
カガヨイ:「・・・あ」
ソレンヌ:「齧られるのはちょっととは言いません!どうして何時もそう無茶をするのですか!」
カガヨイ:「え、えと・・・今夜は月がよく見えるといいですのだ・・・?」
セイアッド:「今の私にとっては、『ちょっと』なのさ」木になりかけた手をポケットから抜いて見せる
ソレンヌ:「…はっ。すみません、カガヨイさん、ですか。兄がご迷惑をおかけしたようで…」
セイアッド:「ともかく、彼女はカガヨイ」
カガヨイ:「これからカガヨイたちは山へ行くつもりで・・・えと」
こたGM:「恩人だったか…これは失礼した」剣を納める
ソレンヌ:「…山へ?」
セイアッド:「うむ」
カガヨイ:「・・・セイアッド、未来の話だけでは紹介がしにくいのだ」
セイアッド:「スピーネルに関していろいろすべきことがあってな」
カガヨイ:「これからのカガヨイのことはカガヨイにはわからないのだ」
ソレンヌ:「スピーネルの…そうですか」
こたGM:「君は《其達》のようだが、セイアッドと同行しているのか」
セイアッド:「ふむ…」
こたGM:「スピーネルだって?」
ソレンヌ:「で、あれば、これは神の思し召しかも知れませんね」
セイアッド:「自分の過去に関して、話してはいけないというわけではない」
カガヨイ:「そうなのだ。カガヨイはニンゲンを食べるのは趣味ではないのだ」
セイアッド:「君が何を思い立ってここに来たかを紹介するのはどうだろうか」>カガヨイ
こたGM:「ああ、セイが一緒なら心強い」
ソレンヌ:「ねえ、セイ兄様?折角ですし、みんなで一緒に行きませんか?セイ兄様に聞きたいこともたくあんありますし」
カガヨイ:「カガヨイは山へ行く途中にセイアッドが倒れているのを拾ったのだ」
こたGM:「セイお前…またなのか」
セイアッド:「妖精に久方ぶりに騙されてしまって… ねむりケ池の水をつい飲まされてしまった」


ソレンヌ:「…はあ。そそっかしいところは全く変わってないんですね」
カガヨイ:「カガヨイはニンゲンに用があるのだ。ちょうど良いので拾ってここまで来たのだ」
こたGM:「人間に?」
セイアッド:「うむ… そういえばそこらへんの詳細はまだ聞いていなかったな」
カガヨイ:「滅んだ一族の長が言っていたのだ。ニンゲンには近づくなと。お互いに害してはならないと」
セイアッド:「トモダチになりたいというのは聞いたが」
カガヨイ:「でもきっとそれは逆に、仲良くなるのなら問題ないのだ!!」
カガヨイ:「カガヨイは頭がいいのでそこに気付いたのだ」
カガヨイ:「でも村はこのままでは多分危ないのだ」
こたGM:「…」
セイアッド:「うむ、スピーネルが来ていないのだったな?」
ソレンヌ:「村が、危ない。ですか?」
ソレンヌ:「…それは」
カガヨイ:「そうなのだ。森の妖精たちもざわついていたのだ」
こたGM:「やはりスピーネルに何かあった可能性が高いわけだな」
ソレンヌ:「ええ。そのとおりです。スピーネルは現れず、山の方で《ほつれ》が見つかったとも聞いています」
こたGM:「俺たちも今から山へ入って調査するつもりだったんだ」
セイアッド:「ふむ…」
カガヨイ:「ニンゲンが山に行くのは危険なのだ。カガヨイは森に慣れているのだ」
ソレンヌ:「それなら、森に慣れているカガヨイさんに案内してもらえば、人間でも危なくないんじゃないでしょうか」
ソレンヌ:「ね?」
カガヨイ:「フフン。各地のヌシの縄張りくらいは避けて通れるから役に立つのだ」
カガヨイ:でも森メールには勝てないのだ
こたGM:「それに、友達になりたいと言っていたね?」
カガヨイ:森ロール
カガヨイ:「?」
ソレンヌ:森メールとは
こたGM:「この村の人たちは、其達とも普段から関わりが深い」
こたGM:「今はスピーネルの件でピリピリしているが、解決すればきっと仲良くできるだろう」
こたGM:「どうか、協力してくれると助かる」
カガヨイ:「それはいいことを聞いたのだ!! ロイドといったか、ありがとうなのだ!!」
ソレンヌ:「そうですね。それに」
ソレンヌ:「私は今からでも、お友達になりたいと思っていますよ」
ソレンヌ:「何せセイ兄様を助けてくれた恩人ですから!」
こたGM:「そうだね」
カガヨイ:「やったのだーこれで3人もトモダチになったのだー」
ソレンヌ:「…と、私ったら。自己紹介がまだでしたね」
ソレンヌ:「私はソレンヌ=ブレネセル。ロイド兄様とセイアッド兄様とは同じ施設で育った兄妹みたいなものなんです」
セイアッド:「どっちがそそっかしいんだか…」
カガヨイ:「やっぱりそうなのだ!! ロイドもソレンヌも、セイアッドと似た匂いがするのだ」
セイアッド:「そんなに似ているのか」
カガヨイ:「あ、草とか花の匂いではなく、兄弟の匂いなのだ」
こたGM:「ふ、面白い表現だが 嬉しいよ」
こたGM:さて、
こたGM:続きは話しながら進むことにしましょうか
セイアッド:「ああ、そうだな」
カガヨイ:「同じ一族の匂いなのだ。すごく安心するヤツなのだ」
ソレンヌ:「ええ。遠く離れても、そう言った物が残っているというのは、嬉は無しです」
こたGM:さて、
こたGM:続きは話しながら進むことにしましょうか
セイアッド:了解だ
ソレンヌ:はい
カガヨイ:のだのだ!!
こたGM:再会を喜んだ一行は、スピーネルの現状を知るために森山へと進みます
こたGM: 
こたGM:【【BGM:暗い森】】
こたGM:●シーン6:賢人
こたGM:シーンプレイヤー:全員
こたGM: 


こたGM:『輝く灰の山』とは言えども、そこは昼なお暗い常闇森の中。
こたGM:辺りを包むものが『闇』なのか『黒』なのか…はたまた『失った』のか。
こたGM:そこは、無機質な叡智を望まぬ《其達》達のテリトリー。
こたGM: 
こたGM:君たちは、無色の光で辺りを照らすランタンを片手に
こたGM:険しい森山の道を歩いていた。
こたGM: 
こたGM:「ソレンヌ、足元の段差が大きい。ほら、手を出して」
ソレンヌ:「ありがとうございます、ロイド兄様」
こたGM:「軽いなぁ… もっとしっかり食べないと駄目だぞ」
セイアッド:「ふむ、カガヨイ 運んであげよう」それを見てなんとなくカガヨイをしなる腕で持ち上げる
ソレンヌ:「ご心配なく。今回のお弁当はしっかり用意してきましたから」
カガヨイ:本体はそれこそ幼女なので軽いのだ
カガヨイ:でも後ろの袋がすごく重いのだ
セイアッド:「…(尻尾の重量が凄まじいな)」
こたGM:「セイ、その体 その…大丈夫なのか」
セイアッド:「ん? ああ… 呪いはずいぶんと進んでしまったな」
カガヨイ:森には慣れているので自力も使って段差を越える
セイアッド:「まあ、しばらくは大丈夫だろう」
セイアッド:「もとより覚悟の上で、村をでたんだ」
こたGM:「そうか…」
カガヨイ:「ニンゲンは村から離れればそうなるのだ」
こたGM:「俺たちで力になれることがあれば何でも言えよ」
ソレンヌ:「森の呪い…でも、呪いが進んでも、セイ兄様はセイ兄様のまま、帰ってきてくれたのですから」
セイアッド:「私のまま…か…」
ソレンヌ:「それだけでも、私は嬉しいですよ」
ソレンヌ:「…まあ、そそっかしさは少し直して帰ってきてほしかったですが」
セイアッド:「ふふ、国が滅んだ敗残の身だが、そう思ってくれるならありがたい」
こたGM:「砂の国の件は残念だったが… こういってはあれだが、俺は嬉しいよ」
こたGM:「お前が帰ってきてくれたことが」
ソレンヌ:「…そうですね」
セイアッド:「本当は帰る気はなかったんだがな… 呪いを持ち帰ることになるし…」
セイアッド:「…だが、どうしても来る必要があった」
セイアッド:「…来てしまった以上、お前たちは絶対に守ってみせよう」
セイアッド:「戦いは任せてくれ」
こたGM:「おいおい、それはないだろう」
こたGM:「一緒に戦おう 俺たちで、守ろうな」
こたGM:ちらっとソレンヌを見る
セイアッド:「…ああ」
ソレンヌ:「___はぁ。お兄様達」
ソレンヌ:「先程も言いましたが、無茶はしないで下さいよ」
セイアッド:「__何年かぶりに言うが妹よ」
セイアッド:「約束は、できない」
ソレンヌ:グッ、拳を握る
セイアッド:「しても破る約束は私はしない主義でな…ってオイオイ」
こたGM:「ふふっ このやり取りをまた見れる日が来るとはな…」
こたGM: 
ソレンヌ:「どうやら、セイ兄様は後でゆっくりお話する必要がありそうですね」
こたGM:森に入ってから大きさの差はあれど、そこかしこに《ほつれ》が見える
こたGM:ここで
こたGM:▼知覚判定 目標値『12』(カガヨイは目標値『10』)
カガヨイ:2d+4>=10 知覚判定
MonotoneMusium : (2D6+4>=10) → 8[3,5]+4 → 12 → 成功

セイアッド:2d6+2
MonotoneMusium : (2D6+2) → 5[2,3]+2 → 7

ソレンヌ:2d6+3>=12 知覚判定
MonotoneMusium : (2D6+3>=12) → 6[1,5]+3 → 9 → 失敗

セイアッド:1がついて回る
こたGM:【【BGM:暗い森】】
こたGM:成功はカガヨイだけかな
セイアッド:その模様だ
こたGM:ではカガヨイは気付きます
こたGM:木々の奥に、ちらちらと光るものが見えるのに気付く
こたGM:あれはおそらく妖精たちだ こっちのことを覗き見ているらしい
カガヨイ:「アレは妖精たちなのだ」指差す
妖精:「うわっ目が合ったのよ!」
セイアッド:「ん… 本当だ、こちらを見ているようだな」
妖精:「にげろー」
カガヨイ:「凶暴なのとは違うけど、注意した方が・・・あっ」
妖精:「全然賢人じゃないじゃん!ただの猿じゃん!」
妖精:「誰だよ嘘ついたのー!」
セイアッド:「なにか仕掛けてくるつもりだったのかな?」
カガヨイ:「逃がさないのだー!!」
ソレンヌ:「妖精、ですか…いたずら好きだと聞きますが」
妖精:妖精たちは蜘蛛の子を散らすように逃げていきます
カガヨイ:「カガヨイはサルじゃないのだー!!」
セイアッド:「さる? って… カガヨイ!?」
こたGM:追いかけるなら判定してみましょうか
カガヨイ:わざと間違えて怒ることで目的を聞き出すキッカケにしているのだー
カガヨイ:よしこいなのだ
セイアッド:それについて追っかけてきたいな
こたGM:▼肉体判定 目標値『12』
こたGM:難易度は高いぞー
ソレンヌ:「え、ちょっとカガヨイさん、セイ兄様!?」
カガヨイ:2d+4>=12 肉体判定
MonotoneMusium : (2D6+4>=12) → 8[2,6]+4 → 12 → 成功

カガヨイ:フンッ
セイアッド:2d6+4>=12 肉体
MonotoneMusium : (2D6+4>=12) → 5[1,4]+4 → 9 → 失敗

セイアッド:強い
こたGM:つよい
妖精:「むぎゅう」
カガヨイ:常闇森にて其達は最強・・・なのだ
妖精:一匹捕獲されました
妖精:「ひぃーころされるー」
セイアッド:「よくもまあこの藪道ですばやく動けるものだ」遅れて追いつく
カガヨイ:幼い体格に不釣合いな大きさの鉤爪で押さえ込む
セイアッド:「…あまり乱暴は良くないぞ」
こたGM:「急にどうしたんだ?」
カガヨイ:「サルなんか探して何をするつもりなのだー?」
セイアッド:「妖精だ、今一人カガヨイが捕獲した」
こたGM:「サルなんかいらないのよー」
カガヨイ:「このニンゲン達にいたずらするつもりなら、カガヨイが許さないのだー」
妖精:「友達が『森の賢人』がいたっていうから見に来ただけなのよ!」
カガヨイ:「えっサルじゃないのだ?」
セイアッド:「森の賢人…?」
カガヨイ:「もりのけんじん・・・?」
妖精:「でも人違いなのよ。ただの人だったのよー」
妖精:「この森山に住んでいて、とっても物知りなんだ」
カガヨイ:「もりのけんじんってのはなんなのだ?」
妖精:「いろんな話をしてくれるけど、つまんないからまったく覚えてないのよ」
カガヨイ:「それはすごいのだ!! ほつれのことも知ってるかも知れないのだ」
ソレンヌ:「森の賢人…ロイド兄様、聞いたことあります?」
セイアッド:「ほう、カガヨイのように知に興味がある其達なのだろうか」
妖精:「この先の崖に小屋があるけど、いつも留守でつまんないのよ」
カガヨイ:「妖精には賢人の話は理解できないのだー」
こたGM:「いや、俺は聞いたことがないな…」
カガヨイ:「あっあの小屋ってそういうのだったのだな・・・」
妖精:「もういいでしょ!はーなーしーてー」
セイアッド:「崖の小屋… ああ、あの小屋は… そうか、賢人のものだったのか」
カガヨイ:手を離す
妖精:ぼてっ
妖精:「うぐぐ、おぼえてろー!」ぴゅーー
ソレンヌ:「その小屋というの、カガヨイさんとセイ兄様は見たことがあるのですか?」
セイアッド:「飛べるか?」
セイアッド:「…元気なようだ、よかった」
カガヨイ:「おとといきやがるのだー。あっ過去はダメなのだ。また明日なのだー」
セイアッド:「ああ、と言っても子供の時の話だ、カガヨイのほうが詳しいだろう」
カガヨイ:「カガヨイも崖に小屋があるってことしか知らないのだ」
こたGM:「この近くにあるらしいが…行ってみようか」
セイアッド:「うむ、賢人というくらいだ、知恵を貸してもらえれば」
カガヨイ:「賢人に会えたら何かヒントが聞けるかも知れないのだ」
セイアッド:「問題の解決に近づけるかもしれない」
カガヨイ:「いつも留守って言ってたけど・・・運がよければいるかも知れないのだ」
ソレンヌ:「そうですね。森の奥に居るという方、どんな方か気になりますし」
こたGM:「よし、決まりだな」
こたGM:「…雲が出てきた。急ごう」
カガヨイ:「じゃあ崖まで案内するのだ」
こたGM: 
セイアッド:「…ん」
こたGM:ここでシーンが切り替わります
カガヨイ:暗転
こたGM:【【BGM:雨と足音】】
こたGM: 
こたGM:●シーン7:知るということ
こたGM:シーンプレイヤー:全員


こたGM:雨が降り出した…
こたGM:妖精たちの言う通り、道は岩肌に沿うように続いているが、
こたGM:幅2mほどの道の左手は多少傾斜のある崖だ。高さは7m位だろうか…
こたGM: 
セイアッド:「…皆、入るといい」両腕を葉の茂る樹腕に変える
こたGM:「ここを進むのか…」
カガヨイ:「飴で滑りやすくなっているのだ」
カガヨイ:雨
こたGM:ソレンヌを内側に入れる
セイアッド:「結構細いな、もし不安ならしがみついてくれ」
セイアッド:「落っこちても私がクッションになる」
ソレンヌ:「もう、またそんな事を言って…」
こたGM:切り立った崖の小道を慎重に進む
こたGM:ここで、これから同時に発生する2つの判定があります
こたGM:どちらか好きな方にだけ参加できます。
こたGM:①▼社会判定 目標値『10』
カガヨイ:「クッションならカガヨイの尻尾の方がボヨンボヨンなのだ~」
セイアッド:ほほう
こたGM:②▼感応判定 目標値『11』
こたGM:お好きな方をどうぞ
セイアッド:感応3 社会2
セイアッド:どっち選んでも難易度が一緒だな
カガヨイ:これはまた運動系の判定とは思えない能力なのだ
ソレンヌ:感応4 社会3ですね。私もどっちでも難易度同じです。
カガヨイ:社会が3で感応が5なので難しいでいくのだ
カガヨイ:2d+5>=11 感応判定
MonotoneMusium : (2D6+5>=11) → 3[1,2]+5 → 8 → 失敗

こたGM:?
カガヨイ:あんこさん
セイアッド:Oh
ソレンヌ:人のせいにしない!
セイアッド:社会やってみっか…
セイアッド:2d6+2>=10 社会
MonotoneMusium : (2D6+2>=10) → 9[3,6]+2 → 11 → 成功

こたGM:good
ソレンヌ:《返し縫い》で振り直してもらうことは可能です?
セイアッド:ほっ
こたGM:ちなみにどちらも一人成功で効果が出ます
こたGM:どんな演出かに寄りますね
こたGM:ロイド君がいるので
こたGM:気にしないなら使えますよ
ソレンヌ:ああ、兄様は私が紡ぎ手だと知らないのでしたね。
こたGM:ええ
ソレンヌ:そうですね。まずは自分で振ってから考えましょうか。
セイアッド:あんこさんか…
ソレンヌ:2d6+4>=11 感応判定
MonotoneMusium : (2D6+4>=11) → 12[6,6]+4 → 16 → 自動成功

こたGM:あんこさん
セイアッド:何ッ!!!!
カガヨイ:うっわ
ソレンヌ:なにか言いました?
カガヨイ:あんこさん
セイアッド:あんこさん
ソレンヌ:何よ
セイアッド:化けているな?
こたGM:さ、さてと
こたGM:ほら、演出しますよ
セイアッド:はい
こたGM:まずは1の成功です
こたGM:セイアッドは、左手の崖下の森の中に、小さな小屋のようなものを見つける
こたGM:煙突からわずかに煙が出ているね
セイアッド:「…!」
こたGM:そして同時に
こたGM:2の結果です
こたGM:ソレンヌは
こたGM:右手の崖から足元に、ぱらぱらと小石が転がってきたことに気付く
ソレンヌ:「…?これは…!」
セイアッド:「あちらに小屋が見える」
ソレンヌ:ハッとして上の方を見ますが
カガヨイ:どちらも気付かない
こたGM:パラパラパラッ
こたGM:次の瞬間…!
セイアッド:「そうだ、あの位置だ… 懐かしいな」
こたGM:上から大きな瓦礫が落ちてくる!!
セイアッド:「ん? どうした?」
ソレンヌ:「お兄様!カガヨイさん!上です!」
こたGM:▼回避判定 目標値『12』(誰かが②判定に成功→目標値『9』)
セイアッド:「ぐ!」
こたGM:「なっ…!?」
セイアッド:庇うみたいな
カガヨイ:「?」
セイアッド:誰を庇うんだい
セイアッド:庇うみたいな判定ありましたっけ…!
セイアッド:おっと
ソレンヌ:クリティカルでボーナスとかつかないですかね…?
こたGM:ふむ…
ソレンヌ:セイ兄様が、二人…!?
カガヨイ:くるのだソレンヌ!!
セイアッド:分身だと…!
こたGM:クリティカルをしたのはソレンヌか セイアッドは同時にべつのことに集中していたので
こたGM:動いていい可能性があるのは カガヨイだな
カガヨイ:ウロウロ
こたGM:ではカガヨイのみに許可しましょう ただし、庇った場合自動命中です
カガヨイ:でもちょっとボーナスついたくらいでは、カガヨイの回避は0なのだ
カガヨイ:尻尾が重くてとろい
こたGM:カガヨイが誰かのカバーに入る という動作のみ差し込みOKにします
セイアッド:ふむ、ならばとりあえず回避振ってみるか
カガヨイ:なるほど。回避を捨てているかわりにカガヨイはこう見えて丈夫なのだ
こたGM:いやカバー先の選択が先
セイアッド:アッハイ
カガヨイ:一般人のロイドか、仲のいいセイアッドか、二人に守られているソレンヌか・・・
カガヨイ:ここはソレンヌにするのだ
こたGM:了解です
カガヨイ:「むっ任せるのだ!!」
こたGM:ではセイアッドは回避判定OKです
セイアッド:「カガヨイ! …く、すまない!」
セイアッド:2d6+3>=9 回避
MonotoneMusium : (2D6+3>=9) → 6[1,5]+3 → 9 → 成功

ソレンヌ:ありがたいですが…
こたGM:ダメージは物理属性 1d6+6
セイアッド:脚さばきは頼りないが、振ってくる瓦礫を枝葉でいなす
こたGM:(ダメージ計算はP166ね
カガヨイ:物理にも3種類あるのだ
こたGM:装備品が無ければ上記のダメージが素通しになります
こたGM:『殴』ですね
カガヨイ:1d+6 殴ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+6) → 5[5]+6 → 11

カガヨイ:オボボボボボ
こたGM:でかい
ソレンヌ:ダメージ大きい!
カガヨイ:でも通ったのは3点のみ。カガヨイの尻尾は筋肉の塊なのだ
セイアッド:硬い
こたGM:1d6
MonotoneMusium : (1D6) → 1

こたGM:う
カガヨイ:こう見えて実は魔法戦士の盾タイプなのだ
こたGM:君たちは何とか瓦礫をいなした
こたGM:しかし…
こたGM:がらっ
こたGM:「えっ…」
セイアッド:「!」
セイアッド:全員をとっさに
セイアッド:樹で包み込む
こたGM:瓦礫を回避して、横に踏み込んだロイドの足元が
こたGM:崩れ落ちる
こたGM:セイアッドの木はすんでで届かず…
ソレンヌ:「…ロイド兄様ッ!」
こたGM:「うわああああああああぁぁぁぁぁ」
セイアッド:「ロイドーッ!!!」
こたGM:途中の木に緩衝されながらも、崖下まで滑り落ちてしまう
カガヨイ:追いかけるのだ
セイアッド:同じく、すぐ飛び降りよう
こたGM:《紡ぎ手》である君達なら問題ないでしょう
カガヨイ:えっ待って
カガヨイ:崖の上には岩を落としたヤツがいるかも知れないのだ
カガヨイ:セイアッドは待ってるのだ
セイアッド:何だと
カガヨイ:かも知れない、なのだ
こたGM:ソレンヌが見たかぎりでは、人影はなかったように見えたね
こたGM:かもしれないだが。
カガヨイ:なーんだ
セイアッド:人命救助が最優先だ
セイアッド:駆け下りは続行するよ
こたGM:了解です
カガヨイ:飛び降りるのだ
ソレンヌ:では、私も飛び降りましょう。その辺りの木とか岩に糸を引っ掛けながら降りていきます
こたGM:君たちは、難なく下までたどり着く
こたGM:そこには、ロイドが力無く横たわっている
こたGM:足が変な方向に曲がってしまっているね
セイアッド:自身を木で包み無理やり転がり落ちていく
こたGM:「ぐ… うぅ…」
セイアッド:「! ロイド!」
こたGM:朦朧としているが、かろうじて意識はあるようだ
カガヨイ:「泉の方まで戻らないと、スゴイクサイクサはないのだ・・・」
セイアッド:「しっかりしろ!」
セイアッド:「あの草でもここまでの骨折では厳しいだろう」
こたGM:「…無事、か み、んな…」
カガヨイ:「添え木になるものを持って来るのだ」タッ
セイアッド:「馬鹿! 喋るな!」
ソレンヌ:「ロイド兄様…今、手当をしますから、安静に…!」
セイアッド:「頼む、ソレンヌ」
こたGM:全身からの出血がひどい 
セイアッド:「く、ひどい傷だ・・・」
ソレンヌ:手持ちの道具で止血して、後は…
カガヨイ:あったよ、棒が!!
セイアッド:でかした!
ソレンヌ:《慈母の祈り》で傷を塞ぐことができるかどうか
こたGM:使いますか?
ソレンヌ:はい。村長から、僧侶としての教育も受けていますからね。
ソレンヌ:裁縫師としての特技でもないですし、何よりロイド兄様の危機です。迷う必要などありません。
こたGM:了解しました
ソレンヌ:「…神よ。お願いします。どうかロイド兄様の怪我をお癒やしください」
セイアッド:「……ソレンヌ、その力…」
こたGM:「ソ、レンヌ… お前…まさか…」
ソレンヌ:3d6 回復
MonotoneMusium : (3D6) → 8[1,2,5] → 8

こたGM:ロイドの傷は、暖かな光に包まれてみるみるふさがっていきます
カガヨイ:「わあ、すごいのだー」
こたGM:意識が緩み、ロイドは気を失ってしまいます
ソレンヌ:「…これで、ひとまずは大丈夫そうですね」
セイアッド:「癒やしの力… お前、一体いつ…」
セイアッド:「…! いや、気絶しただけか」
こたGM:すぅ…  すぅ…
セイアッド:「ああ…」
カガヨイ:「痛みが引いていれば、傷の処置はできたのだ。あとは安静にしないと・・・」
ソレンヌ:「お兄様が出ていった暫く後くらいです。余り口外するものでもないので、黙っていましたが」
カガヨイ:「これから山を歩いたりは・・・できないのだ」
こたGM:【降り出した…】
セイアッド:「そうか… お前も、大変だったのだな」
セイアッド:「…賢人に小屋に入れてもらえないか、聞いてくる」
こたGM:雨が強くなってきた…
セイアッド:「ここからすぐ近くのはずだ、小屋から煙が出ていたから居るだろう」
カガヨイ:「カガヨイはロイドを運ぶのだ」
セイアッド:「雨まで強まってきたな」
ソレンヌ:「いえいえ、正直、こんな力あってもなくても同じだと思っていたくらいです。でも、ロイド兄様を助けられたなら、この力も悪くはないですね」
こたGM:セイアッドは位置を確認していましたね すぐ傍だとわかります
セイアッド:「…気をつけろよ、異端刈りに見つかったら… ひどい目にあうからな」
カガヨイ:肉体4で持ち上げる
セイアッド:では皆を雨から護りつつ、小屋に先導する
ソレンヌ:「ええ。でも聖職者の中にも、癒やしの力を使える方もいるそうですよ?」
こたGM:君たちは、降りしきる雨の中 小さな小屋までたどり着く
セイアッド:「相当な高位のものならな…」
こたGM:窓からは明かり漏れ、煙突からは煙が出ているね
ソレンヌ:「それに、異端刈りも村の方までは入っては来ませんから」
カガヨイ:「ソレンヌは見た目どおりの聖女なのだー」
セイアッド:「お前も俺のことを言ってられんからな、本当に!」
セイアッド:「…いや今はロイドだ」
セイアッド:ノックして声をかけよう
セイアッド:「もし、居られますか!」
こたGM:すると、動く気配がして
こたGM:ゆっくりと、扉が開く
賢人:「…誰かね」
カガヨイ:ゴリラじゃねーか
セイアッド:「…旅のものです」
セイアッド:「仲間が一人、崖から転げ落ちてしまって、重症なのです」
セイアッド:「しばし手当のため、中に入れてはいただけないでしょうか」
セイアッド:動ずること無く、話す
賢人:ゴリラはちらりと後ろを見ると、背負われたロイドを確認して
賢人:「…入りなさい」
賢人:君達を中に招き入れます
セイアッド:「ありがとうございます!」
カガヨイ:ゴリラと喋ってるのだ・・・
賢人:【【BGM:月を狩る熊】】


セイアッド:ちょっと毛深いだけさ
賢人:「そこのベッドを使いなさい」
ソレンヌ:妖精も居ますし、其達もいるのですから。これくらいは普通なのでしょう
ソレンヌ:「ありがとうございます…あの、すみません。ご迷惑をおかけしてしまって」
賢人:ゴリラは優しく微笑むと、君達によく乾いた大きな布を渡してくれる
ソレンヌ:ゴリラって言い切った!
賢人:「さっきの大きな音は崖崩れかと思ったが、事故だったようですね」
賢人:「…見たところ外傷は”もう”無いようですが」
カガヨイ:「・・・」
セイアッド:「上のがけを進んでいたところ、崩れてきてしまって…」
ソレンヌ:「ええ、岩が上から落ちてきて…」
セイアッド:「…」ソレンヌの方を見る
賢人:「災難でしたね」
賢人:暖かいミルクを淹れてくれます
セイアッド:「何から何まで、すみません」
カガヨイ:「ありがとうなのだ」
セイアッド:うっかり枝を入れそうになるも、気付いて口にカップを持っていく
賢人:「森は厳しい場所ですが、皆助け合って生きているのです」
ソレンヌ:「ありがとうございます。いただきます」
カガヨイ:「森の賢人は優しい大猿だったのだ・・・」
カガヨイ:あれ、やっぱりサルなのだ・・・?
セイアッド:「ああ、それもお聞きしたかった」
セイアッド:「貴方が、妖精たちが噂していた、『賢人』どの… でよいのでしょうか」
賢人:「自称してはいませんが、おそらくは」
カガヨイ:「なら知ってるいるはずなのだ!! この山で何が起こっているのかを!!」
カガヨイ:「ニンゲンたちがこのままでは困ってしまうのだ」
賢人:「ふぅむ、それを聞きに来たのですか」
セイアッド:「…このような形で押しかけることになってしまいましたが」
セイアッド:「当初はそのつもりでした」
賢人:「なぜ人が集落を離れこのような山深くに、と気になっていたところです」
賢人:「なるほど」
賢人:「…」
賢人:「不躾ですが、皆さん 《紡ぎ手》ですね?」
カガヨイ:「賢人だけどそれは知らないのだ・・・?」
ソレンヌ:「賢人殿、ならご存知なのでしょうか。山に出来たというほつれのこと、それに、スピーネルのことを」
賢人:「警戒する必要はありませんよ。…私もそうですから」
ソレンヌ:「…ええ、仰る通りです」
カガヨイ:「そうなのだ!! カガヨイはそこらの其達とは違うのだ!!」
セイアッド:「…私は、御標を頂いただけの、呪われです」
カガヨイ:「ええーっ!? ゴリラも!?」
セイアッド:「こら、失礼だぞ」
賢人:「わかりました。では解決のために力になりましょう」
カガヨイ:もごもご
賢人:「うっほっほ!よく言われます」
賢人:「ゴリラに似てるって」
カガヨイ:似てるだけなのだ・・・?
セイアッド:「(そういう其達というわけではないのか・・?)」
賢人:「とはいっても、私はここに引きこもる隠者のようなもの」
ソレンヌ:「(其達の外見は千差万別ですからね…)」
賢人:「あくまで推測と、過去の知識を合わせた助言しかできませんがね」
賢人:「さて…」
賢人:「まず、私がスピーネルについて知る知識ですが」
賢人:「あの鳥は一羽に付き一個の卵しか産まないということ」
賢人:「雛が大きくなる夏頃になると親鳥はどこかへ飛び去っていくということ」
賢人:「他には…雛一羽が収まる小さな巣を、自分の羽毛をたっぷり使って作ること」
賢人:「子供のことが何よりも優先する傾向があり、学術の栄えた町では『家族愛』の象徴ともされる」
賢人:「他にも、羽には異形化してしまったものに色を取り戻すとも言われていて
賢人:「貴族の間では、自分と共に鮮やかな未来を作って欲しいというニュアンスで、恋人に贈ったりも」
賢人:「…かと手を取り合い、新しい色を作っていくという感傷は万別ですが…」
賢人:「私は好ましいと思いますね」
賢人: 
カガヨイ:「家族愛・・・異形化をなおす・・・恋人に贈る・・・」
セイアッド:「…ふむ、雛の巣を… 幾枚か貰えればいいのだが… いや」
カガヨイ:「とても縁起の良い鳥なのだ!!」
賢人:「まだ親鳥が飛び去ったのは見ていないので、山の巣にいるのではないかと予想します」
セイアッド:「…なるほど」
カガヨイ:それは貴重な情報なのだ!!
ソレンヌ:「そうですね。村では救済の象徴ですし、羽もとてもきれいなのですよ」
セイアッド:「卵を生むのに苦労しているのだろうか」
賢人:「例年であれば、もう巣を離れている頃なのですがね」
セイアッド:「…そういえば …社交界でかつて見たな、羽飾りを送って求婚していた」
カガヨイ:「美しいものはその本質も美しいのだ。セイアッドの花が美しいのはそういうことなのだ」
ソレンヌ:「…やはり、何かあったのでしょうか」
セイアッド:「ありがとう …カガヨイのその髪、いや牙か? それも美しいよ」
カガヨイ:「へへへ」
ソレンヌ:「…セイ兄様は居なかったのですか?そういう、羽飾りを送るようなお相手は」
セイアッド:「私を引き取ってくれた貴族は私をかわいがってくれたとは言え」
カガヨイ:「あとは巣へいってみればわかるのだ!!」
セイアッド:「私は異形だ… …送っても、不幸にしかできない」
賢人:「…」
賢人:「今夜の雨は明け方やむでしょう」
賢人:【降り出した…】
賢人:「今夜はここにお泊まりなさい。看病もあるでしょうし」
セイアッド:「感謝します、何かできることがあれば言ってください」
セイアッド:「私は月橘の異形、大雨でも平気ですから」
賢人:「うっほっほ!こう見えて私は医者なのです。彼のことはお任せなさい」
賢人:「ええ、何かあればお願いしましょう」
カガヨイ:「それはとても助かるのだ」
ソレンヌ:「まぁ!お医者様だったのですか。それはありがたいです」
カガヨイ:「きっとスゴイクサイクサについてもカガヨイより詳しいのだ」
セイアッド:「…雨でいい加減流れたかな、あの臭いは…」
カガヨイ:三日はとれないのだ
セイアッド:流れてなかった…
賢人:「奥の部屋にもソファがあいています。私のサイズなので皆さんならゆっくり横になれるでしょう」
カガヨイ:「山での用が済んだらきっとお礼をしに来るのだ」
こたGM:さて…
こたGM:ここでシーンは終わりになります
こたGM:最後に… 少しだけ幕間を…
こたGM:【【BGM:OFF】】
こたGM:●シーン8:二人の少女
こたGM:シーンプレイヤー:ソレンヌ・カガヨイ
こたGM: 


こたGM:静かな森のさざめきだけが聴こえる夜。
こたGM:空を見上げると、細い雨雲の隙間を縫って、
こたGM:大きな月が、真っ白な光をしんしんと降らせている。
こたGM: 
こたGM:カガヨイは、小屋の軒先にある小さなベンチに座って
こたGM:今まで幾度も見上げたであろうその月を
こたGM:静かに、ただ静かにその瞳に映していた…
こたGM: 
こたGM:ふと、小屋の戸が開く音がする
こたGM:小振りな毛布を片手に、ベンチの傍に歩いてきたのは、ソレンヌだった。
こたGM:【【BGM:雨が映し出す物語】】
ソレンヌ:「___あ、いたいた。カガヨイさん、この時間に外に出て寒くないですか?」
カガヨイ:「ソレンヌなのだ。カガヨイはいつも森にいるから寒くないのだ」
カガヨイ:「カガヨイも月浴びをするのだ?」
カガヨイ:「ニンゲンはあんまり月浴びをしないと聞いていたので意外なのだー」
ソレンヌ:「月浴び、ですか?」
カガヨイ:「そうなのだ。月の光を浴びるととっても気持ちいいのだ」
ソレンヌ:「なるほど、日光浴みたいなものでしょうか」
ソレンヌ:「確かに、雨も止んで、お月さまがキレイに見えていますね…」
カガヨイ:「常闇森の其達にとってはお日様はちょっと眩しすぎるのだ」
カガヨイ:「真っ白になっちゃうのだ~」
ソレンヌ:「ふふ、それはちょっと困っちゃいますね」
カガヨイ:「へへへ」
ソレンヌ:「…そうだ。まだちゃんとお礼、言ってなかったですね」
カガヨイ:「?」
ソレンヌ:「さっきの崖の時、庇ってもらって、ありがとうございました……それに、セイ兄様のことも」
カガヨイ:「ソレンヌはセイアッドもロイドも守りたいと思ってたのだ。トモダチのカガヨイも同じことをするのが、トモダチなのだ」
カガヨイ:「セイアッドを助けたのも、トモダチになりたいからなのだ」
ソレンヌ:「…ありがとう。カガヨイさんは、すごく良い人ですね」
カガヨイ:「だから、トモダチになってくれたから、おあいこなのだ」
カガヨイ:「ヒトじゃないのだ!!」
ソレンヌ:「あ、ごめんなさい。良い其達・・・でいいのかな」
カガヨイ:「へへへ・・・でもそんなソレンヌもとても良いヒトなのだ」
カガヨイ:「3人はみんな良いヒトなのだ。兄弟はとても憧れるのだ」
ソレンヌ:「カガヨイさんは…その、居なかったの?兄弟みたいな関係の誰か」
カガヨイ:「カガヨイと同じ種族のモノたちは、カガヨイを除いてみんな滅んでしまったのだ」
カガヨイ:「文字を書いて、物語を綴る変なモノたちだったのだけど・・・」
ソレンヌ:「…あ、ごめんなさい。私、知らなくて…」
カガヨイ:「?」
カガヨイ:「ソレンヌは何も悪いことしてないのだ?」
ソレンヌ:「…そう、だね。でも、やっぱりごめんなさい」
ソレンヌ:「…私も、ね。小さい頃に、親が居なくなっちゃったらしくて」
ソレンヌ:「お兄様たちと一緒に育ったから、寂しくはなかったけど、やっぱり、親のこと思い出すと、ちょっとだけ、悲しくなるから」
カガヨイ:「それは、ダメなのだ!!」
カガヨイ:「セイアッドが言っていたのだ。ニンゲンの村では過去の話はするなって」
カガヨイ:「ソレンヌ。話すなら、ロイドとセイアッドの話にしてほしいのだ」
ソレンヌ:「セイ兄様、そんなこと言ってたんだ…」
カガヨイ:「兄弟の話、聞かせて」
ソレンヌ:「兄弟の話、ですか」
カガヨイ:「ふたりともソレンヌにとても優しいのだ。きっとソレンヌのことが大好きなのだ」
ソレンヌ:「ふふ、二人とも、昔からずっと一緒に育ってきたから」
ソレンヌ:「セイ兄様は、途中で貴族の子供になるって村を離れていたけれど」
ソレンヌ:「こうやって戻ってきてくれて、また3人で話せる日が来るなんて」
ソレンヌ:「___でも、セイ兄様は相変わらずですね」
カガヨイ:「?」
カガヨイ:「あっ」
カガヨイ:「昔も森に来て怪我をしていたのだ!!」
ソレンヌ:「?ええ、そうです。昔も森に入って、大怪我をして…」
カガヨイ:「じゃあロイドも昔からあんな感じなのだ?」
ソレンヌ:「そう、ですね。ロイド兄様は昔から私達みんなに優しくて」
ソレンヌ:「あ、でも、ロイド兄様もアレで結構、昔セイ正兄様と一緒に無茶ばっかりしてたんですよ」
カガヨイ:「へへへ、やっぱり兄弟なのだ~」
ソレンヌ:「まったく、二人が帰ってこないので私がどれだけ心配したか…」
カガヨイ:「・・・」
カガヨイ:兄たちの話をするソレンヌの横顔を見てわかるのだ
カガヨイ:二人がソレンヌを大好きなように、ソレンヌもきっと二人を大切に思っているのだ
ソレンヌ:「・・・カガヨイさん?私の顔に何かついてますか?」
カガヨイ:「ついてないのだ!!」
ソレンヌ:「そうですか?…ともかく、セイ兄様は危なっかしいんですから、カガヨイさんもちゃんと見ていてあげてくださいね」
カガヨイ:「ただ、兄弟の話を聞いているとカガヨイも嬉しくなっちゃっただけなのだ」
ソレンヌ:「…そう、ですか」 ちょっとうれしそうに微笑む
こたGM:雨の上がった静かな夜。
こたGM:深い森の中で語られた、二人の少女の小さな胸の内
こたGM:それは 白い月の光に溶けて消えるのだった
こたGM: 
こたGM:【【BGM:OFF】】
こたGM:【【BGM:旅の途中】】
こたGM:さて
こたGM:今宵も、モノトーンに彩られた一幕の物語に、お付き合いいただきまして
こたGM:ありがとうございました
セイアッド:お疲れ様です
こたGM:みなさん、お疲れ様でした!
カガヨイ:また見てほしいのだ!! のだのだ!!
ソレンヌ:お疲れ様でした



こたGM:【【BGM:月を狩る熊】】
カガヨイ:のだだー!!
セイアッド:今日も元気だな
こたGM:こんばんはー 皆さんお元気ですね
ソレンヌ:こんばんは。もちろん元気ですとも
カガヨイ:セイアッドと会える日は元気に決まってるのだ
セイアッド:一晩暖かい場所で雨風をしのげたのは大きい
こたGM:前回は、ロイドさんが崖から落ちてしまったり ゴリ…森の賢人に出会ったりといろいろありましたが
セイアッド:…なかなか、殺し文句だな 無意識だろうけど
セイアッド:いいごり・・・・賢人だった
こたGM:何とか大事なく一晩雨をしのげたようです
こたGM:それでは、今宵も始めていきましょう
カガヨイ:合理的ゴリ
こたGM:よろしくお願いしますー
カガヨイ:宜しく頼むのだ!!
ソレンヌ:よろしくお願いしますね
セイアッド:よろしくな
こたGM: 
こたGM:窓の外からは小鳥のさえずりが聞こえ、柔らかな朝日が差し込んでいる
こたGM:君たちは目を覚まし、窓を開けると、雨の香りを残した爽やかな風が入ってくる
こたGM:時刻は6時頃のようだ リビングからは湯を沸かすケトルの音が聞こえているね
セイアッド:「いい朝だな」
セイアッド:「…ロイドは… まだ目覚めていないか…」
こたGM:ロイドさんは傷の手当てを受けていますがまだ目覚めていないようです
こたGM:となりのベッドで寝ていますね
ソレンヌ:「ん…おはようございます。セイ兄様」
ソレンヌ:「カガヨイさんも」
セイアッド:「おはよう、ソレンヌ、カガヨイ …よく眠れたか?」
セイアッド:「夜中どこかへでかけていたようだが」
カガヨイ:「おはようさんなのだ~。むにゃむにゃ」
ソレンヌ:「ええ。ちょっと月浴びに」
セイアッド:「そうか… 風流なものだ」
こたGM:入り口の木戸がぎぃっと開いて
賢人:「おや、目が覚めたかい」
カガヨイ:「ゴ・・・賢人様、おはようなのだ」
賢人:「少しは休めたかね?」
セイアッド:「賢人殿 おはようございます」
ソレンヌ:「おはようございます。賢人様」
セイアッド:「おかげでとても良く」
賢人:「ああ、おはよう みな元気そうで何よりだ」
セイアッド:「…ただロイドは…まだ…」
セイアッド:「これからどうしたものか」
セイアッド:「できうる限り早くスピーネルの羽根を手に入れたいところだが…」
賢人:「時期に目を覚ますだろうが、傷が消えても体力の消耗は激しい。もう少し休ませていくべきだね」
カガヨイ:「人間にとって大怪我なのだ。そうすぐ治るものでもないのだ。カガヨイたち3人だけで先に行くしか・・・」
賢人:「まぁまずはゆっくり考えることだ。今から食事の支度をするから、待っていてくれたまえ」
セイアッド:「…先行するか、回復を待つか… うーむ」
ソレンヌ:「…ええ。ロイド兄様を置いていくのも心配ですが、このまま無理をさせるのも…」
セイアッド:「「ただ怒るぞ、置いてかれたのに気づいたら…」」
カガヨイ:「寝てる間に解決していれば、ロイドにとって嬉しいはずなのだ!!」
賢人:ゴ 賢人は片手に持った新鮮そうな野菜をもって キッチンへ向かいます
カガヨイ:「そうなのだ・・・?」
セイアッド:「あいつは負けず嫌いでな」
カガヨイ:「ゴ・・・賢人様と一緒ならきっと安全なのだ」
セイアッド:「俺が森に入って行けば必ず一緒になって競争したものだ」
ソレンヌ:「ええ。そうして二人共迷子になったんでしたね」
セイアッド:「……そうだったか?」
セイアッド:目をそらす
ソレンヌ:「そうでしたとも」
ソレンヌ:ジトーっとした目で見る
セイアッド:「…あれはあくまで男と男の勝負であって… 最終的に無事だったし…」
カガヨイ:なにかメモを取っている
カガヨイ:「ふむふむ・・・ニンゲンのことがまたひとつわかったのだ」
セイアッド:「おっとカガヨイ、何を記録しているんだ?」
セイアッド:風向きが悪いので違う話題に逃げる
ソレンヌ:「…まったく。家で待つ方の身にもなってください。心配したんですから」
カガヨイ:「マケズギライ・・・というものを覚えたのだ!! マケズギライはマイゴになるのだ」
セイアッド:「…ふうむ… 因果関係は…あるようなないような」
カガヨイ:「でもソレンヌを困らせるのは悪いことなのだ。マケズギライは悪いのだ」
セイアッド:「…わかった、反省するよ… 何年後しかわからんが済まなかった、ソレンヌ」
カガヨイ:「セイアッドもマケズギライなのだ」
セイアッド:「俺が…? いやいやそんなことはないだろう」
ソレンヌ:「ふふ、いえ。良いんですよ。さっきはああ言いましたけど、それも含めてのお兄様たちですから」
ソレンヌ:「…お兄様…自覚なかったんですね…」
セイアッド:「…お前は、変わっていくなあ ソレンヌ」
カガヨイ:「ソレンヌはマイゴは困るけど、でもロイドとセイアッドはマケズギライでもいいのだ・・・? よくわからくなったのだ」
セイアッド:「昔は涙をこらえてギャンギャン喚いていたのに 今はずいぶんとおしとやかになった」
セイアッド:「カガヨイならきっといつかわかるだろう」
ソレンヌ:「ふふ。もう14ですからね」
セイアッド:「多分その難しいものは …友達を作れば作るほど、きっと分かるのも早くなる」
ソレンヌ:「ええ。カガヨイさんにも、きっとすぐにわかりますよ」
カガヨイ:「???」
賢人:「はっはっは、君たちは本当に仲が良いのだね」 ゴ賢人が、パンとハムと、野菜のスープを持って戻ってくる
カガヨイ:ゴ賢人
賢人:「うちがこんなに賑やかなのは久しぶりだよ」
ソレンヌ:「あ、すみません。騒がしくしてしまって」
セイアッド:「あっ、すみません お手伝いもせずに…」
賢人:「客人が気を遣うものではない。さぁしっかり食べなさい」
カガヨイ:「ありがたくいただくのだ!!」
セイアッド:「ありがとうございます… では、いただきます」
ソレンヌ:「はい。いただきます」
セイアッド:「熱ッ…」またスープに根っこを漬けそうになる
セイアッド:「しばらく食器を使ってなかったせいでついついやってしまうな… でも、うん… 美味しい…」
カガヨイ:「家のモノを家の人が提供するのを邪魔するのは失礼なのだ。カガヨイ達は出されたものを美味しく頂くのが礼儀なのだムシャムシャ」
賢人:「うちにあるものはすべて山の恵みだよ。神鳥スピーネルの加護の元、豊かないい山だからね」
賢人:ゴけん人は、少し寂しそうに窓の外を見る
カガヨイ:「そうだったのだ。スピーネルなのだ!!」
カガヨイ:ゴけん人
セイアッド:「…どうかなさいましたか?」
セイアッド:「やはり何か、気がかりなことが?」
ソレンヌ:「ええ。この山はスピーネルのご加護で成り立っている。昔から、そう聞いてきました」
カガヨイ:ゴ加護
賢人:「君達も道中でみてきただろうが、この山にも《ほつれ》が現れていてね」
賢人:「歪んだ御標の兆候…どこに現れたものなのかははっきりしていないが…」
賢人:「森のいきものたちにも変化がうかがえるんだ」
賢人:「異形化の兆候が見えるものもいる…」
セイアッド:「なんと…」
ソレンヌ:「異形化…」
セイアッド:「この森にまで…」
カガヨイ:「・・・」
賢人:「日中はかなりの範囲を見回っているが、山頂に近づくほど敵性が強い気がするのだよ」
賢人:「疑いたくはないが、やはりスピーネルに何かあったのかもしれんな…」
セイアッド:「…神鳥の異常か… やはり、急を要するようだな」
ソレンヌ:「神鳥に一体何があったのか…私達は、それを確かめないといけません」
カガヨイ:「やっぱり、急いでいく必要があるのだ」
セイアッド:「…賢人様、ロイドを申し訳ありませんがしばらくここで診てやってもらえませんか」
賢人:「ああ、それは構わんが…」
ソレンヌ:「!セイ兄様…」
ソレンヌ:ちょっと複雑そうな表情をする。
セイアッド:「後で殴られるかもしれんが、それは私が引き受けるよ」
カガヨイ:「ロイドはマケズギライなのだ。でもロイドはこのまま行けば死ぬのだ」
セイアッド:「…形振りかまっていられない事態だしな」
カガヨイ:「スピーネルの恵みがなければ、ゆっくりだけど村のみんなも森の妖精もみんな死ぬのだ」
ソレンヌ:「…そう、ですね。ロイド兄様はここで休んでおいていただいたほうが良い。それは、わかっています」
セイアッド:「…ソレンヌ」
カガヨイ:「ロイドを置いていくのが、誰も死なないで済む方法かも知れないのだ」
セイアッド:「お前の気持ちはわかっている だが…カガヨイの言うとおりだ」
セイアッド:「俺はお前たち二人の未来を願っている、だからこそ…」
セイアッド:「ロイドをここで死なせる訳にはいかない」
カガヨイ:「ソレンヌもここに残る方法もあるのだ」
セイアッド:「…ふむ、言われてみれば」
カガヨイ:「スピーネルはカガヨイとセイアッドで見つけてくるから、ソレンヌはここでロイドといてもいいのだ」
ソレンヌ:「…ええ。実は、ロイド兄様が治るまで、ここで看ていようか、悩んでいました」
ソレンヌ:「ですが。決めました」
ソレンヌ:「私は、セイ兄様達とスピーネルの探索に同行します」
セイアッド:「…いいのか?」
ソレンヌ:「お二人のお気持ちは嬉しいですが、私も使命を持ってここへ来た身です」
カガヨイ:「ゴ・・・賢人様に託すということは煮られても焼かれても文句は言えないのだ」
ソレンヌ:「…それに、ロイド兄様はともかく、セイ兄様は放っておくと危なっかしいですから」
セイアッド:「本人がいる前でなんてことを…」
セイアッド:「…信用がないな…」
カガヨイ:プフフ
セイアッド:「私は今や斬られた程度では死なないのだぞ?」
セイアッド:「あっこら笑うな!」
ソレンヌ:「そうですか?妖精に引っ掛けられて居眠りしてたって聴きましたけど…聞き間違いだったんでしょうか」
セイアッド:「う」
カガヨイ:「ぐっすりと寝かされていたのだ。カガヨイがいなかったら危なかったのだ」
セイアッド:「しばらく離れているうちに、眠りケ池のことなんてすっかり忘れてしまっていたんだ…」
セイアッド:「と、ともかくだ」
セイアッド:「…どうにか急がなくてはならなくなったんだ、早速準備して出発しよう」
賢人:「…話は分かった」
カガヨイ:「ダメなのだ。ちゃんと食べてからなのだ」
賢人:「彼の治療は任されよう」
ソレンヌ:「ありがとうございます賢人様、どうか。ロイド兄様をよろしくお願いします」
カガヨイ:ハムをハムハム
セイアッド:「ありがとうございます …出来るだけ早く戻ります」
賢人:「そうだ、一つだけ訊ねたいことがあったのだ」
セイアッド:「何でしょうか?」
賢人:ゴ賢人は、そういうと棚のうえからひとつのアイテムポーチを持ってくる
賢人:ぼろぼろに汚れて、所どこと破損しているね
カガヨイ:ゴ人
賢人:「これは君たちのものかね?」
カガヨイ:「?」
こたGM:▼見識判定 2d6+社会B 目標値『11』
ソレンヌ:「これは…?」
セイアッド:「む… ロイドのものか?」
セイアッド:2d6+2>=11
MonotoneMusium : (2D6+2>=11) → 3[1,2]+2 → 5 → 失敗

セイアッド:あっぶえぇ
カガヨイ:2D+3>=11 見識判定
MonotoneMusium : (2D6+3>=11) → 2[1,1]+3 → 5 → 自動失敗

こたGM:w
ソレンヌ:2d6+3>=11 見識判定
MonotoneMusium : (2D6+3>=11) → 7[3,4]+3 → 10 → 失敗

セイアッド:草
カガヨイ:あばばばば
ソレンヌ:ええ…
セイアッド:お位全員駄目じゃねーか
こたGM:ではソレンヌがぎりぎりアウト位なので…
カガヨイ:ポーチにモザイクがかかってるレベルなのだ
こたGM:ソレンヌは、それが近くの国で扱われてるデザインのように思えた
こたGM:詳細は不明
ソレンヌ:返し縫いってこのタイミングで使えるんでしょうか
こたGM:ん
こたGM:ありにしましょう
セイアッド:おおっ
ソレンヌ:ではラウンド1回の振り直しですね。
こたGM:本来なら戦闘用かもしれませんが、フレーバーでみせていこう
こたGM:ロイドもいないしね
ソレンヌ:ファンブルしたカガヨイさんを対象にしましょう。
カガヨイ:およ
こたGM:では、カガヨイは今の判定を振り直しが可能になります
セイアッド:振り直しのようだな
ソレンヌ:MPを減らしておきますね。
カガヨイ:頭が縫われる・・・!!
カガヨイ:2D+3>=11 見識判定
MonotoneMusium : (2D6+3>=11) → 9[4,5]+3 → 12 → 成功

こたGM:fpp!!
セイアッド:やるぅ!!
カガヨイ:ドヤァ・・・
ソレンヌ:世界の理を縫い直すそうですよ
ソレンヌ:流石です!
セイアッド:カガヨイの頭は世界の理だった…?
こたGM:一瞬ぽやんとしていたカガヨイブレインですが
こたGM:じっとそれを見るうちに一つのことが思い当たります
カガヨイ:キリッ
セイアッド:「(すごい目で見ている…)」
カガヨイ:「それはカガヨイのモノではないのだ。でも見たことがあるのだ」
こたGM:それは常闇森のそばにいある国《商いの国》で使われる、冒険者や商人ようのアイテムポーチですね
セイアッド:「ほう、すごいな」
こたGM:この辺りでは、それこそ迷い込んだりしなければ見かけません
カガヨイ:「森の外の人間たちが使っているものなのだ。それが森の中に入ってくることは滅多にないのだが・・・」
賢人:「ほほう…」
ソレンヌ:「森の外、ですか…?この森に外の人が?」
カガヨイ:「あそこのニンゲンは森の中に、商売になるモノがないとわかってるのだ。それしか興味がないのだ。だから入ってこないのだ」
賢人:「先日パトロール中に山の中腹で拾ったのだよ。辺りに人間は見かけなかったが…」
賢人:「まだどこかにいるのだろうか」
セイアッド:「迷い込んでしまったのか…」
セイアッド:「その人のことも探してみよう」
カガヨイ:「待つのだ・・・もしかして、商売の匂いを嗅ぎつけたのなら入ってくるかも知れないのだ」
ソレンヌ:「そうですね。土地勘のない方が森の中にいては危ないですし」
カガヨイ:「それにスゴイクサイクサやみんなの村のことが知られたら、商売をしようと思うかも知れないのだ」
セイアッド:「この森で商売… まさかスピーネルの羽根ではあるまいな…」
カガヨイ:「森の外のニンゲンには気をつけるのだ」
カガヨイ:「!!」
セイアッド:「あの草の治療力と香りも高く売れるやもしれんが」
セイアッド:「この森で最も勝ちがあるとすればスピーネルだろう」
セイアッド:「人の欲は… いかなる尊いものも穢していく」
セイアッド:「勿論皆そうではないにしろな… ただ、このポーチの持ち主は…」
ソレンヌ:「決めつけるのは早いと思いますが…もしそう言った目的で入ってきた人がいるのなら」
ソレンヌ:「良からぬことを考えている可能性もある、ということですね」
カガヨイ:「確かめてみるのだ。もし予想が当たっていれば、これから向かう方角にいるはずなのだ」
セイアッド:「救助にせよ、凶行をとめるにせよ」
セイアッド:「向かわねばわからんしな」
セイアッド:「…もしかしたら、傷病人をもう一人担ぎ込む可能性があります その時は申し訳ありませんがよろしくお願いします」>ゴリラへ
カガヨイ:ゴ人
賢人:「わかった。そちらもすまないが調査をお願いしよう」
セイアッド:ゴ賢
ソレンヌ:「賢人様も、もし、この森で迷っている方を見かけましたら、申し訳ありませんが助けてあげてください」
カガヨイ:ちなみにポーチの中はからなのだ?
賢人:「スピーネルはこの近隣の生命線だ。何かあったら大事になるのでな」
セイアッド:そういえば確認していなかったな
賢人:「もちろんだよ」
セイアッド:「そういえば… ポーチは空ですか?」
賢人:「ポーチの中は割れた回復薬だけだったよ」
カガヨイ:スピーネル捕獲計画の指令書とかが入ってたら蛮族並みにわかりやすかったのだ
賢人:「荷物がこれだけということはないだろうし、まだ持ち歩いているのかもしれないね」
カガヨイ:「森はニンゲンを拒むのだ。危険があるのは承知のようなのだ」
セイアッド:「しかし、その壊れようだ、我々と同じように崖崩れにもあったか」
セイアッド:「獣にでも襲われ慌てたか…」
カガヨイ:「妖精に眠らされたり・・・?」
賢人:「スピーネルはあまり多くの卵を生まないという噂もある。絶対数も少ない」
賢人:「親鳥はもちろん、卵も無事だといいのだが」
セイアッド:「私のことを見ながら言うんじゃない」>カガヨイ
賢人:「密猟者が居たりするようならば、君達も注意して欲しい」
セイアッド:「…少なくとも、そのような卑怯な輩には負ける身体ではありません ご安心を」
ソレンヌ:「ええ、肝に銘じます」
カガヨイ:「けちょんけちょんにするのだ!!」
こたGM:そんな話をし終えたころ 食事も終わり ほっと一息つく
賢人:「さて…私は彼の具合を見てこよう」
セイアッド:「…ソレンヌも見てくるといい、しばしの別れにはなる」
賢人:「彼を残していくのならば、君達もそろそろ出発した方がいいだろう」
賢人:その位の時間はあります
カガヨイ:こっそり後ろから見ているのだ。さあソレンヌどうぞなのだ
ソレンヌ:別にこっそりするようなことはしませんよ?
カガヨイ:ささ、ほれほれ
こたGM:ロイドは隣の部屋のベッドでまだ眠っています
セイアッド:サホーレ
ソレンヌ:「何言ってるんですか。セイ兄様も一緒に来てください」
ソレンヌ:ぐいっ
こたGM:傷はほぼ癒えていますが、時折何かにうなされる様に苦しげな表情を浮かべます
セイアッド:「うっ、ああいった異常合わせる顔が…うわわ」
セイアッド:以上
セイアッド:「ロイド…」
ソレンヌ:「…ロイドお兄様」
セイアッド:「私のせいかもしれない…」
カガヨイ:少し後ろで見ているのだ
こたGM:「…っ」
セイアッド:「私は、異形… 心はまだ正常とは言え、あまり、人と関わるべきではない」
ソレンヌ:ロイド兄様の手を握って、少し目を伏せる
ソレンヌ:「ロイド兄様、すみません。少し、出かけてきます。兄様は怒るかもしれないけれど」
こたGM:すると、ゆっくりと呼吸は落ち着いていき 表情も柔らかくなっていく
ソレンヌ:「お役目を果たして、必ず戻ってきますから。それに…」
ソレンヌ:「…後ろでこんなコト言ってる人を、放って置くなんて出来ないって、ロイド兄様もきっと分かってくれると思うから」
セイアッド:「…お前たちにこんな姿を見られたくなくて、村を出たのに」
セイアッド:「結局は…また面倒をかけている… 済まないな」
セイアッド:「かならず、ソレンヌとカガヨイは無事に帰す」
ソレンヌ:「何言ってるんですか今更。そんなの、子供の頃から変わっていません」
セイアッド:「それまでしばし待っていてくれ、ロイド…」
ソレンヌ:「セイ兄様も、です。そうじゃないとロイド兄様怒りますから」
セイアッド:「…だがもう、子供じゃない」
セイアッド:「…そう、だな」
セイアッド:「…そろそろ行くか」
ソレンヌ:「…ええ。行ってきます。ロイド兄様」
カガヨイ:神妙な面持ちをしながらもメモをしているのだ
ソレンヌ:手を離して、額に手を当てて、
ソレンヌ:少しだけ髪を梳いて、立ち上がる。
セイアッド:居心地悪そうに、踵を返して力ない歩みで部屋の外に先に出る
ソレンヌ:「行きましょう。スピーネルを、探さなければ」
賢人:ゴリ賢人は、二人の様子を優しく見守り 見送ります
セイアッド:「ああ、必ず… 今の私には… それだけが希望だ」
賢人:「気をつけて行くのだよ」
カガヨイ:「ゴ人も世話になったのだ。美味しかったのだ」
賢人:「聡き其達よ。山のために力を貸してくれることに感謝する」
ソレンヌ:「いいえ賢人様。私達も、山から恵みを頂く者ですから、お互い様です」
カガヨイ:「其達も他人事ではないのだ」ふんすふんす
こたGM:では
こたGM:君たちは賢人の小屋を出て、再び山の高所へと向かうことになります
こたGM:【【BGM:暗い森】】


こたGM:雨が上がり、ひんやりとした空気を纏う
セイアッド:「…ここまで奥に来るのは、流石に初めてかもしれん」
セイアッド:「…いや、一度来たときに死にかけたのだったか」
こたGM:静かでありながら、生き物の息吹を感じさせる山道を進んでいく
カガヨイ:「山の高いところはそれにあった生態系があるのだ。もっと高くまでいくと、生き物も草木も入れ替わってくるのだ」
カガヨイ:「低いところにいる其達もあんまりここまではこないのだ」
セイアッド:「…ふうむ… カガヨイは賢いな」
ソレンヌ:「そうですね。村の者たちでも、普段近寄ることはめったにないでしょうし」
セイアッド:素直に知識に感心する
カガヨイ:「へへへ」
こたGM:…20分ほど進んだ頃だろうか
こたGM:▼判定 2d6+感応B 目標値『11』
カガヨイ:2d6+5>=11 感応は得意なのだ!!
MonotoneMusium : (2D6+5>=11) → 10[4,6]+5 → 15 → 成功

ソレンヌ:2d6+4>=11 感応
MonotoneMusium : (2D6+4>=11) → 7[1,6]+4 → 11 → 成功

こたGM:おお!
セイアッド:2d6+3 感応
MonotoneMusium : (2D6+3) → 8[4,4]+3 → 11

こたGM:素晴らしい
セイアッド:成功した
カガヨイ:さっきはなんだったのだ!!
ソレンヌ:今回は全員成功ですね
セイアッド:ポーチに興味がなさすぎる
こたGM:…さっきまでしていた、森の動物や鳥たちの声が全く聞こえなくなっている
ソレンヌ:きっとあれもほつれの影響…
セイアッド:おのれアリゾナのほつれ
セイアッド:「…? やけに静かだな」
カガヨイ:「これは・・・生態系の話とはちょっと違いそうなのだ」
ソレンヌ:茶飯のほつれでは?
ソレンヌ:「・・・本当ですね。どうしたんでしょう・・・?」
カガヨイ:「なにかいる」
こたGM:成功度の高いカガヨイには、なにか異質な気配がピリピリと肌を刺す


セイアッド:「なんだと…」
ソレンヌ:「え、なにか、って・・・」
カガヨイ:「普通じゃないのだ。大きい獣とか、ニンゲンとか、そういうんじゃなく・・・」
セイアッド:その言葉に手の木々を伸ばし備える
カガヨイ:大きな袖から爪を覗かせる
ソレンヌ:懐の縫い針に触れて感触を確かめる
こたGM:カガヨイが、視線を巡らせた先
こたGM:木々の奥…自然の生み出す闇の奥に 真っ赤な眼光が一組 君たちに向けられている
カガヨイ:「・・・多分“ほつれ”が近いのだ。いた!!」
セイアッド:「あれは…!」
こたGM:それは獣のような形ではあるが、気配は完全に…
こたGM:異形のそれだ


黒色狼:ぐるるるrrrrrrr
カガヨイ:セイアッドと同じ匂い・・・?
黒色狼:闇の中に溶け込むような、真っ黒の毛並みの狼
セイアッド:「…異形だ」
黒色狼:体中は傷だらけで、並みの狼の二廻りは大きい
ソレンヌ:「これは・・・強い、"ほつれ"を感じます」
黒色狼:ソレは、君達の何かを感じ取ったのか
カガヨイ:「こっちを見ているのだ。やり過ごすのはもう無理なのだ」
黒色狼:明らかな敵意を見せて、ゆっくりとゆっくりと歩み出してきた
セイアッド:「どちらにせよ、止めねば森を殺す」
黒色狼:アオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン!!!
ソレンヌ:「やるしか、ないのですか…」
ソレンヌ:(…こんな力、使うことはないと思っていたのに)
黒色狼:狼の高らかな遠吠えは、正常な獣なら畏怖するだろう
黒色狼:しかし、それに呼応するように現れたのは、同じく異質な姿をしたトリだった


灰色ミサゴ:バサバサバサッ
セイアッド:「…嫌ならば下がっていろ、私が片を付ける…!?」
セイアッド:「異形が2体も…!? どうなっているんだこの森は…!」
灰色ミサゴ:2体は獲物を狩る狩猟者のように、君達に襲い掛かってきた!!
灰色ミサゴ:ということで、戦闘です!
灰色ミサゴ:【【BGM:Love your enemies】】
こたGM:では、初めての戦闘を始めていきましょう
こたGM:流れとしては①セットアッププロセス ②イニシアティブプロセス ③メインプロセス
セイアッド:はーい
こたGM:これを繰り返していく形ですね
こたGM:ダブルクロスの経験者の方にはわかりやすいかもしれません
カガヨイ:ん!! 聞きなれた用語でわかりやすいのだ!!
こたGM:では、触れながら少しずつ慣れていきましょう!
ソレンヌ:FEAR系では聞き慣れた言葉ですね。
こたGM:まずはセットアッププロセス!
こたGM:この時点で使用するスキルのある方は宣言をしてね!
カガヨイ:ないのだ!!
セイアッド:死をもたらすもの そのシーン中、貴方が行うダメージロールに+2d6し、あらゆる防御修正に+3する
セイアッド:コストHP4!!
ソレンヌ:ないです
セイアッド:ビキビキと枝葉を鋭く尖らせて伸ばしていく
こたGM:では次へ!
こたGM:イニシアティブの速さにならって、順番にいきましょう!
こたGM:はじめは9の狼!
こたGM:マイナーで戦闘移動!接敵します
こたGM:カガヨイに向かっていきます!
こたGM:攻撃宣言!
カガヨイ:「来たのだ・・・其達の戦いを見せてやるのだ」
黒色狼:アオーーン!
黒色狼:2d6+6 命中判定 《噛み付き》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+6) → 6[2,4]+6 → 12

黒色狼:失礼みすです
黒色狼:攻撃宣言 《噛み付き》攻撃
黒色狼:次はカガヨイの回避判定です!
カガヨイ:2d6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6) → 10[4,6] → 10

カガヨイ:背中の袋を包む紐がほどけて巨大な下半身・・・蛇体が露わになる。
黒色狼:いくぞ!
黒色狼:《無慈悲なる一撃》1Lv/常時/自身/攻撃ダメージ+1D6
黒色狼:2d6+3 〈刺〉属性/物理+《無慈悲なる一撃》1Lv
MonotoneMusium : (2D6+3) → 6[1,5]+3 → 9

黒色狼:グアッ!
セイアッド:「(あの袋の中ああなっていたのか)」
カガヨイ:大蛇の頭部にカガヨイがぶら下がっているかのようなアンバランスさなのだ
セイアッド:ちょっと興味深く見てる
カガヨイ:<刺>の防御力は9なのだ
黒色狼:ガキンッ!!
ソレンヌ:(そうか…カガヨイさんは其達でしたね。忘れてました…) 下半身をみて
セイアッド:「…金属音? 甲冑を着込んでいるのか」
黒色狼:カガヨイの甲冑が狼の牙をはじき返す!
カガヨイ:硬い鱗は牙を通さない。あのキマリのように・・・
セイアッド:「いや違う、あれは鱗か」
カガヨイ:「このくらいならへっちゃらなのだ!! 次が来るのだ!!」
黒色狼:狼は跳ねるように後退すると、警戒色を強める
ソレンヌ:「カガヨイさん!大丈夫ですか!?」
こたGM:次はソレンヌさん!
ソレンヌ:そうですね…折角ですし、狼の方を狙ってみましょうか
ソレンヌ:オートアクションで紡ぎ目…は今回はやめておきましょう。
ソレンヌ:メジャーで《魔女の呪い》を使用。黒色狼を攻撃します。
ソレンヌ:2d6+8 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+8) → 10[4,6]+8 → 18

こたGM:術攻撃の回避には【抵抗】を使います
こたGM:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 5[1,4]+5 → 10

こたGM:GM抵抗失敗!
ソレンヌ:1d6+4 <縫>属性ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+4) → 6[6]+4 → 10

黒色狼:最大値!
ソレンヌ:「異形…でも、ここで躊躇ってはいられない!」
ソレンヌ:縫い針を取り出し、世界を縫い直す。
セイアッド:「ソレンヌ… その御印は… くっ…」
ソレンヌ:小さな歪んだ御標を作り出して、狼の異形化を加速させて身体を破壊する。異端の秘術、それを行使します。
黒色狼:狼は自分の歪みを内側から肥大化され
ソレンヌ:「…そうして、悪しき狼は自らの力に引きずられ、朽ちていきました。めでたしめでたし」
黒色狼:グギャアン!!
黒色狼:傷口から血を吹き出します
黒色狼:しかしまだ目には殺意が灯ったままです!
ソレンヌ:「…ごめんなさい」
黒色狼:では次、ミサゴの番です!
ソレンヌ:手番は終了です。
カガヨイ:「す、すごいのだ・・・これが裁縫師・・・」
灰色ミサゴ:ピィーーーッ
セイアッド:「凄まじいな…」
セイアッド:「…来るか!」
灰色ミサゴ:ミサゴも戦闘移動で前進します
灰色ミサゴ:目標は…セイアッド!
灰色ミサゴ:攻撃宣言 突撃攻撃!
灰色ミサゴ:2d6+6 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+6) → 8[2,6]+6 → 14

セイアッド:2d6+3 回避
MonotoneMusium : (2D6+3) → 7[2,5]+3 → 10

灰色ミサゴ:1d6+1 〈刺〉属性/物理
MonotoneMusium : (1D6+1) → 6[6]+1 → 7

セイアッド:刺は死をもたらすも者効果で防御5になっている!
セイアッド:「ッ! 効かん!」
セイアッド:メキメキと巨大化させた双腕で受ける
灰色ミサゴ:攻撃は通ったが、バシッと跳ね除けられる!
灰色ミサゴ:キー!
カガヨイ:カッコイイのだ
カガヨイ:なによ!?
こたGM:ふんずけおすぎです!
ソレンヌ:獣に襲われても大丈夫、と言っていたのは強がりではなかったのですね…
こたGM:次はセイアッドとカガヨイ!
セイアッド:どっち行く~?
セイアッド:では勢いに乗ったままセイアッドは
セイアッド:歪な爪マイナー そのシーン中、貴方の素手一つのデータを「命中:[LV-1]」「攻撃力:(斬)+クラスレベル+6」に変更する
セイアッド:コスト、HP3 レベル1
セイアッド:略奪者の牙 メジャー 対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
セイアッド:2d6+7 命中
MonotoneMusium : (2D6+7) → 7[3,4]+7 → 14

灰色ミサゴ:2d6+6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+6) → 6[1,5]+6 → 12

灰色ミサゴ:命中!
セイアッド:2d6+2+6+2d6 斬ダメージ!
MonotoneMusium : (2D6+2+6+2D6) → 5[2,3]+2+6+9[4,5] → 22

セイアッド:1d6
MonotoneMusium : (1D6) → 4

セイアッド:18店ですね
灰色ミサゴ:だいぶ進出しましたね
セイアッド:2d6 九州
MonotoneMusium : (2D6) → 10[5,5] → 10

ソレンヌ:南の方攻めてますね
カガヨイ:九州に18店舗出して・・・? 何が起こっているのだ?
灰色ミサゴ:ミサゴは一撃でボロボロです!
セイアッド:腕を改めて爪に変形し直して、突き刺しそこから生命力を吸い上げていく
灰色ミサゴ:外食産業の様なハングリーな店舗拡大が聞いていますね
セイアッド:「…uuuUUaaraaAA!!」
灰色ミサゴ:キー!
こたGM:最後はカガヨイさんです!
カガヨイ:ではカガヨイなのだ!!
カガヨイ:マイナーで《ワザワイモノ》を使用するのだ。禍をもたらす其達であることを表す特技なのだ
カガヨイ:これにより術攻撃と《不可思議な軌跡》による物理攻撃のダメージに+【感応】するのだ。つよいのだ
カガヨイ:そしてメジャーで《不可思議な軌跡》を使用して術操値によって命中判定を行うのだ
カガヨイ:黒色狼を対象に取って爪で殴るのだ~っ
カガヨイ:2d6+9 命中判定
MonotoneMusium : (2D6+9) → 5[1,4]+9 → 14

カガヨイ:大きな袖から禍々しい赤黒い大きな爪が飛び出て眼前を薙ぐのだ!!
黒色狼:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 9[4,5]+5 → 14

黒色狼:同値回避!
カガヨイ:《奇妙な関わり》!!
黒色狼:やはり来るか!
カガヨイ:その達成値を-2するのだ!!
黒色狼:回避達成値 12
黒色狼:回避失敗!
黒色狼:狼が飛びのこうとした瞬間、森の影にいた其達の仲間にこっそり妨害されます
カガヨイ:「カガヨイの爪から逃れようとしてもダメなのだ~」
黒色狼:身をよじるが…!
カガヨイ:んでダメージなのだ
セイアッド:「なにかいたような・・・」
黒色狼:爪は確実に狼を捉える!
カガヨイ:1d+14 <斬>属性物理ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+14) → 4[4]+14 → 18

黒色狼:これは…もう満身創痍です
黒色狼:完全に翻弄されていますね
カガヨイ:「カガヨイに睨まれると禍が起こるのだ」
黒色狼:グ…グルァ!!!!!
カガヨイ:これニンゲンにどう考えても見せていい姿じゃないのだ
こたGM:ここまでが1ラウンドになります
こたGM:【【BGM:旅の途中】】
セイアッド:前衛二人が人外PT
こたGM:さて、戦闘の途中ですが
ソレンヌ:まあでも剥離値はカガヨイさんが一番低いんですよね
こたGM:今日はここまでにしましょう いいお時間ですしね
こたGM:少しは戦闘の感触がつかめたでしょうか
カガヨイ:正しく其達してるだけなのだ
カガヨイ:大体モノトーンミュージアムのことがわかったのだ!!
セイアッド:やりやすくはあるな
こたGM:クライマックスを前に少し慣れておけば、きっと戦いやすくなりますからね
ソレンヌ:慣れてくると色々スキルの使い勝手も分かってきますね
カガヨイ:仲間が何ができるかも大事なのだ
こたGM:では旅の途中ではありますが 今宵はここまで みなさんお疲れ様でした
カガヨイ:カガヨイは硬い!! 重い!! 強い!! なのだ
セイアッド:お疲れ様
ソレンヌ:お疲れ様でした
カガヨイ:また見て星屑ロンリネスなのだ~



こたGM:【【BGM:Love your enemies】】
こたGM:こんばんは!皆さんお風邪など召していらっしゃいませんか?
カガヨイ:召してないのだ~
セイアッド:元気…かな
セイアッド:セットアップはない
セイアッド:もう使ったからな
こたGM:今回は戦闘の後半戦をしていきたいと思います
カガヨイ:カガヨイも第二ラウンドセットアップはなしなのだ!!
こたGM:それでは、早速始めていきましょう
ソレンヌ:私もありませんね
こたGM:2ラウンド目のセットアップです!
カガヨイ:エネミーもなければイニシアチブに突入なのだ!!
こたGM:それでは、何故か素早くなったセイアッド君からですね
ソレンヌ:不思議ですねえ
セイアッド:「ふぅ… 月橘は伸び終えた… ここからが本気だ」
セイアッド:略奪者の牙2/メジャー/HP2/対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
セイアッド:2d+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 12[6,6]+9 → 21

カガヨイ:ゼッコーチョーなのだ!!
セイアッド:ミサゴ
ソレンヌ:素晴らしいですわ、セイ兄様
灰色ミサゴ:「避けてみせる!」
セイアッド:メキメキと鋭い爪に変形させた樹腕を無造作に振り回す
セイアッド:「喋るのか…」
灰色ミサゴ:2d6+6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+6) → 10[4,6]+6 → 16

セイアッド:1d6+2d6+2+6 斬属性(歪な爪、死をもたらすもの、略奪者の牙)
MonotoneMusium : (1D6+2D6+2+6) → 3[3]+3[1,2]+2+6 → 14

灰色ミサゴ:「ちっ…」
セイアッド:2d6 回復
MonotoneMusium : (2D6) → 9[3,6] → 9

カガヨイ:まぁ不思議な森だし喋るゴリラもいるし、今更ではあるのだ
灰色ミサゴ:ミサゴの方もだいぶダメージが蓄積しているようです
セイアッド:「…」 受けた傷がどんどんと癒えていく
灰色ミサゴ:ミサゴは急旋回して
灰色ミサゴ:セイアッドに向かって急降下してくる!
セイアッド:「来るか…」
灰色ミサゴ:2d6+6 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+6) → 7[2,5]+6 → 13

セイアッド:2d+4 回避
MonotoneMusium : (2D6+4) → 10[5,5]+4 → 14

カガヨイ:ゴリティカル!! ゴ人のゴ加護なのだ!?
セイアッド:樹腕で軽くいなす
ソレンヌ:「セイ兄様…本当に、戦い慣れているのですね…」
セイアッド:ゴ賢人…
セイアッド:「…国を喪ってから、いろいろあった」
ソレンヌ:賢さは残してあげて
セイアッド:「だが、お前とロイドを守るためだ 何も辛くはないよ」
カガヨイ:どうせゴ人だって見てないところでドラミングやナックルウォークをしているのだ!!
カガヨイ:フンだって投げてるかも
賢人:糞は投げてないよ
カガヨイ:そっか・・・すまないのだ
賢人:わかればいいよ
こたGM:次はソレンヌの番です!
ソレンヌ:「___ですが、兄様。私も守られるだけの女ではありません。そうあるのは嫌だと…決めたのですから」
セイアッド:「ソレンヌ…」
ソレンヌ:メジャーで《魔女の呪い》。黒色狼に攻撃します
ソレンヌ:2d6+8 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+8) → 5[1,4]+8 → 13

黒色狼:2d6+5 抵抗判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 7[1,6]+5 → 12

ソレンヌ:1d6+4 〈縫〉ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+4) → 3[3]+4 → 7

黒色狼:狼の傷はさらに避け広がり、真っ黒な血が吹き上がる
黒色狼:這う這うの体ですがまだ目は死んでいない…
黒色狼:グルルルルル・・・・
カガヨイ:「普通の狼ならとっくに・・・やっぱり只者じゃないのだ」
セイアッド:「…異形の末路だ 血は穢れ、意思を無くしたケダモノだ」
ソレンヌ:「___苦しめるのは、本意ではないです。でも…っ」
セイアッド:「…心を痛める必要はない、倒すことがアレらにとっての開放だ」
黒色狼:狼は漆黒の血をまき散らしながら
黒色狼:身を躍らせて、カガヨイに襲い掛かる!
黒色狼:2d6+6 命中判定 《噛み付き》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+6) → 7[1,6]+6 → 13

カガヨイ:2D6 回避
MonotoneMusium : (2D6) → 4[1,3] → 4

カガヨイ:・・・
黒色狼:《憤怒の一撃》/Dロール/自身/ダメージロール+8D6
黒色狼:10d+3 〈刺〉属性/物理+《無慈悲なる一撃》1Lv+《憤怒の一撃》
MonotoneMusium : (10D6+3) → 33[1,2,2,2,3,4,4,5,5,5]+3 → 36

セイアッド:「あの攻撃は…!」
黒色狼:致命の一撃だ!!
セイアッド:「カガヨイ!」
ソレンヌ:「カガヨイさん!?」
カガヨイ:<刺>の防御力は9だから27ダメージ・・・残りHPは15だったのでこれはやばいのだ!!
カガヨイ:逸脱能力の《偽りの不死》を使用するのだ!!
カガヨイ:剥離値を+2して蘇るのだ!!
カガヨイ:狼の一撃によって硬い鱗も割られた・・・と見えた瞬間、そのままカガヨイの体ごとまっぷたつになるのだ
カガヨイ:そして中から新しいつやつやの肌をしたカガヨイが現れるのだ
セイアッド:「………!?」
セイアッド:「!」
ソレンヌ:「カ、カガヨイさんが真っ二つに……え?」
灰色ミサゴ:「なんだと!」
セイアッド:あられもない姿だということに気づき後ろを向く
カガヨイ:「カガヨイの一族は不死身なのだ。死ぬ代わりに皮を脱いで新しく生まれるのだ」
セイアッド:「ふ、服を早く着てくれ」
こたGM:初めての逸脱!
こたGM:さて…
カガヨイ:「?」
こたGM:剥離値が2以上の上昇があったカガヨイさん
こたGM:あなたには、"兆候"が表れます
カガヨイ:兆候表を振るのだ
カガヨイ:ちなみに超好評とか変換されてなんかゴキゲンな感じだったのだ
カガヨイ:OT
MonotoneMusium : 兆候表(7) → 【現在の喪失】
現在持っているパートナーをひとつ喪失する。

カガヨイ:なぁぁぁにぃぃぃぃぃ!?
セイアッド:そうか…
ソレンヌ:精神が拒絶反応…
こたGM:これは・・・ロール的に大きなものを引きましたね
カガヨイ:ヒロイン戦争に負けてしまうのだ!!
こたGM:完全のロスとしてしまうとシナリオに影響が出てしまうので
こたGM:パートナーとの繋がりになっていたものの思い出を一つ失う くらいにしましょう
こたGM:見ると何かあったような気がする てきな
こたGM:戦闘中に決めないといけないものではないですので
こたGM:決まったらロールとして挟んでいってもらいましょう
カガヨイ:むむむ、なにか上手く逆手に取れるような上手いのを考えておきたいところなのだ・・・
こたGM:それでは戦闘を継続しましょう
カガヨイ:気を取り直して反撃なのだ!!
こたGM:次はカガヨイ←New の番です
カガヨイ:マイナーで《ワザワイモノ》とメジャーで《不可思議な軌跡》のコンボなのだ!!
カガヨイ:2D+9 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+9) → 5[2,3]+9 → 14

黒色狼:2d6+6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+6) → 8[2,6]+6 → 14

黒色狼:しゃっ
カガヨイ:新しい身体だからまだ動きが鈍いのだ・・・
カガヨイ:kagayoi(2)
黒色狼:仕留めそこなったもの同士、距離を取り合って対峙する
こたGM:それでは、3ラウンド目です!
セイアッド:セットアップは相変わらず無い
こたGM:セットアッププロセス!
カガヨイ:なしなのだー!!
こたGM:無さそうなので、イニシアチブです!
ソレンヌ:無いですね
こたGM:セイアッドどうぞ!
セイアッド:略奪者の牙2/メジャー/HP2/対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
セイアッド:2d+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 7[1,6]+9 → 16

こたGM:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 2[1,1]+5 → 7

セイアッド:「動きが鈍いぞ!」
セイアッド:1d6+2d6+2+6 斬属性(歪な爪、死をもたらすもの、略奪者の牙)
MonotoneMusium : (1D6+2D6+2+6) → 2[2]+9[4,5]+2+6 → 19

セイアッド:2d6 回復
MonotoneMusium : (2D6) → 6[3,3] → 6

灰色ミサゴ:ぎゃん!
灰色ミサゴ:ミサゴは爪の一撃を受けて地面に落下します
セイアッド:「ふぅ…」 その命を吸い上げ、傷が完全に癒える
灰色ミサゴ:しかし…
灰色ミサゴ:《悠久の魂》オート/自身/死亡からの回復・HP1で《死亡》を回復する。シーン1回
セイアッド:「む…! 悪あがきを!」
灰色ミサゴ:ぼろぼろのミサゴは無理やりその体を立て直すと、無理やり羽ばたいて空に舞い上がります
ソレンヌ:「ほつれが生み出した存在は…早々消滅はしない、ということですか…」
灰色ミサゴ:ミサンゴのターン!
カガヨイ:ドミンゴ
灰色ミサゴ:目標はセイアッド!
セイアッド:「…そういうことだ、不死者はそう簡単に死ねない」
灰色ミサゴ:2d6+6 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+6) → 11[5,6]+6 → 17

セイアッド:「最後の一撃… 俺も無事では済まんな」
セイアッド:2d+4 回避
MonotoneMusium : (2D6+4) → 6[1,5]+4 → 10

灰色ミサゴ:《憤怒の一撃》/Dロール/自身/ダメージロール+8D6
灰色ミサゴ:9d6+1 〈刺〉属性/物理+《憤怒の一撃》
MonotoneMusium : (9D6+1) → 27[1,1,1,1,3,4,5,5,6]+1 → 28

ソレンヌ:「___セイ兄様!!」
セイアッド:「……大丈夫だ ソレンヌ」
セイアッド:「私はもう、痛みは感じない」
灰色ミサゴ:「バカな…確実に心の像をえぐったはず…」
セイアッド:「だから立っていられる、こんな所で倒れる訳にはいかない」
セイアッド:「悪いな… 私の核はもうそこにはない」
セイアッド:破れた服からは、肌は見えず樹の枝葉が覗くのみだ
カガヨイ:村を離れる代償が重すぎるのだ
ソレンヌ:「お兄様…もう、無茶しすぎです!」
セイアッド:「…異形のメリットを活用しているだけさ」
[雑談]灰色ミサゴ:テスト
[雑談]カガヨイ:見えてるのだ
セイアッド:「服が破れた… まあいいか、町中でもないしな」
[雑談]カガヨイ:ディスコだけ落ちたのだ?
[雑談]セイアッド:k
[雑談]ソレンヌ:ディスコだけ終焉の地に落ちた感じみたいですね
[雑談]カガヨイ:これも“ほつれ”のせいなのだ・・・
ソレンヌ:「元々お兄様はそそっかしいんですから!ちょっと丈夫になったからといって、油断は禁物なんですよ!もっと我が身を省みてください!」
[雑談]セイアッド:歪んだ御標の影響がここにも…
セイアッド:「私はお前たちを守ってスピーネルの羽を手に入れることができればそれでいい…」
[雑談]ソレンヌ:縫い直さなきゃ…
灰色ミサゴ:「おのれ…汚らわしき異形め…」
セイアッド:「お前もな」
こたGM:次はソレンヌの番ですね
ソレンヌ:待機します
こたGM:狼はカガヨイを攻撃!
カガヨイ:今度こそ華麗に避けてやるのだー!!
こたGM:2d6+6 命中判定 《噛み付き》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+6) → 11[5,6]+6 → 17

カガヨイ:2d6 回避
MonotoneMusium : (2D6) → 5[2,3] → 5

カガヨイ:よし
ソレンヌ:よしじゃないです
こたGM:2d6+3 〈刺〉属性/物理+《無慈悲なる一撃》1Lv
MonotoneMusium : (2D6+3) → 5[2,3]+3 → 8

カガヨイ:ノーダメなのだ!!
カガヨイ:「ふっ・・・華麗にかわしてやったのだ!!」
ソレンヌ:「えっ、いや当たっ」
こたGM:やりますねぇ!
カガヨイ:えっへん。痛くないということは当たってないのだ
セイアッド:「…なんて硬い鱗だ」
セイアッド:「カガヨイの一族は、この森の守り神なのかもしれないな」
ソレンヌ:「そ、そう、です、ね…?」
カガヨイ:「守り神だったら滅びた今大変なことになってしまうのだ。ただの不死身の一族なのだ」
カガヨイ:「でも脱皮のたびにひとつひとつ記憶を失ってしまうのだ。だからカガヨイたちの一族は文字を残すことを覚えたのだ」
こたGM:次はカガヨイのターン!
カガヨイ:「よーし、お返しなのだー!!」
セイアッド:「…そうか、それが逸脱の代償か」
カガヨイ:いつものコンボなのだ!! 6MP消費!!
カガヨイ:2d6+9 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+9) → 4[1,3]+9 → 13

黒色狼:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 7[2,5]+5 → 12

カガヨイ:あぶ
カガヨイ:1d+14 <斬>属性物理ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+14) → 2[2]+14 → 16

カガヨイ:「新しい爪の切れ味を見よなのだ!!」
黒色狼:ギャオン!!
黒色狼:黒色狼はその体を爪で引き割かれ…地面に倒れると
黒色狼:徐々に色を失い、消えていきます
カガヨイ:両手の爪を叩き切るように振るってくるくると舞うのだ
セイアッド:「…終わりだ」
ソレンヌ:「カガヨイさん、すごい…」
カガヨイ:「へへ、森で生きていくならこれくらい普通なのだ」
こたGM:次はセイアッドさんですね
ソレンヌ:待機していた私の手番はMP温存のために放棄しますね。
カガヨイ:「逆にこれをできないならニンゲンは村から出ない方がいいのだ・・・」
セイアッド:「…」ちらりとソレンヌを視る
セイアッド:略奪者の牙2/メジャー/HP2/対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
セイアッド:2d+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 8[2,6]+9 → 17

灰色ミサゴ:2d6+6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+6) → 6[2,4]+6 → 12

セイアッド:すぐに視線を戻し、樹腕を振りかぶる
セイアッド:1d6+2d6+2+6 斬属性(歪な爪、死をもたらすもの、略奪者の牙)
MonotoneMusium : (1D6+2D6+2+6) → 6[6]+9[3,6]+2+6 → 23

セイアッド:2d6
MonotoneMusium : (2D6) → 4[1,3] → 4

セイアッド:奇しくもカガヨイと同じような爪で切り裂く
灰色ミサゴ:「バカな…この…俺様が…」
カガヨイ:斬属性二人による切り裂き魔事件
セイアッド:「さらばだ」
灰色ミサゴ:ミサゴはゴゴゴゴゴゴと振動しながら下に消えていきます
セイアッド:ボスエネミーだったか…
カガヨイ:なんでSFCくらいのなのだ
こたGM:いえ、モブです
カガヨイ:ではカガヨイたちも勝利のポーズでキックしたりするのだ!!
カガヨイ:愛がアップ!!
ソレンヌ:スキルをラーニングしたりしたいですね
こたGM:思う存分愛とかアップしていいですよ
カガヨイ:魅力がアップ!!
カガヨイ:\ピコーン/
セイアッド:パリィ
ソレンヌ:ディフレクト
セイアッド:シュルシュルと腕を袖の中にしまう
カガヨイ:抜け殻から服を剥いで着る
セイアッド:割と今まで頑張ってカガヨイからは目を背けていたセイアッド
カガヨイ:「カガヨイの一族の抜け殻は財布に入れておくと金運が上がるという迷信があるらしいけど、セイアッドいるのだ?」
こたGM:【【BGM:旅の途中】】
セイアッド:「…金運か…」
ソレンヌ:「財布に入るんです?それ…」
カガヨイ:入らないのだ
セイアッド:「私はもはや金を使わずとも生きていけるから… そしていかんせんサイズがな…」
ソレンヌ:財布の方のサイズを大きくするしか
セイアッド:「景色は戻ったか…」
カガヨイ:「ま、ほっとけば森の大地に還るのだ」
カガヨイ:下半身を袋に詰めながら。
セイアッド:「この森のなかでは隠さなくてもいいんじゃないか?」
ソレンヌ:「これが、異形…」
セイアッド:「せっかくつややかで綺麗なのに」
こたGM:狼の亡骸は、完全に色を失い 世界の認識から消えてしまいました
こたGM:ミサゴは地面に落ちていますが、もう琴切れていますね
カガヨイ:「う、嬉しいけど・・・セイアッドと、ソレンヌと、3人でいる時はニンゲンの真似事をしたい気持ちなのだ」
セイアッド:「そうか… うん、カガヨイがやりたいのならばそれがいい」
カガヨイ:「こうして人の形でセイアッドたちといると、ニンゲンになったみたいな気分になれるのだ」
ソレンヌ:「セイ兄様、あまりカガヨイさんを困らせたらダメですよ」
セイアッド:「困らせていたか…」
カガヨイ:「そうなのだ。ソレンヌもっと言ってほしいのだ」
セイアッド:「カガヨイも、もっと友だちができるといいな」
セイアッド:「むぐ」
ソレンヌ:「そうですね。セイ兄様は少し配慮にかけるところがありますから…」
セイアッド:「言いたい放題だな・・・」
セイアッド:「これでもマナーは学んだのだぞ」
カガヨイ:「尻尾はカガヨイたちにとってちょっとデリケートな部分なのだ!! 気軽に褒められると恥ずかしいのだ!!」
カガヨイ:センシティブ
ソレンヌ:「…ふふ、それなら何よりです。ロイド兄様と二人で、セイ兄様が貴族としてやっていけるのか、ずっと心配していましたから」
セイアッド:「そ、そうだったのか!?」>尻尾
セイアッド:「其達の女性は奥が深いな…」
カガヨイ:「思えばセイアッドが外のニンゲンたちの間で貴族とか、ちょっと信じられないのだ」
カガヨイ:「セイアッドはこの森の方が似合ってるのだ」
セイアッド:「…私もそう思うよ ただ、私は他の紡ぎ手と違い」
セイアッド:「異形なんだ」
セイアッド:「…本当は一人で放浪するつもりだったが、里親になってくれる人が居てくれたのは幸運だったし」
セイアッド:「あまり長くはなかったが…あの人達といれた期間も、幸福だったよ だから安心してくれ、ソレンヌ」
ソレンヌ:「…はぁ。セイ兄様、"幸福だった"じゃないです」 
ソレンヌ:「"幸福だ"と、"これからも幸福で居続ける"と、そうでなくては安心なんて出来るものですか」
ソレンヌ:「本当に、そういうところですよ。私も、ロイド兄様も。セイ兄様のそういうところが心配なんですから」
セイアッド:「………幸福、か」
セイアッド:「私の幸福は… ソレンヌ、お前が幸福でいることだ」
セイアッド:「それだけだ… さあ行こう… 頂に早くたどり着かないとな」
ソレンヌ:「___もう、また、そうやって誤魔化して…」
こたGM:紡ぎ手としての使命を受け、平和な暮らしからそれて生きる者たち
こたGM:運命を語る御標に、寄り添って生きる道は失ったけれど
こたGM:自らの物語を語る自由を手に入れた
こたGM:歪んだ御標による脅威が待つであろう山の上部を目指して
こたGM:その歩みは、ゆっくりと しかし力強く続いていくのだった
こたGM: 
こたGM:といったところで、今宵の公演はここまでと致しましょう
こたGM:皆様、ありがとうございました!
カガヨイ:また見るのだ~!!
セイアッド:お疲れ様
ソレンヌ:ありがとうございました。また次回もお逢いしましょう



こたGM:【【BGM:長い夜、冷えた月】】
こたGM:こんばんは!
こたGM:今夜も演目の続きが始まりますよ
カガヨイ:誰かパレット吹っ飛んでるのだ・・・?
セイアッド:私だ
ソレンヌ:こんばんわ、少しご無沙汰してしまいましたね
カガヨイ:前回は戦闘をしたのだ!!
セイアッド:少々傷は負ったが、許容範囲だ
こたGM:モノトーンの戦闘も初めてでしたからね
こたGM:雰囲気がつかめてよかったかも
カガヨイ:大活躍できて満足なのだ!!
セイアッド:カガヨイの鱗は固かった
ソレンヌ:戦いの雰囲気はつかめましたね
ソレンヌ:もう少し何かできたら…と思ってしまうのは、わがままなのでしょう。
セイアッド:…あれだけやれるのなら、十分だ
こたGM:この後来るクライマックスに向けて、心構えをしていきましょう
こたGM:では、さっそく初めて行きましょう
カガヨイ:どんどん進むのだ!!
こたGM:よろしくお願いします!
セイアッド:よろしくな
ソレンヌ:よろしくお願いします
こたGM:【【BGM:暗い森】】
こたGM:襲い来る異形を撃退して、山頂へ向かう君たち
こたGM:歩みを進めるほどに周囲に浮かぶ《ほつれ》は多くなり、
セイアッド:「むう… 大分削られたな… 彫刻になるところだ」
こたGM:時折見受けられる《異形》と化した森の獣から、何とか身を隠しながら進んでいた…
こたGM:1d6
MonotoneMusium : (1D6) → 6

こたGM:6:冷たい濃霧
こたGM:気付けば、辺りには深い霧が立ち込めていた…
こたGM:視界は制限され、君達からじんわりと体温を奪っていく
セイアッド:「…霧か」
カガヨイ:「物理的に隠れても無駄なのだ。森の生き物は匂いでモノを見ているのだ。風向きが重要なのだ」
ソレンヌ:「肌に水が張り付いて、少し冷えますね」
セイアッド:「それよりも前が見えないのがいただけないな」
セイアッド:「穴や木の枝に注意しながら進もう」
こたGM:周囲を警戒しながら進む
セイアッド:「こんな中でも、臭いで判断して襲ってくるとなると厄介だな…」
カガヨイ:「上も見た方がいいのだ。地を這うモノの天敵は大抵空にいるのだ」
こたGM:暫く行くと、土砂崩れで道がふさがれてしまっている…
ソレンヌ:「森の中ですからね。どこに何がイても不思議ではないでしょう」
こたGM:周囲の探索をしてみましょう
こたGM:▼判定 2d6+知覚B 目標値『10』
セイアッド:「ふむ …む? ここも崩れたか」
カガヨイ:「ほら・・・新しい土の匂いなのだ」
セイアッド:2d6+4>=10 知覚
MonotoneMusium : (2D6+4>=10) → 6[2,4]+4 → 10 → 成功

セイアッド:ふぅ…
カガヨイ:2D+4>=10 知覚
MonotoneMusium : (2D6+4>=10) → 10[5,5]+4 → 14 → 成功

ソレンヌ:2d6+3>=10 知覚
MonotoneMusium : (2D6+3>=10) → 10[4,6]+3 → 13 → 成功

カガヨイ:賢人の加護
セイアッド:出目が良いな~
こたGM:ごっほっほ
ソレンヌ:賢人は何時でも私達を守っていたのですね
こたGM:土砂崩れは結構な範囲で、先の道を塞いでしまっているようだ
こたGM:土砂崩れの先、崖の方の覗いてみると 何かが滑り落ちらような痕が残っている
カガヨイ:森の守護者とも呼ばれていたのだ
セイアッド:「あの跡は…?」
カガヨイ:「こっちから何か別の匂いが・・・」
セイアッド:跡の先を探ってみよう
ソレンヌ:「…どうやら、土砂崩れに合わせて何かが滑り落ちたようですね」
こたGM:覗き込むと、崖の中腹に踊り場のように、少し広めの足場があるようだ
ソレンヌ:「大岩、巨木、そういったものであれば不思議ではありませんが…」
こたGM:何かがあるように見えるが…霧のせいでここからでは詳細はわからない
セイアッド:「よく見えんな…」
セイアッド:「少し、見てくる」
カガヨイ:「カガヨイもいくのだ」
ソレンヌ:「セイ兄様、あまり身を乗り出しすぎると危ないです。足元を確認しながら進まないと」
セイアッド:「…確かに、崩れるだけあって地面が柔らかいな・・」
こたGM:降りるなら登攀を行いますが、何か工夫があると目標値が下がります
ソレンヌ:そうですね。荷物の中にロープはあったかしら…
セイアッド:登坂なら《いびつな爪》で引っ掛けつつ行けたりしないかしら
カガヨイ:何もなければカガヨイが尻尾投げをするのだ。
カガヨイ:(そんな特技はない)
ソレンヌ:裁縫師だから糸で…とも思ったけれど、実際に糸が出ているのかどうか
こたGM:糸もありそうですねぇ
こたGM:ロープはまず可能です
こたGM:みんなで使うこともできるでしょう
セイアッド:おおー
カガヨイ:順当な冒険者パターンなのだ
ソレンヌ:なら、周囲の木にロープを結んで、下に垂らしましょう。
こたGM:セイアッドはスキルで降りるのも可能とします
カガヨイ:モノトーンミュージアムはSRS。演出寄りな方法でもいいと思うのだ。
セイアッド:ふむ
こたGM:んむんむ
セイアッド:残HPは… 11か…
セイアッド:まあ一回リザレクトしてみたいしいいか
カガヨイ:「カガヨイが先にいくのだ。そしたらロープと尻尾でより安全になるのだ」
セイアッド:では 《歪な爪》HP3 を使用して手を鉤爪状の根っこにして引っ掛けつつ降りていく
ソレンヌ:「そうですね。では、お願いします。カガヨイさん」
こたGM:ではでは
カガヨイ:のだのだ
こたGM:▼登攀判定 2d6+肉体B 目標値『10』⇒『8』
カガヨイ:2D+4>=8 肉体
MonotoneMusium : (2D6+4>=8) → 9[3,6]+4 → 13 → 成功

こたGM:安定感!
セイアッド:2d6+6>=8 肉体
MonotoneMusium : (2D6+6>=8) → 6[2,4]+6 → 12 → 成功

カガヨイ:ロープに捕まって尻尾もたらす
セイアッド:爪出さなくても良かった感
こたGM:演出するのも演者の役目なのだ…!
セイアッド:その横をひょいひょいっと一人で降りていく
カガヨイ:「ソレンヌなら女の子だから尻尾に触ってもいいのだ~はやく~」
セイアッド:「そういうことだ、私はこの程度の崖ならば余裕だから安心しろ」
ソレンヌ:2d6+3>=8 肉体
MonotoneMusium : (2D6+3>=8) → 9[3,6]+3 → 12 → 成功

こたGM:全員成功!
ソレンヌ:「もう、大丈夫ですよ。私だってそこまでドジじゃありません」
妖精:じー
妖精:「何かしらこのロープ」
セイアッド:「どうだか…」
カガヨイ:「セイアッドなら特別に触らせてあげないこともないのだけど」
カガヨイ:あっなんかいるのだ!!
ソレンヌ:演出的に縫製で周囲に糸を張りながら降りていく。
セイアッド:「…んん、興味はあるが、今の私は傷ついているからな、手先がささくれてしまっている」
セイアッド:「君のきれいなウロコを傷つけたくない、また今度にさせてもらおう」
カガヨイ:「こらーっアホアホ妖精!! ロープに触ったらダメなのだーっ」
セイアッド:「何?」
妖精:「にししし、ほどいちゃえ~」
カガヨイ:「う、鱗を褒められると照れてしまうのだ」
ソレンヌ:「なんでしょう。お二人の間に入りづらいのですが…」
妖精:しゅるしゅるしゅる カガヨイの気がそれた隙をついてほどいちゃうー
セイアッド:「ソレンヌ! カガヨイ! 気をつけろ」
セイアッド:「ロープが!」
カガヨイ:完全に妖精のことを忘れたのだ
ソレンヌ:「えっ?」
セイアッド:「くっ、こちらへ飛べ! 少しなら支えられる!」
カガヨイ:てれてれ
セイアッド:「上を見ろー!!」
カガヨイ:「のだ?」
ソレンヌ:「ちょっと、カガヨイさん!ロープ!ロープが!」
カガヨイ:「ロープ?」
こたGM:突然ロープの手応えが無くなり、3人は折り重なるように踊り場に倒れ込みます
カガヨイ:「のだぁーーーーーーっ!?」
セイアッド:慌てて二人の下に入って支えようとするが
セイアッド:軟弱地盤で枝が引っこ抜けて堕ちる
ソレンヌ:「きゃぁっ!?」
セイアッド:「しまった…! だがせめて二人は・・!」
セイアッド:「ぐあっ!!」
セイアッド:ぐしゃあ
こたGM:セイアッドをクッションにして、二人が落ちてくる奴ですね
ソレンヌ:せめて、転がり込んだ先に糸を張って途中で引っ掛けて、それ以上転がっていくのを防ぎましょう。演出ですが
こたGM:OKです!
カガヨイ:あえてのなけなしのヒロインムーブで成すがままになるのだ
こたGM:では、カガヨイに1d6振ってもらって、それをセイアッドのダメージとしましょう
こたGM:ソレンヌは姿勢を制御してふわりと着地します
カガヨイ:ふむふむ。ではいくのだ。
カガヨイ:1d6 体重ダメージ
MonotoneMusium : (1D6) → 2

こたGM:属性は〈殴〉ね
カガヨイ:可憐な出目なのだ
セイアッド:殴りに対しては1点防護点ある
カガヨイ:あっ超えた
ソレンヌ:「ね、念の為に糸を張っていて助かりましたね…と、カガヨイさん!セイ兄様!大丈夫ですか!?」
セイアッド:「う、うう… 無事か? 二人共…?」
セイアッド:メキメキ、バキリとセイアッドの身体から嫌な音がする
カガヨイ:ではカガヨイ本体は片手で持てそうなほどなのに、巨大な尻尾がセイアッドをその質量で押しつぶすのだ。
カガヨイ:1点ダメージだけなのに演出が失礼なのだ!!
ソレンヌ:セイアッドが身を起こすと、そこには少し離れたところにいるソレンヌと、自分の上に乗っかるカガヨイの姿が
こたGM:あら^~
セイアッド:「カガヨイか…」
セイアッド:「さすがのしっぽだ、支えきれんとはな…」
セイアッド:「…? どうした? 固まって… やはり痛むのか?」
カガヨイ:「いてて・・・セイアッド、すまないのだ・・・」
ソレンヌ:「お二人とも、大丈夫ですか?お怪我はありませんか!?」
カガヨイ:「カガヨイは見た目より重いのだ・・・うう、すまないのだ・・・」
セイアッド:「負傷していると言えば先程の戦闘からしている、さほど問題はない」
ソレンヌ:パタパタと近づいて、二人の身体をあちこちペタペタする
カガヨイ:「でも・・・」
カガヨイ:ペタペタされる
セイアッド:ソレンヌは明らかに人の身体ではない節や瘤を触った感覚がするであろう
セイアッド:「む… あまり触るものじゃない」
こたGM:ロープは崖下に落ちて行ってしまいました…
ソレンヌ:感触には頓着せず、二人に大きな怪我がなさそうだと判断したらペタペタするのをやめます。
カガヨイ:カガヨイも女の子なので体重で潰したショックの方が大きいのだ
セイアッド:「…しかし参ったな、ロープが無くなってしまった」
セイアッド:「まあ、二人に怪我が無いようで何よりだ」
こたGM:アクシデントはありましたが、崖の踊り場には辿り着きました
セイアッド:「…若干不本意な形ではあるが、ちょうど目的地にも付いたようだな」
こたGM:見回してみると、足元にあるのはわずかな血痕と、千切れたアイテムポーチのベルトが落ちている
カガヨイ:きょろきょろ
こたGM:色やデザインはゴ…賢人が持っていたものに似ているね
カガヨイ:「これは・・・鉄の匂いがするのだ」
ソレンヌ:「これは…血でしょうか。それに、これは…」
セイアッド:「ポーチのベルトもある」
カガヨイ:「血なのだ。それも人間の・・・?」
ソレンヌ:「賢者様が持っていたものと、似ていますね」
こたGM:崖側を見ると、土砂崩れの振動の影響だろうか
こたGM:露出した岩肌に、人ひとりが何とか入り込めそうな亀裂ができていて
セイアッド:「賢人がポーチを見つけた場所なのかもな」
こたGM:奥からはひんやりと震えるほどの冷たい空気が流れだしている…
こたGM:この踊り場から下に落ちたら、森の中に落ちるでしょうね
カガヨイ:「見るのだ。これ、まだ奥があるのだ」
ソレンヌ:「誰かがここで、ポーチを落としたのでしょうか・・・それに、血の跡ということは、怪我もしているはずです」
カガヨイ:血痕は亀裂に続いてたりしないのだ?
カガヨイ:なんなら判定して探すのだ
こたGM:はい、判定ができます
こたGM:▼判定 2d6+知覚B 目標値『11』
カガヨイ:この場でポーション使って治してたら見つからないかもだけど・・・あ、できるのだ
カガヨイ:2d6+4>=11 知覚
MonotoneMusium : (2D6+4>=11) → 5[2,3]+4 → 9 → 失敗

カガヨイ:うおっ
カガヨイ:体重が重いショックから抜け出せてなかったのだ・・・。
こたGM:動揺が残ってる
セイアッド:2d6+4>=11 知覚
MonotoneMusium : (2D6+4>=11) → 8[2,6]+4 → 12 → 成功

カガヨイ:そわそわ
ソレンヌ:2d6+3>=11 感覚
MonotoneMusium : (2D6+3>=11) → 7[1,6]+3 → 10 → 失敗

ソレンヌ:うーん厳しい
こたGM:セイアッドが成功ですね
セイアッド:大丈夫だ、昔棚から崩れたソレンヌを受け止めた時と同程度の衝撃なだけだった
カガヨイ:過去に色々あるのだな・・・。
ソレンヌ:セイ兄様…?
セイアッド:(目をそらす)
カガヨイ:《オオモノ》と同程度の質量を持つソレンヌ・・・?
ソレンヌ:それはセイ兄様ご自身も崖から墜ちて頭を打ったからでしょう
ソレンヌ:台から、かな
こたGM:では君は、血痕のかすれ具合などから この亀裂の先へ向かったのではないかと予想します
セイアッド:せやな
セイアッド:「む… かすれている先が、亀裂に向かっているな」
セイアッド:「身を隠せる場所で傷を癒やしているのだろうか」
こたGM:奥はかなり暗い。ここからでは見えないが、かなり広い空間があるようだ
ソレンヌ:「怪我をして、この中に避難されたんでしょうか」
ソレンヌ:「暗いですね…足元が見えないくらい」
カガヨイ:えーとこのゲームは暗視とかあったのだ? 雰囲気でカガヨイだけは見える気でいたけど・・・
ソレンヌ:「そうだ。セイ兄様、カガヨイさん、これを」
こたGM:其達はある程度適応できそうですね
セイアッド:「うん?」
カガヨイ:ふむ。雰囲気である程度、くらいの感覚でいくのだ。
ソレンヌ:雰囲気ですが、二人に端を丸く結んだ長い糸を渡します。
カガヨイ:「これは・・・?」
セイアッド:「・・これは?」
ソレンヌ:「さっきみたいに墜ちないように。お守りみたいなものです」
ソレンヌ:「それに、これをお互いに引いていれば、少なくとも暗い中でも離ればなれになることはないでしょう?」
セイアッド:「なるほど、ゲン担ぎだけでなく実用性もあるのか …ありがとう、ありがたく使わせてもらおう」
カガヨイ:「聞いたことがあるのだ。小指に結ぶヤツなのだ?」
セイアッド:「小指に?」
カガヨイ:「?」
ソレンヌ:「ふふ、それだと確かに離ればなれになることはなさそうですね」
カガヨイ:「こうやって、ソレンヌの小指と、セイアッドの小指を結んで・・・」
カガヨイ:「そう、それなのだ!!」
セイアッド:「ふむ… せっかくおまじないと言うならそうしよう」
ソレンヌ:「それなら、カガヨイさんも」
セイアッド:「結ぶなら、私の手にすると良い」
セイアッド:「二人よりも諸々踏ん張りが聞く」
セイアッド:効く
ソレンヌ:三人の糸を結んで、一箇所でまとまるように
ソレンヌ:「いいえ、全員で支え合い、ですよ。セイ兄様ばっかりに負担はかけられません」
カガヨイ:「・・・」
セイアッド:「…そうか」
カガヨイ:カガヨイがヒトじゃなくても効果あるのかな、とか考えてる。
セイアッド:「ふ …妹が心強くなっていたのを喜ぶべきかな これは」
セイアッド:「カガヨイ? 結ばないのか?」
カガヨイ:「今むすんでるのだ!!」
カガヨイ:カガヨイは爪も大きいので不器用なのだ
カガヨイ:「これでよしなのだ」
セイアッド:「む、自分の手のほうの結びが甘いぞ」
セイアッド:と、手を取ってしっかり結び直してあげる
カガヨイ:セイアッドが近いのだ。思わずそっぽを向いてしまうのだ。
カガヨイ:鱗を褒められてからそわそわしちゃうのだ
セイアッド:「…今度こそよしと うん? どうしたカガヨイ? そちらに何かいたのか?」 
セイアッド:しっかり結んで顔を見たらそっぽ向かれていた
カガヨイ:「セ、センキュー。でででは、亀裂に入ってみるのだ」
セイアッド:「せんきゅー… あ、ああ そうしようか」
こたGM:では、右手と右足が同時に出てるカガヨイを先頭に、亀裂の中へと歩みを進めます
こたGM:【【BGM:PerituneMaterial_Suspense8】】


ソレンヌ:「?お二人とも、行きますよ?」
セイアッド:「む、すまない…」
セイアッド:「…カガヨイ、転ぶぞその歩き方…」
カガヨイ:「ダイジョブなのだ・・・転んだら這って進めるのだ」
こたGM:中は、山の地下に出来た鍾乳洞になっていた
こたGM:森の地下水であろう、小さな池が点在し、辺りはかなり気温が低い
こたGM:ここで、カガヨイだけ気付きます


毛玉:毛玉のような姿の何かが、洞窟の隅から君達を静かに覗いていた
毛玉:どうやらこの子達も《其達》らしい
毛玉:何らかの力で、同じ其達のカガヨイ以外には見えないようだ
カガヨイ:「ん・・・」
カガヨイ:「なにかいるのだ」
セイアッド:「む、本当か… …? 何も見えないが…」
セイアッド:「この岩か?」カガヨイの目線の先にあった岩をひっくり返したりする
毛玉:毛玉は、仲間が来たことに喜んでいるのか カガヨイの周りをくるくると回ります
カガヨイ:ダンゴムシか
カガヨイ:「この子たち・・・」
カガヨイ:「そっか。セイアッドたちには見えないのだ?」
セイアッド:「達…!? いっぱいいるのか?」
セイアッド:「ふむ… どうやらそのようだ…」
ソレンヌ:「えっと…?何も、見えないですね…」
カガヨイ:「この子たちも其達のようなのだ。カガヨイを仲間だと思ってる・・・?」
セイアッド:「どんな見た目なんだろうか」
カガヨイ:「毛玉」
毛玉:カガヨイの言っていることを理解できているようですね
セイアッド:「けだま」
カガヨイ:「こんにちは、なのだ。君はカガヨイの言葉がわかるのだ?」
セイアッド:「けだま……?」
ソレンヌ:「毛玉?」
ソレンヌ:「こう、もふもふと?」
カガヨイ:「ここは君たちの縄張りなのだ? お邪魔させてほしいのだ~」
カガヨイ:「うん。モフモフというか・・・モサモサというか。モサッフワッ・・・みたいな」
セイアッド:「もさふわ…」なんか手がウズウズしている
毛玉:ちなみに、居る場所に手を伸ばすとさわれます
毛玉:認識障害されているだけで実在していますので
カガヨイ:「モサフワのボソボソなのだ・・・ほら、このへんなのだ」
セイアッド:「…おお…もさもさ… ふわふわ…」 やさしくなでる
毛玉:嬉しそうに撫でられています
ソレンヌ:「もさふわ…麻の束みたいな感じでしょうか…」 恐る恐るそのあたりに手を伸ばす
毛玉:もふもふ
毛玉:毛玉は、カガヨイに 何しに来たの?的なニュアンスを伝えます
カガヨイ:「とても喜んでいるのだ」
カガヨイ:「ここへ何をしにきたのか・・・と聞いてるみたいなのだ」
ソレンヌ:「わあぁぁぁ…」 もふもふなでる
セイアッド:「そうか… 姿を見られないのが残念だが」
カガヨイ:「え~と、カガヨイたちはスピーネルを探しにきたのだ。おっきい鳥さんなのだ」
セイアッド:「そういうときは女の子らしいな、ソレンヌ」
セイアッド:「っと、うむ 頂上へ行く道を教えてほしい」
ソレンヌ:「どういう意味ですか。何時もきちんと淑女ですよ」
カガヨイ:素直にかわいいって言えばいいのに
毛玉:返答を聞き、毛玉たちは二股の道の大きな方を動きで伝えます
セイアッド:「そうだったか~(棒)」>ソレンヌ
毛玉:たしかに道の先は登り坂になっていますね
カガヨイ:「・・・あっちみたいなのだ。ところで、ここにニンゲンはきてないのだ?」
セイアッド:「ふむ、あっちはたしかに登りだな」
ソレンヌ:「…気持ちがこもっていませんよ、兄様」
カガヨイ:「この二人とは違う、別のニンゲンなのだ。怪我をしているのだ」
毛玉:毛玉たちはもふもふと相談するようなそぶりをすると
ソレンヌ:「そうですね。血を流して、怪我をした人なんです。来てないでしょうか?」
カガヨイ:かわいい
毛玉:もう一方の、さらに薄暗い小道を指します
カガヨイ:「あっちにいったみたいなのだ・・・」
セイアッド:「…みるからに危険な方に足を踏み入れてしまったか」
セイアッド:「やむをえん、救助してから上に向かうべきだろう」
カガヨイ:「カガヨイとしては、間違った道をいって好都合だと思うのだ。カガヨイたちは先に上に向かうといいと思うのだ」
ソレンヌ:「ふふ、それでこそセイ兄様です」
セイアッド:「…そういうな、誰にでも、間違いを正すチャンスというものは」
カガヨイ:あれ~? 意見がわかれたのだ!!
毛玉:カガヨイにはわかりますが、毛玉たちはなぜか山頂へ向かう方の道を怖がっている感じがします
セイアッド:「与えられなければならない」
カガヨイ:ほーう
セイアッド:あっふーん
カガヨイ:「・・・毛玉たちがビクついてるのだ。ニンゲンのことは恐れてないみたいだけど、上の道は何か怖いみたいなのだ」
セイアッド:「…ほつれの影響で、なにかあったのかもしれないな」
カガヨイ:「なにかいるのかな・・・」
セイアッド:「あまり時間は掛けていられないが、居るとわかった以上、私は助けてやりたい」
ソレンヌ:「スピーネルの元に向かうのは大事ですが、そのために怪我人を見捨ててよいわけではありませんから、ね」
カガヨイ:「むーん。ニンゲン同士の仲間意識ってことなのだ? それならカガヨイも従うのだ」
セイアッド:「…うむ 悪人かどうかも、実際のところはわからないしな」
ソレンヌ:「特に、今この山はほつれの影響で危険な状況のはず。今助けないと、取り返しの付かないことになるかもしれません」
セイアッド:「ああ …人が伽藍に堕ちるところなど、もう見たくない」
ソレンヌ:「いえいえ、そんな大したものじゃないですよ」
ソレンヌ:「カガヨイさんが、セイ兄さまを助けてくれたのと、一緒です」
カガヨイ:「そうと決まれば、細い道に進むのだ!! 毛玉たちよ、ありがとうなのだ」
毛玉:ふもっふ!
カガヨイ:「・・・?」
セイアッド:「見えないが、ありがとう もふもふな協力者たちよ」
毛玉:では君たちは薄暗い脇道へ進んでいきます
カガヨイ:過去に助けたことは、記憶が抜け落ち始めている・・・のだ。
カガヨイ:はやく書き留めないと
ソレンヌ:「さようなら、毛玉さんたち」
こたGM:兆候がね‥
カガヨイ:これも脱皮の代償なのだ。カガヨイたちの一族の宿命。
こたGM:カガヨイの先導で暗い道を進む
こたGM:すると、あるていどすすんだところで
セイアッド:「助けてもらったときの薬… まだ臭うんだな…」
こたGM:まがった道の先から
セイアッド:「あれだけ雨にふられたのに…」
こたGM:弱々しい灯りが壁を照らしている
カガヨイ:「しーっ・・・いた」
こたGM:▼判定 2d6+感応B 目標値『9』
カガヨイ:2d6+5>=9 感応
MonotoneMusium : (2D6+5>=9) → 5[1,4]+5 → 10 → 成功

ソレンヌ:2d6+4>=9 感応
MonotoneMusium : (2D6+4>=9) → 8[2,6]+4 → 12 → 成功

セイアッド:2d6+4>=9 感応
MonotoneMusium : (2D6+4>=9) → 10[5,5]+4 → 14 → 成功

カガヨイ:賢人のご加護がここにも
こたGM:これはランタン用の油が燃える匂いだ
セイアッド:「…誰か、ランタンを炊いているな」
ソレンヌ:「ええ…人がいる、と思って間違いなさそうですね」
セイアッド:声かけちゃおうかな
カガヨイ:「くんくん・・明かりが見えたのだ」
セイアッド:「もし? そこに誰か居られますか!」
こたGM:セイアッドの問いかけに返事はない
カガヨイ:これはPL発言だけど、姿を最初に見せるのがセイアッドっていうのは警戒されそうなのだ
カガヨイ:ソレンヌでも侮られそうだけど。
カガヨイ:カガヨイは・・・尻尾がなければ疑似餌効果で幼女に見える?
セイアッド:「…気を失っているのか?」
ソレンヌ:「怪しいものではありません!怪我をされているのであれば、簡単な治療もできます。居られませんか?」
こたGM:覗き込んでみるかい?
セイアッド:「私の顔は初対面には厳しかろう、済まないがソレンヌ、頼めるか」
ソレンヌ:「ええ、お任せ下さい」
ソレンヌ:警戒を解く意味でも、私が先に出たほうが良いでしょう。
こたGM:では
カガヨイ:すぐに後ろからいくのだ
ソレンヌ:「それに、怪我の手当なら私のほうが得意です」
こたGM:奥を覗き込んだソレンヌ
こたGM:そこは少しだけ開けたスペースになっていた
こたGM:そこには壁にもたれかかり、フードを目深にかぶった人物がひとり
こたGM:前には、今にも油が切れて消えそうな、大振りのランタンが一つ置かれている
こたGM:人物は君に対して男のリアクションも返さないね
こたGM:        何の
カガヨイ:「どうなのだ?」後ろから
セイアッド:「無事そうか?」
セイアッド:後ろから
ソレンヌ:小走りで駆け寄り、肩に手をかけましょう。
こたGM:近寄るんですね
セイアッド:「む…!」
こたGM:では
ソレンヌ:ええ
こたGM:ソレンヌがその人物に手をかけると、フードがはらりと脱げる
こたGM:やせぎすの初老の男性
こたGM:恐怖に歪んだ表情のまま、自分の胸にナイフを突き立てて死んでいる…
こたGM:ソレンヌは判定をしてもらいます
カガヨイ:ホラーかな?
こたGM:▼判定 2d6+意思B 目標値『12』
ソレンヌ:「…ッ!?」
ソレンヌ:2d6+4>=12 意思
MonotoneMusium : (2D6+4>=12) → 5[1,4]+4 → 9 → 失敗

こたGM:では、思わず悲鳴を上げてしまうでしょう
こたGM:【【BGM:別れの実感】】
ソレンヌ:「ッ___きゃあああッ!?」
セイアッド:「どうした!?」
カガヨイ:「!!」
セイアッド:身を隠していたが、すぐに駆けつける
ソレンヌ:「……セイ兄様…遅かった…みたいです…」
セイアッド:「一体、何…が… これは…」
カガヨイ:正体を現して駆け寄る
こたGM:男はすでに琴切れている… 近くには荷物らしき小さな鞄が一つ残されている
カガヨイ:「死んでるのだ。それも、自ら死を・・・?」
ソレンヌ:叫んだ表紙に尻餅をついた姿勢で、顔を伏せている。
セイアッド:「そうか…」恐怖に引きつったまぶたを閉じ、寝かせて手を組んでやろう
セイアッド:                 ままの
セイアッド:「ソレンヌ…」
カガヨイ:かばんの中にヒントがあるかもなのだ。カガヨイはそっちを調べるのだ
こたGM:(では先に判定を表示しておきます
カガヨイ:お邪魔しちゃ悪いから・・・。
セイアッド:終わった後、ソレンヌの近くにひざまづく
こたGM:ここでは2つの探索判定を行えます
ソレンヌ:「……だい、じょうぶ、です」
こたGM:▼探索判定A 2d6+意思B 目標値『9』 人物の体や衣服を調べる
こたGM:▼探索判定B 2d6+社会B 目標値『9』 鞄の中を調べる
こたGM:好きな方を行えます
セイアッド:「私は、しょうがない… と思う 最善を尽くそうとした結果、どうにもならないということもある」
カガヨイ:あとでカガヨイは、二人が寄り添ってるのを見て、チクチク痛む初めての気持ちに気づくとかそういうことになるから(予約)
ソレンヌ:「…わかって、います。私が今嘆いても、何にもならない、ことは」
セイアッド:「…いいんだ、それで 悲しむ心を…命を慈しむ心を忘れるよりは…よっぽど」
ソレンヌ:「……」
セイアッド:「見ず知らずの人でも、優しく思える心は お前の宝だ」
セイアッド:「大事にするんだ… 私は、その心を忘れてしまった だから…きっとあまり時間はない」
ソレンヌ:「…セイ兄様は、忘れてなんかいませんよ」
ソレンヌ:「…さっきだって、あの人を助けようと言ってくれたじゃないですか」
ソレンヌ:「…セイ兄様は、セイ兄様のままです…昔と変わらない、優しい兄様のまま…」
セイアッド:「…いずれ、それすらも思えぬようになる "異形"とは…そういうものだ」
ソレンヌ:「……」
ソレンヌ:「……兄様、ひとつだけ、お願いしてもいいですか」
セイアッド:「…優しいお前を、ロイドを傷つけたくない 異国の地ならば制御できるようになるかもと思ったが…結局は駄目だ」
セイアッド:「なんだ…?」
ソレンヌ:「…手を握ってもらえませんか」
ソレンヌ:「私が落ち着くまでの間。ほんの少しの間、だけ」
セイアッド:「……わかった」出来うる限り、手を人の形に近く変形させて優しく握る
セイアッド:「お前の手は、暖かいな」
ソレンヌ:「ふふ、兄様の手だって、ちゃんと、温かいですよ」
ソレンヌ:「……ほら、昔のままです。ね?」
ソレンヌ:顔を上げて、不器用に笑って
セイアッド:「…」自然と顔がほころぶ
セイアッド:でも、その問いには頷くことが出来ない
セイアッド:己がいずれ狂気に堕ちていくであろうと知っているから
セイアッド:「…震えは止まったな… 立てるか?」
ソレンヌ:「…ええ。もう大丈夫です」
セイアッド:「…このまま抱っこで運んでもいいが?」
ソレンヌ:「いえいえ、セイ兄様に抱っこなんて、いつ手元が狂って振り落とされるかわかったものではないですから」
ソレンヌ:そう言いながら、もう一度、強く手をにぎって、立ち上がる。
ソレンヌ:…本当に、この兄は。
カガヨイ:二人を見て温かい気持ちになる一方、予定通りどこかがチクリと痛むのだ。
セイアッド:「フッ …全く、気が強いままに育ったな…」
カガヨイ:ところでカガヨイは社会より意思の方が高かったので遺体の方を調べるのだ
ソレンヌ:「ええ。これでもブレネセルの娘ですもの」
セイアッド:「…さて、申し訳ないが 彼がどういったつもりでここに来て、なぜ死んだかだけは、確かめておこうか」
カガヨイ:2D6+4>=9 意思
MonotoneMusium : (2D6+4>=9) → 8[3,5]+4 → 12 → 成功

カガヨイ:「・・・む」
セイアッド:社会…
こたGM:誰かひとり成功すれば情報は開示されますので
セイアッド:2d6+3>=9 社会
MonotoneMusium : (2D6+3>=9) → 9[4,5]+3 → 12 → 成功

セイアッド:わりかし余裕だった
こたGM:しっかり期待値以上出せてますね
ソレンヌ:どちらも成功ですね。
こたGM:では、遺体の方から開示していきます
カガヨイ:「・・・む」(続きから)
こたGM:男の着ている旅人用の外套は『商いの国』で作られているもののようだ
こたGM:そして片足がない。怪我では無く、『色を失って認識されなくなってしまった状態』…
カガヨイ:聞いていた話と一致するのだ
こたGM:腹部が丸く膨らんでいて、男はもう一方の片手で抱える様な態勢をしているね
カガヨイ:?
こたGM:確認するには、ナイフを抜くなり布を切るなりして外套を脱がせないといけないが…
カガヨイ:かばんの結果を聞いたあとにやってみるのだ
カガヨイ:カガヨイの爪で代用できるはずなのだ。
こたGM:OK
こたGM:では鞄の方
こたGM:鞄から写真と手帳 携帯食料、薬などが出てくる
こたGM:写真には10歳ほどの少女を連れた父親と母親らしき男女
こたGM:男性の方はこの人物だろう 優しげな顔が現状とは似ても似つかないが…
セイアッド:「…子を遺して…か」
セイアッド:「一体なぜ、あんな形相で死に至ったのだろう…」
セイアッド:手帳を開いてみよう
こたGM:では、手帳を開きます
こたGM:手記が書き綴られている
こたGM:「怪我をして以来、今の仕事をまともにこなせない…
こたGM:「クビになるのも時間の問題だろう… これからどうやって家族を守っていけばいいのだ…」
こたGM:…
こたGM:「ついにクビを言い渡された… このままでは一家で身投げするしかなくなると上に泣きすがった所、ある話を持ち出された」
こたGM:「《常闇森》の山に住む、スピーネルという鳥の羽を集めてくれば、買い取ってもいいと言うのだ」
こたGM:「…巷で流行っているというあれか。しかし《常闇森》なんて、人が踏み込めば
こたGM:「たちまち其達に取り殺されてしまうという恐ろしい場所だ…」
こたGM:「…だが、どちらにしろ俺にはもう先がない。この依頼に賭けてみようと思う」
こたGM:…
こたGM:「森で迷い遭難しかけた俺を、妖精たちが助けてくれた。しかも道案内までしてくれるという」
こたGM:「対価として水筒と弁当を要求されたが…妖精は人の食い物を食べるのだろうか…」
こたGM:…
こたGM:「ついにスピーネルの巣を見つけた!!!」
こたGM:「あの鳥は自分の羽を使って巣を作るというのは本当だったようだ」
こたGM:「しかし、卵を温めているのか巣から動く気配がない… 困ったな」
こたGM:「ヤツの眠る明け方前を狙って、何とか忍び込むしかない」
こたGM:「何枚手に入るかわからないが、最低でも1枚は必ず手に入れよう…」
こたGM:「その時は、売らずに… せめて最後に愛する妻と娘に羽を贈ろう…」
こたGM:…
こたGM:ここから、文字が激しく乱れている
こたGM:…
こたGM:「ああ…失敗した… なんて馬鹿な欲を出してしまったんだ…」
こたGM:「スピーネルは《人に恩恵をもたらす御標に縛られている》という噂に甘えてしまった」
こたGM:「…俺も一人の親だ。子を目の前で奪われて…正気を保てるわけがないことなど、予想できただろうに」
こたGM:「あの鳥は、堕ちてもおってこなかった…もう一つの卵のそばを離れなかった…」
こたGM:「はは…俺は親としても鳥以下ということか…」
こたGM:「逃げる時に奴から受けた傷から、どんどん色が失われていく…俺もじきに《異形》に変わる…」
こたGM:「こわい…怖い…」
こたGM:「愛する妻マリア…愛する娘エミリア… お前たちに《愛》を届けることは、もうできないかもしれない…」
こたGM:…
こたGM:手記はここで終わっている。
セイアッド:「……貴方は、妻と子のためにここに来たのだな」
セイアッド:「…だが、羽根以外に何を取った… 何をした?」
カガヨイ:手記を読んだ二人の横で、そっと爪で男の外套を裂くのだ
こたGM:裂かれた外套の隙間から、ごろりと丸いものが出てくる
こたGM:40cm台の大きな卵だ
ソレンヌ:「……スピーネルの、卵」
カガヨイ:「これ・・・」
こたGM:殻には大きなひびが入り、酷く冷たい… が、中の状態は不明だ
セイアッド:「…」
ソレンヌ:「…家族を養うために、卵を盗ろうとした、のですね…」
セイアッド:「だが、スピーネルもただではおかなかった…」
セイアッド:「…ヒビが入っている上に、冷えてしまっているが…」
セイアッド:「返すべきだろうな」
ソレンヌ:「そうですね。子は、親のもとに。この人もきっと、そう望んでるでしょう」
セイアッド:「ただ、確実にスピーネルは怒っている」
セイアッド:「御標を無視し、村に来なくなるほどに」
セイアッド:「御標を無視すれば… スピーネルとて堕ちていく 間に合えばいいが」
ソレンヌ:(でも…《人に恩恵をもたらす御標に縛られている》、それが、本当だとしたら…)
カガヨイ:「理由がわかったのだ。一歩前進なのだ」
カガヨイ:「毛玉が上を恐れているのは、スピーネルが怒り狂っているからかも知れないのだ」
ソレンヌ:「…ええ、そうですね。まだ間似合ううちに。急がないと」
セイアッド:「ああ …だが当然、我々も、無事では済まないかもしれない」
カガヨイ:「生きる為に奪うことは自然の摂理なのに・・・ニンゲンは生きるには弱すぎるのだ」
カガヨイ:「それがたまらなく悲しいし、愛おしい」
カガヨイ:「頂上へ続く道に行くのだ?」
ソレンヌ:(この人に恩恵をもたらさなかった、それが、《御標に反する》ことだとしたら…スピーネルは…)
セイアッド:「鶏の卵は食らうのに、スピーネルの子を慈しむ… 矛盾しているが、人は根ざした情をきっとどうしようもないのだろうな…」
セイアッド:「…ああ、向かおう もう遠くはないが、そこまで温めてやってくれないか」
ソレンヌ:浮かんだ不安な考えを打ち消すように、首を振って
ソレンヌ:「ええ、行きましょう。スピーネルの元へ。すべてを確かめるために」
カガヨイ:「・・・? 卵を?」
セイアッド:「冷えてしまっては、孵らないからな …気休めにしかならないかもしれないが」
セイアッド:「やれることは、全てしなければ償いにはならないだろう」
カガヨイ:尻尾に巻きつけて抱えるのだ
カガヨイ:ちょっと恥ずかしがりながら。
セイアッド:「む…ああ、そうか、年頃の子に申し訳ないな…」
セイアッド:「私はいまいち体温が無いからな… どうしても」
こたGM:【【BGM:旅の途中】】
こたGM:向かう道の先に待つもの 様々な愛のカタチ
カガヨイ:「カガヨイもいつかはこうして自分の卵を温めるのだ。予行練習なのだー」
カガヨイ:「一族の保存もカガヨイの使命なのだ」
こたGM:それは形の無いもので それぞれの心に映るものなのかもしれないけれど
こたGM:それらが等しく尊く 慈しまれるものなのだけはきっと変わらないはず
こたGM:…お時間となってしまいました
こたGM:スピーネルを巡る物語、今宵はここまでと致しましょう
こたGM:みなさん、
こたGM:おつかれさまでした!
セイアッド:お疲れ様
ソレンヌ:お疲れ様でした。また次の夜に
カガヨイ:また次の夜にお会いしましょうなのだ~



こたGM:【【BGM:雨が映し出す物語】】
カガヨイ:のだっ
こたGM:こんばんはー 皆さんお集りでしょうか
セイアッド:ああ、居るとも
カガヨイ:ここにいるのだ!!
ソレンヌ:ええ、いますよ
こたGM:前回は、頂上へ向かう途中 商いの国の男の亡骸を見つけたところまででしたね
セイアッド:ああ… 無残なものだった
カガヨイ:そういえばシリアスシーンの途中だったのだ・・・
セイアッド:…卵はなんとしてでも返さねばな
こたGM:いよいよこの演目も最終幕 気を引き締めてまいりましょう
こたGM:よろしくお願いします!
カガヨイ:がんばるのだ~!!
ソレンヌ:よろしくお願いします
セイアッド:よろしくな
こたGM:【【BGM:別れの実感】】
こたGM:商いの国からやってきたと思われる男の元を離れ
こたGM:君たちは再び、洞窟の中を緩やかにのぼっていきます
毛玉:毛玉たちが先導してくれるね
セイアッド:「…私には見えないのが残念だが、有り難いな」
カガヨイ:「今は急いだほうがいいのだ。全部終わったら・・・ニンゲンは『弔う』をすると聞いたのだ」
セイアッド:「…そうだな」
ソレンヌ:「ええ。彼らも、早く穏やかな日々を取り戻したいでしょうし」
カガヨイ:「こっちなのだ。毛玉が待ってるのだ」
セイアッド:「ああ、わかった」
セイアッド:ふらりふらりと登っていこう
ソレンヌ:「それは、待たせたら悪いですね。行きましょう」
こたGM:薄暗い道を進んでいく…
カガヨイ:卵を抱えながらよちよち進むのだ。けして間違えて前転してはいけないのだ。
こたGM:がしゃっっ
カガヨイ:たまごがっ
こたGM:その途中
セイアッド:「済まないなカガヨイ、足元に気をつけてな」
カガヨイ:「こう見えてカガヨイは力持ちなのだ。問題ないのだ」
ソレンヌ:「セイ兄様こそ、急ぎすぎて転ばないでくださいよ」
こたGM:少しだけ後ろを歩いていたソレンヌ ちょっと判定をしてみましょうか
こたGM:▼感応判定 2d6+感応の能力値ボーナス 目標値『11』
セイアッド:「人をおっちょこちょいのように…」
カガヨイ:2d6+5>=11 感応判定
MonotoneMusium : (2D6+5>=11) → 7[2,5]+5 → 12 → 成功

カガヨイ:あ、ソレンヌだけだったのだ
こたGM:おお
ソレンヌ:2d6+4 感応判定
MonotoneMusium : (2D6+4) → 7[1,6]+4 → 11

カガヨイ:ミスミス
セイアッド:お
セイアッド:ぴったし
ソレンヌ:「あら、違うとおっしゃいますか?」
こたGM:んむ
こたGM:遠くで声のようなものが聞こえた気がしたが… 気のせいだったかもしれない
セイアッド:「勿論だとも、こんななにもないところで転ぶなど阿呆ではないか」
ソレンヌ:「子供の頃、叔父様の家の納屋に入ったときだって…あら?」
ソレンヌ:きょろきょろとあたりを見回します。どこから聞こえたかわかりませんか?
カガヨイ:納屋の話が気になるカガヨイ
セイアッド:「うっ… 鹿の剥製を粉砕したのは一緒に入ったロイドも同罪だとアレほど… どうした?」
ソレンヌ:「…今、何か聞こえませんでした?」
セイアッド:「何…?」
カガヨイ:「? カガヨイは何も喋っていないのだ」
セイアッド:「…うーむ、気づかなかった」
ソレンヌ:「誰かの、声……の、ような」
セイアッド:「後方から聞こえたのか?」
カガヨイ:「他にもまだ人がいるのだ・・・?」
ソレンヌ:後ろの方を向いて、耳をすませてみます。
こたGM:もう何も聞こえないね
ソレンヌ:「……」
セイアッド:「…何も聞こえんな、毛玉はどうだ?」
カガヨイ:「もふもふしているのだ」
毛玉:もふもふ
ソレンヌ:「気のせい?でも、確かに…」
セイアッド:「…一応、警戒しておこう」
カガヨイ:「森には通りすがりのニンゲンなどいないのだ。さっきのニンゲン以外にはカガヨイたちだけ・・・」
カガヨイ:「ロイドはゴリラの家から動けないし」
毛玉:毛玉は 先に進まないの? とこちらを見ています
ソレンヌ:「でも、他に道に迷った人がいる可能性も…」
カガヨイ:「あっすごくもふもふしだしたのだ。毛玉が呼んでるのだ」
ソレンヌ:「……お兄様、カガヨイさん。今が一刻を争う時だというのは承知しています。でも少しだけ、私に時間をくれませんか?」
ソレンヌ:「さっきの御遺体のあった場所まででいいんです。少しだけ、確認を…」
セイアッド:「…ふむ」
カガヨイ:「・・・」
セイアッド:「わかった」
セイアッド:「だが、何もなければすぐ戻るぞ」
セイアッド:「…カガヨイ、毛玉にも誰か居たら教えてくれるよう伝えてくれないか」
カガヨイ:「毛玉にはカガヨイが説明しておくのだ」
毛玉:何となく伝わります
カガヨイ:身振り手振りともふもふ語で伝える
ソレンヌ:「…ありがとうございます。お兄様、カガヨイさん」
毛玉:もふもふ
カガヨイ:「もふもふふもっっふー。もっふもふ」
毛玉:ふもっふ
セイアッド:「いいさ、乗りかかった船だ 甲板に引っ張り上げられるのなら引っ張り上げてやりたい」
こたGM:では、先ほどの横穴まで戻ってきました
セイアッド:踵を返し、少し急ぎ足で確認しに行こう
セイアッド:「この状況でソレンヌを呼ぶのは… 誰だ…?」 耳を済ませる
こたGM:亡骸には …特に変化はないようですね
セイアッド:「…流石に、動いてはいなさそうだが」
ソレンヌ:「誰か、いませんか…!?」
カガヨイ:「やっぱりこのニンゲンじゃないのだ。でも他に人なんて・・・」
ソレンヌ:周囲を見渡し、声をあげる
セイアッド:「誰か居るのか!? 声が出せないのであれば手頃の石を投げるでもいい!」
こたGM:声は洞窟の中を反響するが
こたGM:特に返事はない…
こたGM:耳を澄ますと、自然の音が少し聴こえてくる
カガヨイ:「ニンゲンでないなら、其達か、ゴリラか・・・もしかしたら、スピーネルも言葉を話すかも?」
セイアッド:「………ソレンヌの言うことだ、何か、ある…?」
セイアッド:「スピーネル…」
セイアッド:「…卵の様子は、どうだ?」
カガヨイ:「卵は・・・特に変化ないのだ」
こたGM:ソレンヌは知っているかな
こたGM:スピーネルは言葉を話すね かなり治世は高い
こたGM:知性
カガヨイ:なんとなくイメージだけで喋るだろうとは思っていたのだ
ソレンヌ:「……スピーネルなら、旅人と意気投合し、三日三晩語らったという言い伝えもありますから、言葉を話すでしょうけれど」
セイアッド:「スピーネルの声だったのかもな」
ソレンヌ:「…すみません。もしかしたら、私の聴き間違えだったのかもしれません」
カガヨイ:「いや、もういなくなっただけかも知れないのだ」
カガヨイ:「もしスピーネルだったら、進めばいるのだ」
セイアッド:「どちらにせよ、洞窟の中には居ないのだろう」
ソレンヌ:「そう、ですね……行きましょう。時間がないのに、無理を言ってごめんなさい」
セイアッド:「気にするな、少しだけしか変わらないさ」
セイアッド:では再び反転して頂上へ向かおう
こたGM:了解です
こたGM:君たちは再び進み始める
こたGM:周りの様子を見ながら歩いていると
こたGM:どうやらこの洞窟は、ところどころ地上に亀裂が伸びていて
こたGM:外の音が入り込んでいるようだ
こたGM:そして、どうやら今は雨がまだ降り続いているらしい
セイアッド:「…雨か」
セイアッド:「洞窟が崩れなければよいが」
こたGM:滑りやすい洞窟の道に、ざあざあと水が這っている
カガヨイ:「風が動いているのだ。ソレンヌは風の声を聞いたのだ?」
ソレンヌ:「そう、なんでしょうか」
セイアッド:二人を樹でサポートできるよう構えておく
セイアッド:「気をつけろ、滑るぞ」
こたGM:▼肉体判定 2d6+肉体ボーナス 目標値『8』
カガヨイ:「狭い隙間を通る時に、風は歌を歌うのだ。悲しそうな歌を」
セイアッド:2d6+6 肉体
MonotoneMusium : (2D6+6) → 7[3,4]+6 → 13

ソレンヌ:2d6+3 肉体判定
MonotoneMusium : (2D6+3) → 7[1,6]+3 → 10

ソレンヌ:「広い原っぱなら、楽しそうな歌を響かせてくれるんですけどね」
カガヨイ:2d6+4>=8 肉体判定
MonotoneMusium : (2D6+4>=8) → 5[2,3]+4 → 9 → 成功

セイアッド:「梢を吹く風は清々しい歌を聞かせてくれるが、確かに洞窟の風は物寂しいものだ…」
カガヨイ:「そうなのだな・・・この森では悲しい歌しか聞けないのだ」
こたGM:足を取られずに進めそうですね
セイアッド:「きっとほつれが解消されれば …楽しい歌になるさ」
カガヨイ:「風と雨で、春先の温かいはずの空が、泣いているみたいなのだ」
カガヨイ:卵を持ち直してズンドコ進むのだ
セイアッド:「…スピーネルの心模様、かもな」
ソレンヌ:滑ったら大惨事ですね
こたGM: 
こたGM:洞窟を緩やかに上りながら進む…
こたGM:暗い視界の先から、僅かに風が吹き込んでいるのを感じ
こたGM:君たちの元に、微かな雨の香りと、ゴロゴロという遠雷の音が届く
毛玉:・・・
カガヨイ:「毛玉の様子が・・・?」
毛玉:毛玉がびりっと体を震わせて立ち止まる
ソレンヌ:「かもしれません。でもスピーネルとともに、楽しげな風の歌を聞くために、私達は進んでいるのです」
セイアッド:「む?」
カガヨイ:「怖がっているみたいなのだ。上は雷も鳴っているみたいなのだ」
ソレンヌ:「毛玉さんも雷が怖いんですか」
毛玉:どうやらこれ以上は進みたくないといった感じだね 
セイアッド:「…」
カガヨイ:「多分、この先・・・」
カガヨイ:「スピーネルの巣があるのだ」
セイアッド:「…ああ、怒れる親鳥におびえているのだろう」
カガヨイ:「それに毛玉は雨に濡れたらしょんぼりなのだ」
ソレンヌ:「…走る雷鳴は、スピーネルの怒り、ということですか」
セイアッド:「カガヨイ、彼らに感謝を伝えて…帰してやってくれ」
ソレンヌ:「……ぷっ、確かに。毛玉さんをびしょ濡れにするわけには行きませんものね」
カガヨイ:「・・・」
ソレンヌ:「ええ。毛玉さん達、ありがとうございます。もう、此処から先は私達だけで大丈夫です」
セイアッド:「ここからは、我々の仕事だ …あの素敵な毛並みが濡れてしまうのは申し訳ないしな?」
カガヨイ:「わかったのだ。毛玉よ毛玉。お黙り毛だまり水溜り~」
毛玉:もふもふもっふ
毛玉:毛玉はカガヨイの言葉に返事するように体を揺らし
毛玉:ゆっくりと来た道を引き返していきます
セイアッド:「…また、帰りに会おう」見えないけど少しだけ見送る
こたGM:高さ的にも、そろそろ頂上付近でしょう
セイアッド:[]
カガヨイ:「もう随分と洞窟の坂道を進んだのだ。風も強くなってる・・・」
セイアッド:「……」後ろからサポートするように歩いていたが、先頭に出ておく
ソレンヌ:「…何か、少し息苦しく感じますね」
こたGM:薄暗い光が、歩く先から入ってきます
こたGM:【雨】
カガヨイ:セイアッドの背中を見ながらついていく
セイアッド:「他者だとしても …嘆きは、胸をつまらせる」
こたGM:どうやら ついたようですね
カガヨイ:「外なのだ」
セイアッド:「…ああ」
ソレンヌ:「…いよいよ、です、ね」
こたGM:【【BGM:朝を待つ】】


こたGM: 
こたGM:そこは、以前は塔か見張り台のようなものだったのだろうか
こたGM:常闇森には似つかわしくない、石積みで組み上げられた円形の壁。
こたGM:大地の成分が結晶化したのか、あちこちに巨大な水晶のような柱が屹立している。
こたGM:見上げれば、抜けるような空があるが、今は真っ黒な雲に覆われていた…
セイアッド:警戒しつつ、辺りをうかがう
カガヨイ:「ヒトの手が入った跡があるのだ・・・こんな山頂に。驚きなのだ」
こたGM:周囲に大きな《ほつれ》の浮かぶこの空間の中央には
こたGM:元は鮮やかであっただろう、大量の真っ黒な羽毛で丁寧に作られた、大きな巣があった。
ソレンヌ:「スピーネルと交流するためのもの、でしょうか」
こたGM:▼知覚判定 2d6+知覚の能力値ボーナス 目標値『9』
セイアッド:「大昔は、ここにも誰家が住んでいたのだろうが…」
カガヨイ:「いつ頃のものなのだ・・・ずっと残ってるなんてすごいのだ。あれは・・・っ」
セイアッド:2d6+4 知覚
MonotoneMusium : (2D6+4) → 5[1,4]+4 → 9

ソレンヌ:2d6+3 知覚判定
MonotoneMusium : (2D6+3) → 4[2,2]+3 → 7

セイアッド:「巣だ… だが、あの色は…!」
カガヨイ:2d6+4>=9
MonotoneMusium : (2D6+4>=9) → 11[5,6]+4 → 15 → 成功

こたGM:高い
セイアッド:つよみ
ソレンヌ:来てますね
カガヨイ:其達の鋭敏感覚を侮ってはいけないのだ
こたGM:では、カガヨイ、続いてセイアッドは それに気付く
ソレンヌ:「羽が…黒い」
こたGM:床を覆いつくす巣に覆いかぶさるように、
こたGM:体の所々が色を失った、巨大な鳥が一羽、体をうずめて居る。
カガヨイ:「スピーネル・・・!!」


スピーネル:「…」
セイアッド:「ッ! 色が… やはり抜け落ちて…」
スピーネル:君たちは気付いてしまう…
こたGM:その鳥から流れ出す、深い悲しみを… 怒りを… そして…
こたGM:もう疑う余地のない 《伽藍》としての気配を… 
セイアッド:「…なんという… ことだ…」
スピーネル:君たちの声に気付いたのか
カガヨイ:「スピーネル、スピーネル!! 常闇森の守り手よ!!」
スピーネル:スピーネルは君たちの顔を向ける
ソレンヌ:二人の声を聞いてスピーネルの存在に遅れて気づく
カガヨイ:「卵を持ち帰ったのだ・・・」
カガヨイ:少し前に出る
スピーネル:スピーネルはカガヨイをじっと見つめると
カガヨイ:「・・・」
スピーネル:ゆっくりと口を開く
セイアッド:見届けるつもりだが、何かあれば すぐに、かばえる体制をとっておこう
スピーネル:「森の子よ なぜあなたがそれを?」
カガヨイ:「ここへ来る途中で見つけ出したのだ。大事な卵だと思って・・・でも、冷たくて」
スピーネル:「…卵と共に男がいたでしょう」
スピーネル:「その男はどうしました」
カガヨイ:「うん。森の外のニンゲンだったのだ。元々不幸なニンゲンだったみたいだけど、洞窟で、もう、死んでいたのだ」
スピーネル:スピーネルは何かを読み取ろうとするかのように、あなたを見つめています
カガヨイ:「卵もそこで見つけたのだ」
スピーネル:「…そうですか」
スピーネル:「今年は、ただでさえ少ない卵が寒冷のせいでほとんど孵らず
スピーネル:「付加することができそうな卵は、それひとつでした」
スピーネル:孵化
スピーネル:「あの男が、ここに現れた時」
スピーネル:「私は頼んだのです。羽をあげるからどうか その子を返して欲しいと」
スピーネル:「男は、それでは金にならない もっともっと金が要るのだといって」
スピーネル:「その子を持ち去ったのです」
カガヨイ:「・・・」
スピーネル:スピーネルが体をゆすると、見える
スピーネル:巣に残っている卵もほつれの影響を受け、真っ黒に染まってしまっている
カガヨイ:「ああ・・・そんな」
スピーネル:「…」
スピーネル:「私は愛し慈しむ心の美しさを知っています」
スピーネル:「それを与えあい、育み合う生き物たちの尊さを知っています」
スピーネル:「…」
スピーネル:「あなた達には、大切にしたい者、愛する者はいますか?」
セイアッド:「…ああ、その人を護るために… あなたに会いに来た」
ソレンヌ:「……ええ、います。とても大切な」
カガヨイ:「あのニンゲンにも、子供がいたのだ・・・。カガヨイには、親も子も兄弟もいないのだ。でも・・・」
カガヨイ:「今は、いるのだ」
こたGM:「そうですか… それは何より愛しく美しい心。私の愛したモノ…」
スピーネル:「なればこそ」
スピーネル:「欲の為に愛を裏切り、奪う浅ましさによって 我が子を奪ばった行為を許すことはできないこの心」
スピーネル:「あなた方にもわかるのではないですか」
スピーネル:すぽーねるの瞳の奥が昏く澱む
スピーネル:スピーネル
カガヨイ:編編
セイアッド:「…ああ、身を焼かれるほどのその絶望も、理解できる」
カガヨイ:「あの男は死んだのだ。ニンゲン全て・・・森の全てを滅ぼすつもりなのだ?」
セイアッド:「だが、それでも… それでも… 己が身を自ら貶めてはいけない」
ソレンヌ:「愛するものを奪われる絶望、取り戻したいと願う切望、理解は、出来るつもりです……でも」
スピーネル:「…そちらの二人は、あの村の子ですね」
ソレンヌ:「…はい」
セイアッド:「…そうです」
スピーネル:「私は、昔《御標》により あの村の男を救いました」
スピーネル:「それからも、私はあなた達の村に加護を与えてきた」
セイアッド:「ええ、私も… 幾度か、貴方の羽根に救われてきました」
スピーネル:「けれど、私はそれを受け入れていました 生き苦しいながらも、互いを助けあい生きるあなたたちを見るのが好きでした」
ソレンヌ:「はい。スピーネルの…貴方の加護のおかげで、村は今まで永らえてきました」
スピーネル:「人を守り、育む《御標》…」
スピーネル:「それを」
スピーネル:「私は冒しました」
スピーネル:「我が子を奪った男を呪い…《御標》の枠を冒した」
カガヨイ:剥離していくのを知っていて、それでも許せないほどの怒り・・・なのだ
スピーネル:スピーネルは、その身を起こし
スピーネル:高い声で大きく鳴く
スピーネル:【雨】
セイアッド:「その怒りは、正当なものです… ですが…! ッッ!」
カガヨイ:大切なものを奪われた・・・怒り。悲しみ。
スピーネル:次の瞬間、強く降りだした雨と雷鳴が轟く
こたGM:石の外壁に、昏く輝く文字が浮かび上がる
こたGM:「愛し守り続けたヒトの子に裏切られ 我が子を奪われた神の鳥は悲しみに堕ちた」
こたGM:「ヒトの子を見捨てると決めた神の鳥は 雷雲が晴れると共に、麓の村へと降り立つと」
こたGM:「その恩恵を奪い返し、孵らぬ我が子に虹色にゆりかごを与えて 飛び去ったのでした」
こたGM:「めでたし めでたし」
こたGM:DT2
MonotoneMusium : 歪み表ver2.0(55) → 【悪夢現出】
シーン内のあらゆる人々は恐るべき恐怖の夢を見る。心弱きものたちは、伽藍にすがるか、異端者を火あぶりにせねばこの夢から逃れられぬと考えるだろう。

カガヨイ:「・・・御標!!」
こたGM:まるでスピーネルの怒りと悲しみが顕現するかのように
セイアッド:「…ああ、それも…歪んだ視標だ…」
ソレンヌ:「……ッ、スピーネル!!」
こたGM:辺りには雷鳴が降り注ぐ それは悪夢のような光景だ…
スピーネル:「私はもう引き返す道はないのです」
スピーネル:「この心の内が生み出した悪しき御標に従い」
スピーネル:「冷たくなった我が子のために…」
スピーネル: 
スピーネル:「私の羽は、この通り穢れ堕ちました」
スピーネル:「もうこれまでのように この常闇森の力から、あなた達を守ることはできません」
スピーネル:「…さぁ、剣を取りなさい愛しきモノたち」
スピーネル:「その最後の色を私に奪われ、伽藍に堕ちたくないのならば!!」
セイアッド:「……」
スピーネル:スピーネルはその体を大きく起こし、君達に激しい敵意を放つ…!
ソレンヌ:「ッ…村に生きる命、それは確かに貴方の恩恵によるものでしょう。ですが」
ソレンヌ:「私達も愛するものがいるのです。たとえ身勝手と分かっていても、それを手放せぬ心があるのです」
ソレンヌ:「だから…ごめんなさい。スピーネル」
スピーネル:「そう。それでいい… 《異形》を前に情けは死を招く。《紡ぎ手》として為すべきことをなさい」
ソレンヌ:魔術裁縫道具を手に取る。
スピーネル:【【BGM:OFF】】
カガヨイ:「もう恩恵をくれだなんて言えないのだ。でも、カガヨイは伽藍となったスピーネルを放っておけない。ほつれを正して物語を完成させるのだ」
スピーネル:【【BGM:Love your enemies】】
セイアッド:「…スピーネル、貴方は… …いや、今までの恩仇で返すことになるのを… お許しください」 ゆっくりと身をもたげ、樹木を生長させ、戦闘態勢を取る
こたGM:さぁ、最終戦闘です!
こたGM:まずはセットアッププロセス!
セイアッド:死をもたらすもの/異形/セットアップ/4HP/そのシーン中、貴方が行うダメージロールに+2d6し、あらゆる防御修正に+3する
こたGM:ほかはよいですかね
カガヨイ:セットアップはなしなのだ!!
カガヨイ:ぽっぺをぺちぺちするくらいなのだ
こたGM:では、イニシアチブプロセス!
カガヨイ:スピーネルがすごく早いのだ!!
こたGM:まずはスピーネルからですね
ソレンヌ:翼を持つだけはありますね
こたGM:では前進して 前線にエンゲージ
スピーネル:choice[セイアッド,カガヨイ]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,カガヨイ]) → セイアッド

カガヨイ:「お、大きいのだ!!」
カガヨイ:セイアッド、挑発とか持ってるのだ?
カガヨイ:狙われすぎなのだ
セイアッド:「…カガヨイッ!」 反射的にカガヨイの前に出る
スピーネル:2d6+7 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+7) → 5[1,4]+7 → 12

セイアッド:ジャスミンがいいにおいするから…
カガヨイ:あっ、さも助けたんだぜと言わんばかりに・・・!!
ソレンヌ:薬の匂いが消えてないから…
セイアッド:2d6+4 回避
MonotoneMusium : (2D6+4) → 6[3,3]+4 → 10

こたGM:期待値は出ているが…!
カガヨイ:「セイアッド!! カガヨイは平気なのだ、セイアッドの方が・・・」
カガヨイ:(セイアッド残りHP3)
スピーネル:2d6+8 〈殴〉属性/物理
MonotoneMusium : (2D6+8) → 11[5,6]+8 → 19

カガヨイ:出目つよつよ
ソレンヌ:すごく怒ってますね…
セイアッド:「グア…ッ」
スピーネル:ピィーーーーーーーーーーーーーーーッ
スピーネル:強烈な体当たりが襲います!
セイアッド:身体が吹き飛ばされ、バキバキとちぎれ飛ぶ
カガヨイ:ちなみにログ読み伽藍のみんなに説明すると、一旦死んで復活した方が色々回復するので都合がいいらしいのだ。でも空気を読んで言わないのだ。
セイアッド:偽りの不死を使います!
セイアッド:一度倒れ伏すが、ちぎれたところを新たに生やし、ふたたび立ち上がる
セイアッド:OT2
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(62) → 【逸脱の呪い】
逸脱能力を用いた結果この表を振ることになった場合にのみ適用する(そうでないなら振り直し)。この表を振る原因となった逸脱能力は、この演目の間あなたが使用する場合、剥離値の上昇を2倍に数える。

セイアッド:次使ったらか
カガヨイ:結構手痛くて笑うのだ
セイアッド:「ガハッ… はぁ…」
ソレンヌ:次の復活はできれば避けたいですね
こたGM:いいのを引きましたね(にっこり
ソレンヌ:「兄様ッ!?」
カガヨイ:「セイアッド、無茶しちゃだめなのだ!! セイアッドも色を失って・・・さっきの御標が成就してしまうのだッ」
セイアッド:「大丈夫だ… 俺は…まだ生きている…」
カガヨイ:「そうなったらカガヨイも失うのだ。大切なものを」
スピーネル:「その通り。立ちなさいヒトの子よ!大切なものを守るために私を止めてみせなさい!」
セイアッド:「……誰も彼も、皆… 優しいな」
セイアッド:「ああ、今我が体は貴方を止めるためだけにある! 行かせてもらう!」
セイアッド:歪な爪/異形/マイナー/HP3/そのシーン中、貴方の素手一つのデータを「命中:[LV-1]」「攻撃力:(斬)+クラスレベル+6」に変更する
セイアッド:略奪者の牙/異形/2/メジャー/2HP/対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
セイアッド:2d6+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 3[1,2]+9 → 12

セイアッド:うわっゴミ…
スピーネル:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 8[3,5]+5 → 13

セイアッド:立ち上がってすぐ、飛びかかるも狙いを外す
カガヨイ:ど、どうする・・・相手の達成値をさげるのはあと1回できるのだ
ソレンヌ:「兄様、サポートします」
ソレンヌ:<返し縫い> 対象の判定を振り直させる。1ラウンド1回
カガヨイ:逡巡している間にソレンヌの補助がすばやく飛ぶ・・・これが幼い時からの絆・・・ッ!!
こたGM:ふむ 了解です! ではスピーネルの回避判定はそのままで処理をしていきましょう
セイアッド:2d6+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 3[1,2]+9 → 12

カガヨイ:(通話ではソレンヌの提案の方が早かっただけです)
カガヨイ:えっ
セイアッド:あれっ?
ソレンヌ:兄様…?
こたGM:兄様?
カガヨイ:セイアッドの中身ってあんこさんだっけ?
セイアッド:「ソレンヌ!」
こたGM:ソウカモ
ソレンヌ:糸で少しだけ運命を捻じ曲げようとしましたが、失敗しました。
セイアッド:「…ッ! すまない、外した」
カガヨイ:妹のせいみたいになってるのだ!! 負けを認めろセイアッド!!
こたGM:そうだそうだ!
セイアッド:糸で引き戻してもらったが、ちぎれた腕の分がまだ成長しきっていくて届かなかったようだ
ソレンヌ:「気にしないでください、兄様…次が来ますよ!」
カガヨイ:ここにコストを無駄遣いするわれにはいかないかもなのだ。次に期待していくのだ!!
ソレンヌ:私の番ですね。
ソレンヌ:MPが足りないので、マイナーで雫石を使用します。
ソレンヌ:パッキィァ!
こたGM:(デモンズソウル効果音
ソレンヌ:1d6 MP回復
MonotoneMusium : (1D6) → 5

カガヨイ:まるでSWの指輪のようにいともたやすく!!
ソレンヌ:5点回復で9店まで回復
カガヨイ:またそんなにシェアを伸ばして・・・
セイアッド:この不況に頑張りましたね…
ソレンヌ:景気回復ですね
ソレンヌ:ではオートで<紡ぎ眼>メジャーで<魔女の呪い>を使用します。
ソレンヌ:2d6+10 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+10) → 12[6,6]+10 → 22

スピーネル:2d6+5 抵抗判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 4[1,3]+5 → 9

ソレンヌ:[]
こたGM:クリティカルなのでダメージロールに+1d6!
ソレンヌ:「スピーネル!愛するものを失う絶望、痛み!この身が裂けるほど、よくわかります。今、眼の前で失いかけただけで、これほどに強く感じるのですから!でも、いえ。だからこそ!」
ソレンヌ:2d6+4 〈縫〉ダメージ
MonotoneMusium : (2D6+4) → 10[5,5]+4 → 14

ソレンヌ:「私は、貴方を止めます!私自身の、愛するもののために!」
ソレンヌ:14点〈縫〉ダメージ
こたGM:ソレンヌの生み出した《御標》がスピーネルの体を冒す
スピーネル:「…!!」
カガヨイ:愛する兄のため・・・なのか。それとも・・・
カガヨイ:次はカガヨイの手番なのだ。行動値は6と一番遅いのだ。
カガヨイ:メジャーで《虹の剣》を使用。5MP消費して、ダメージが+2点、属性が<術>になるのだ!!
カガヨイ:カガヨイの身体に不釣合いな巨大な爪が、術式を纏って瞳と同じ色に輝き出すのだ。
カガヨイ:そして《オオモノ》の演出として、背中に収納されていたとぐろを解いて鎌首をもたげるッ
スピーネル:その力を危険と見たか、スピーネルが態勢を整える
カガヨイ:「スピーネル・・・カガヨイも、守るために頑張るのだ」
カガヨイ:行動終わりなのだ
スピーネル:スピーネルは慈しむようにカガヨイを見る…
こたGM:では、ラウンドの最後
スピーネル:逸脱能力《神鳥の怒り》:ラウンドの最後/choiceで3体選択/〈術〉属性攻撃/NPCとオブジェクトは回避不能
スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱1,水晶柱2,水晶柱3,水晶柱4]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱1,水晶柱2,水晶柱3,水晶柱4]) → 水晶柱4

カガヨイ:NPC・・・まさかゴ賢人がッッ!?
カガヨイ:いなかった
ソレンヌ:突然攻撃されるご賢人
スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱1,水晶柱2,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱1,水晶柱2,水晶柱3]) → 水晶柱1

スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱2,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱2,水晶柱3]) → カガヨイ

カガヨイ:ちょうどカガヨイも生き返りたかったのだ
こたGM:水晶柱1,4は落雷を受けて粉々にくだけちります
スピーネル:2d6+7 命中判定 落雷攻撃
MonotoneMusium : (2D6+7) → 5[1,4]+7 → 12

カガヨイ:2d6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6) → 7[1,6] → 7

カガヨイ:カガヨイは避けられないのだ!!
スピーネル:5d6+5 〈術〉属性ダメージ
MonotoneMusium : (5D6+5) → 11[2,2,2,2,3]+5 → 16

こたGM:カガヨイに雷が襲い掛かる!
カガヨイ:うおー2点残ってしまったのだ!!
カガヨイ:<術>の防護点は残っていないのだ!!
カガヨイ:次の攻撃のためには1MP足りないのだけど、生き返るのはその直前にするのだ。
セイアッド:「カガヨイーッ!」
カガヨイ:「カガヨイは平気なのだ。守るための戦いで先に倒れるわけにはいかないのだ」
ソレンヌ:「カガヨイさん!大丈夫ですか!?」
こたGM:これでラウンドは終了 次のターンに入ります
こたGM:セットアップ宣言お願いします!
こたGM:全員なかったかな
カガヨイ:ぐるんぐるんと蛇体を構え直す
ソレンヌ:セットアプはありませんね
カガヨイ:多分セイアッドは巻き込まれてる
カガヨイ:ないのだ!!
セイアッド:「いくら丈夫だからって… うおっ!?」
こたGM:ではスピーネルからですのだ
セイアッド:「…今は… 離してくれないと… 来たぞ!」
ソレンヌ:「セイ兄様、今はカガヨイさんと遊んでる場合じゃないですよ!?」
スピーネル:choice[セイアッド,カガヨイ]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,カガヨイ]) → カガヨイ

カガヨイ:待っていたのだ!!
スピーネル:2d6+7 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+7) → 4[2,2]+7 → 11

カガヨイ:2d6 回避判定
MonotoneMusium : (2D6) → 9[4,5] → 9

カガヨイ:回避放棄してもいいくらいなのだ
スピーネル:正面からドーン!
スピーネル:2d6+8 〈殴〉属性/物理
MonotoneMusium : (2D6+8) → 3[1,2]+8 → 11

カガヨイ:3点通しなのだ
カガヨイ:逸脱能力の《偽りの不死》を使用なのだ!!
こたGM:スピーネルの突進を受けて跳ね飛ばされるカガヨイ
カガヨイ:剥離値が2点上昇したので超好評をふるのだ
カガヨイ:なんだそれ
カガヨイ:兆候表なのだ!!
こたGM:だいぶ流行ってますね
カガヨイ:OT2 orz
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(13) → 【昏倒】
もうあなたは逸脱の重さに耐えることは出来ない。これが世界に刃向かった報いだ。あなたは[戦闘不能]になる。すでに[戦闘不能]なら、[死亡]する。

カガヨイ:あれ~?
セイアッド:「くっ、まともに食らったな… 大丈夫か!?」
カガヨイ:HPが0になるのだ?
カガヨイ:ならもう一回使うのだ
カガヨイ:OT2 orz
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(65) → 【運命の恩寵】
恩寵、あるいは悲劇への対価か。あなたは逸脱能力をその演目中に限り、更に一種類使用できるようになる(任意に選択せよ)。選択した逸脱能力の剥離値上昇は+1される。

カガヨイ:新たな力をもってめざめたのだ!!
こたGM:死の縁を乗り越えて、新たな力に目覚める…!
カガヨイ:「守るための戦いも大変だけど、これはそれだけじゃないのだ」
ソレンヌ:「カガヨイさんが割れて…中からカガヨイさんが!?」
セイアッド:「…おお、脱皮…」
カガヨイ:「スピーネルに、大切なことを教えてもらうのだ。だから、途中で倒れるわけにはいかないのだ」
カガヨイ:二枚も脱皮するカガヨイ
セイアッド:脱皮の勢いで尻尾から抜けて攻撃だ
カガヨイ:もしかしたら大人の身体になってるかも知れないくらいなのだ!!
セイアッド:「次こそは…!」
セイアッド:2d6+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 4[2,2]+9 → 13

ソレンヌ:<返し縫い> 対象の判定を振り直させる。1ラウンド1回
カガヨイ:カガヨーシカ
セイアッド:今日の私駄目だわ
セイアッド:2d6+9 命中当たれ
MonotoneMusium : (2D6+9) → 7[1,6]+9 → 16

ソレンヌ:「兄様!私の糸で軌道調整します、そのまま真っすぐ進んで下さい!」
スピーネル:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16

スピーネル:ばさぁ!
セイアッド:「む… ぐっ!!」
スピーネル:「あなたの攻撃にはまだ迷いがある… 何を迷っているのかしら」
スピーネル:「私を殺さねば、村の人間が滅ぶのですよ」
セイアッド:「…さあな、ただ、貴方のその目を見ていると哀しくなる…!」
ソレンヌ:さて、私の手番ですが、MPがもう尽きてしまっていますね。
ソレンヌ:なので
ソレンヌ:《偽りの不死》[剥離値+2] HPとMPを全回復する
カガヨイ:ソレンヌも脱皮を・・・?
ソレンヌ:「…ほつれの力を借ります」
ソレンヌ:OT2 兆候表
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(43) → 【存在の喪失】
ふいに、煙のようにあなたの姿がかき消えた。あなたの存在は一瞬、この世界から喪失する。あなたの剥離値を+1D6する。(この効果では兆候表を振らない)

ソレンヌ:1d6
MonotoneMusium : (1D6) → 5

ソレンヌ:一瞬姿がかき消えて、糸を増やして再び現出する。
ソレンヌ:「___っ、これで、まだ、戦え、ます…!」
セイアッド:「ソレンヌまで… くそっ!」
ソレンヌ:MP全開です
ソレンヌ:メジャーで<紡ぎ眼>+<魔女の呪い>。スピーネルを狙います
カガヨイ:スピーネルはまだ何もしてないのにピンチになってるのだ・・・!!
ソレンヌ:2d6+10 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+10) → 5[2,3]+10 → 15

スピーネル:2d6+5 抵抗判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 8[4,4]+5 → 13

ソレンヌ:1d6+4 〈縫〉ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+4) → 2[2]+4 → 6

ソレンヌ:「スピーネル、貴方を…止めます…ッ」
こたGM:ソレンヌの力がスピーネルの体を縫い留める!
カガヨイ:カガヨイの手番なのだ
カガヨイ:マイナーで《ワザワイモノ》を使用して、オートで《不可思議な軌跡》を乗せるのだ
カガヨイ:操術値で命中判定を行い、ダメージに+【感応】した<術>属性の攻撃をするのだ
カガヨイ:2d6+9 命中判定
MonotoneMusium : (2D6+9) → 8[3,5]+9 → 17

スピーネル:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 7[2,5]+5 → 12

カガヨイ:1d+11 <術>ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+11) → 2[2]+11 → 13

カガヨイ:+感応を忘れていたのだ
カガヨイ:+5して18点なのだ
こたGM:!
スピーネル:スピーネルは身をよじるが
スピーネル:カガヨイの不規則な軌道で迫る攻撃をかわし切れない!
スピーネル:おもい一撃を受けてよろける
カガヨイ:「伽藍になってまでも、生命たちを憎みきれていないのだ・・・」
スピーネル:「…」
スピーネル:スピーネルはカガヨイを見つめたまま、羽を大きく広げる!
スピーネル:《神鳥の怒り》:ラウンドの最後/choiceで3体選択/〈術〉属性攻撃/NPCとオブジェクトは回避不能
セイアッド:「来るぞ!」
スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱2,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱2,水晶柱3]) → 水晶柱3

カガヨイ:蛇体を広げる
スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱2]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱2]) → カガヨイ

スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,水晶柱2]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,水晶柱2]) → ソレンヌ

こたGM:ここで一つイベントが入ります
カガヨイ:!!
セイアッド:ワッツ
カガヨイ:水晶柱が減るとスピーネルが超絶強化されるとか!?
こたGM:【【BGM:OFF】】
こたGM:ソレンヌに向かって雷が襲い掛かろうとしたその瞬間
カガヨイ:全員行動済みなので庇えないのだ・・・!!
こたGM:君達の来た洞窟の奥から、その頭上に一振りの剣が投げられる
こたGM:雷はその剣にあたり、軌道が逸れてします
こたGM:【【BGM:killy killy JOKER】】
ソレンヌ:「……え?」
こたGM:「ソレンヌ!!!!!!」
セイアッド:「なんだ… いや、この剣は…」
こたGM:「無事か!!ソレンヌ!!!!」
ソレンヌ:「ロイド兄様!?」
ゴ賢人:「…間に合ったようですね」
セイアッド:「ロイド! 目覚めたのか!」
セイアッド:「賢人も!」
ソレンヌ:「…ど、どうしてここに?」
こたGM:賢人に肩を貸され、現れたのは ロイドだった
ソレンヌ:「賢人様まで…」
カガヨイ:完全にクレジットがゴ賢人になってるけど、今は言うべきではないとカガヨイは黙ったのだ・・・
ゴ賢人:「あなた達がここへ向かったことを話したら、這ってでも助けに行くと暴れ出したものでね」
セイアッド:「まったく… 無茶をするやつだ」
カガヨイ:「ロイドもカガヨイと同じ、普段は這って移動する一族だったのだな!!」
こたGM:「ひどいじゃないか3人とも…置いていくなんてさ」
ソレンヌ:「本当に…ロイド兄様も、無茶をするんですから…」
セイアッド:「いやただ強がっているだけだあれは」
こたGM:「そりゃあ俺は足手まといかもしれないけど」
セイアッド:「仕方ないだろう、けが人は安静にするべきだと思ったんだ」
こたGM:「それでも…お前たちの兄貴なんだぜ?」
セイアッド:「…ふっ、かっこつけたがりめ」
こたGM:「お前には言われたくないな」
こたGM:目を合わせ笑う
ソレンヌ:「…はぁ、もう、お兄様達。どっちもどっちです」
セイアッド:「何のことやら… だが、ソレンヌが助かったのは事実!」
こたGM:「おいおい、それはないぜ …っ!いたたた…」
カガヨイ:「アシデマトイかと思ったけど、でもロイドはマケズギライだから平気みたいなのだ!!」
カガヨイ:「あれ、やっぱりダメなのだ?」
セイアッド:「ロイド、賢人! 感謝する! あとは…そこの卵を温めつつこの戦いを見届けてくれ!」
ソレンヌ:「……ああ、もう。無理をしないで下さい。ロイド兄様のおかげで拾ったこの時間、決して無駄にはしませんから」
ゴ賢人:「…無茶をする 皆さん、彼の身は私が守ります いまは…スピーネルを…!」
こたGM:さて、感動の再開とは別に
ソレンヌ:「ええ、スピーネルを止めて、一緒に帰りましょう。皆で」
こたGM:カガヨイには雷飛んできます
カガヨイ:卵を温めるロイドとゴリラを想像するカガヨイ
スピーネル:5d6+5 〈術〉属性ダメージ
MonotoneMusium : (5D6+5) → 20[2,4,4,4,6]+5 → 25

セイアッド:「…あっ、カガヨイッ!!」
カガヨイ:えっそれはむり
カガヨイ:しかしここで、さっきの兆候表で取得していた《完全否定》を使用するのだ!!
カガヨイ:実ダメージを0に!!
カガヨイ:実は死んで生き返った方が剥離値は低いのだが、せっかくとったので!!
こたGM:それな!
セイアッド:演出は大事
カガヨイ:OT2 死なないのだ
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(32) → 【マヒ】
異形化した肉体の変異に、魂が耐えられない。身体がしびれ、震えが止まらない。あなたはバッドステータスの[マヒ]を受ける。

カガヨイ:グワーッ
カガヨイ:移動不可と回避-5だったのだ。カガヨイには効かないのだ!!
カガヨイ:「しびびびびび」
こたGM:タンク型にはあたりですねぇ
セイアッド:「電撃の余韻だけもらってしまったか」
カガヨイ:「ロイドみたいに防げるかと思ったけど、剣がないので直接くらってしまったのだ~」
こたGM:「あれを受けて無事なのか…すごいな…!」
ソレンヌ:「意外と、余裕そうですね…」
スピーネル:「…」
スピーネル:君たちの様子を、スピーネルは穏やかな瞳で見ている…
こたGM: 
こたGM:といったところで
こたGM:【【BGM:旅の途中】】
こたGM:今夜もお時間となりました
こたGM:最終章はここで一時休憩をはさみましょう
カガヨイ:むむっいいところなのだ~
こたGM:幕引きは、次回になりそうですね
セイアッド:むう
こたGM:それでは、皆さん お疲れ様でした!
ソレンヌ:まあまあ、そう焦るものではないですし。
ソレンヌ:お疲れ様でした
カガヨイ:次回、最終回なのだ!! また見るのだのだ~っ
セイアッド:お疲れ様だ、次回こそ命中させてみせる
こたGM:頼むぞセイアッド
ソレンヌ:大丈夫です。セイ兄様は約束は守る人ですから。



カガヨイ:のだのだ!!
ソレンヌ:お待たせしました。
こたGM:【【BGM:Love your enemies】】
こたGM:すっ
こたGM:さいしゅうせんとうにもどってきたぞー
カガヨイ:のだーっ!!
セイアッド:戦いにくい相手だがなんとかせねばな
カガヨイ:ロイドとゴリラが駆けつけて、水晶柱が残り1個なのだ!!
セイアッド:攻撃当てないと…
こたGM:それではラウンドの開始からです!
カガヨイ:セットアップはないのだ!!
セイアッド:同じく
ソレンヌ:同じくです
こたGM:りょうかいですー
こたGM:ではスピーネルの手番だ
スピーネル:choice[セイアッド,カガヨイ]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,カガヨイ]) → セイアッド

スピーネル:《神鳥の怒り》:ラウンドの最後/choiceで3体選択/〈術〉属性攻撃/NPCとオブジェクトは回避不能
こたGM:こっちじゃない
スピーネル:《歪んだ幸運》:判定DR前/自身/ダイスロールを3D6に変える
カガヨイ:幸運じゃないことが起こるのだ!! アンラッキーなのだ!!
カガヨイ:おのれアンラッキーコイン!!
こたGM:アンラッキーコインアタック!
ソレンヌ:コインいりますそこぉ!?
スピーネル:3d6+7 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (3D6+7) → 11[2,4,5]+7 → 18

セイアッド:なら外れると見た
セイアッド:チッ
セイアッド:2d6+4 回避
MonotoneMusium : (2D6+4) → 12[6,6]+4 → 16

セイアッド:おっ
カガヨイ:ハレルヤ!!
こたGM:やりますねぇ!
ソレンヌ:流石セイ兄様です!
セイアッド:「オレ一人に向かってくるなら!」
こたGM:「あいつ…また腕をあげたな」
スピーネル:スピーネルの激しい突進を華麗にいなしました!
カガヨイ:砂の国で鍛えていたというのは本当なのだ・・・!!
セイアッド:2d6+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 6[1,5]+9 → 15

カガヨイ:砂の上で走り込みをすると足腰が鍛えられるのだ!!
セイアッド:略奪者の牙/異形/2/メジャー/2HP/対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
スピーネル:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16

セイアッド:あの?
カガヨイ:褒めたらこれなのだ!!
スピーネル:にこっ
セイアッド:回避で体制を崩して外す
ソレンヌ:これはもう御標なのでは?
セイアッド:「むう… 当たらん…」
カガヨイ:ほころんでる場合じゃないのだ!!
セイアッド:ほんとだよ
ソレンヌ:では私の番ですね。
セイアッド:こたつさんの容赦がない回避に言ってくれ
カガヨイ:GMは悪くないのだ!!
こたGM:そうだそうだ
ソレンヌ:まあ、GMが悪いかどうかは次の一撃で決めるとしましょう。
ソレンヌ:ということで、オートで<紡ぎ眼>メジャーで<魔女の呪い>を使用します。
カガヨイ:これで決まるのだ・・・!!
ソレンヌ:2d6+10 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+10) → 8[3,5]+10 → 18

スピーネル:2d6+5 抵抗判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 8[2,6]+5 → 13

カガヨイ:GM無罪
こたGM:勝訴
ソレンヌ:「セイ兄様の攻撃を躱して体勢が崩れた…これならッ!」
ソレンヌ:1d6+4 〈縫〉ダメージ
MonotoneMusium : (1D6+4) → 2[2]+4 → 6

スピーネル:バシッと一撃
スピーネル:だいぶ弱ってきていますね
カガヨイ:カガヨイも続くのだ!!
カガヨイ:マイナーで【ワザワイモノ】、オートで【不可思議な軌跡】で武器攻撃なのだ!!
カガヨイ:2d+9 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+9) → 2[1,1]+9 → 11

ソレンヌ:<返し縫い> 対象の判定を振り直させる。1ラウンド1回
セイアッド:あっ…
カガヨイ:そ、それんぬ~っ
ソレンヌ:仕方がないですねぇ
カガヨイ:ありがとうなのだ!!
カガヨイ:2d+9 術操判定
MonotoneMusium : (2D6+9) → 4[1,3]+9 → 13

スピーネル:2d6+5 抵抗判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 4[1,3]+5 → 9

カガヨイ:えっ・・・やさしい
スピーネル:にこっ
セイアッド:当たりの差!!
カガヨイ:「スピーネル・・・!! やっぱり・・・」
ソレンヌ:スピーネルも、本当はもう止めたいと、そう思っているのですね…
カガヨイ:2d+9+5 <術>属性ダメージ
MonotoneMusium : (2D6+9+5) → 4[1,3]+9+5 → 18

セイアッド:その割に私の攻撃は… 何も言うまい
カガヨイ:「やっぱり、本気でカガヨイたちを殺すつもりなんてないのだ・・・?」
スピーネル:カガヨイの攻撃がスピーネルを捉える
スピーネル:もう足元がおぼつかない…
カガヨイ:「でも、それでもカガヨイたちは行動で示すのだ!!」
こたGM:ではラウンド終了時
スピーネル:《神鳥の怒り》:ラウンドの最後/choiceで3体選択/〈術〉属性攻撃/NPCとオブジェクトは回避不能
スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,ロイド,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,ロイド,水晶柱3]) → ロイド

カガヨイ:くるのだっ・・・こっちが本命まであるのだ!!
スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,ロイド,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,ロイド,水晶柱3]) → ソレンヌ

スピーネル:choice[セイアッド,カガヨイ,ロイド,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,カガヨイ,ロイド,水晶柱3]) → ロイド

スピーネル:choice[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,ソレンヌ,カガヨイ,水晶柱3]) → ソレンヌ

スピーネル:choice[セイアッド,カガヨイ,水晶柱3]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,カガヨイ,水晶柱3]) → カガヨイ

こたGM:ターゲットはロイド、ソレンヌ、カガヨイの3人
賢人:「させませんよ!」
賢人:ロイドを庇いつつ雷を回避する!
カガヨイ:ロイドは回避不可・・・紡ぎ手でないロイドは・・・ゴ!!
カガヨイ:す、すごいのだゴ!!
ソレンヌ:「ロイド兄さ___け、賢人様・・・ッ!?」
セイアッド:「くっ、私を狙えば良いものを…!」
セイアッド:「流石だな…」
スピーネル:2d6+7 命中判定 落雷攻撃
MonotoneMusium : (2D6+7) → 10[4,6]+7 → 17

ソレンヌ:2d6+4 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+4) → 6[3,3]+4 → 10

カガヨイ:2d-5 回避判定+【マヒ】
MonotoneMusium : (2D6-5) → 6[2,4]-5 → 1

カガヨイ:よちよち
こたGM:ぴしゃーん!
セイアッド:「ソレンヌ! カガヨイ…!」
カガヨイ:巨体が思うように動かない・・・歪みと自我との間で支配権を争っているのだ
スピーネル:5d6+5 〈術〉属性ダメージ
MonotoneMusium : (5D6+5) → 15[1,3,3,4,4]+5 → 20

ソレンヌ:《虚構現出》[剥離値+4] 対象の使用した逸脱能力を無効化する。逸脱能力は使用された扱いとなる
ソレンヌ:神鳥の怒りを無効化します。
スピーネル:スピーネルの体から放たれた雷は、何故か空中で霧散してしまう!
ソレンヌ:「スピーネル…これ以上、貴方に、道理を外れた力を使わせない!」
カガヨイ:目をつぶったけど中々衝撃がこないので恐る恐る目をあけると・・・ソレンヌが立っていたのだ!!
こたGM:「なんて戦いだ…これが紡ぎ手の戦い…!」
セイアッド:「ソレンヌ…お前こそ……」
カガヨイ:「そ、そうなのだ!! それ以上色を失ったら・・・!!」
ソレンヌ:OT2 兆候表
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(46) → 【逸脱の対価】
逸脱能力を用いた結果この表を振ることになった場合にのみ適用する(そうでないなら振り直し)。この表を振る原因となった逸脱能力はこのラウンド(戦闘中でないならシーン)中はもはや使用できない。

ソレンヌ:「…大丈夫、ですよ」
ソレンヌ:「…ただ、二回は防げません。次に撃たれる前に、決めなければ」
スピーネル:スピーネルも最後の力を振り絞って身構えます
セイアッド:「…ああ、そうだな」
カガヨイ:「大切なものを守るって意思を、スピーネルに見せるのだ」
こたGM:それでは次のラウンド
セイアッド:「これ以上、戦いを長引かせる気はない…! 皆のためにも、スピーネル… 貴方のためにも!」
セイアッド:虚無の現出/イニシ/単体/視界/剥離+2/視界内のキャラクター一人に対し実ダメージを5d6点与えるこのダメージは逸脱能力以外の方法で減少できない。1ラウンド一回まで。
セイアッド:「喰らえ…ッ!」
セイアッド:5d6
MonotoneMusium : (5D6) → 14[1,2,3,3,5] → 14

セイアッド:OT2
MonotoneMusium : 兆候表ver2.0(34) → 【邪毒】
意識の深いところで異形化が進行し、あなたの肉体を蝕みはじめる。あなたはバッドステータスの[邪毒]5を受ける。

セイアッド:ゲッ!!!!
スピーネル:セイアッドの放った力は確実にスピーネルを冒す
カガヨイ:「セイアッド!! 他人のことを言ってる場合ではないのだ!! セイアッドの身体の侵蝕も激しいのだ!!」
セイアッド:「ガハッ… 異形の…進行が…!」 
スピーネル:しかし、その力は自身の体も蝕んでいく…
カガヨイ:頭からも花が始めたセイアッドを見て・・・
ソレンヌ:「セイ兄様、身体が!」
カガヨイ:今のなしなのだ
セイアッド:「いいさ、もうしばらく持てば十分…!」
スピーネル:大きく羽を広げて、遅いかかります!
カガヨイ:「ダメなのだ!! これは守る戦いなのだ!!」
スピーネル:choice[セイアッド,カガヨイ]
MonotoneMusium : (CHOICE[セイアッド,カガヨイ]) → カガヨイ

スピーネル:2d6+7 命中判定 《突撃》攻撃
MonotoneMusium : (2D6+7) → 2[1,1]+7 → 9

カガヨイ:「大切なものを失ったら・・・意味がないのだ!!」
カガヨイ:2d-5 回避判定+【マヒ】
MonotoneMusium : (2D6-5) → 5[2,3]-5 → 0

ソレンヌ:「スピーネルの動きが…止まった」
セイアッド:「カガヨイ…」
スピーネル:スピーネルはもう体を起こすことすらままならない…
セイアッド:「どちらも長くは持たんようだな…」
カガヨイ:「セイアッドも、ソレンヌも、ロイドも、ゴ・・・カガヨイも、無事に帰るのだ!!」
セイアッド:「…次こそは」
セイアッド:略奪者の牙/異形/2/メジャー/2HP/対象に物理攻撃、この攻撃で一点でも実ダメージを与えた場合あなたのHPをLVD6点回復する
セイアッド:2d6+9 命中
MonotoneMusium : (2D6+9) → 5[1,4]+9 → 14

こたGM:「決めろ!セイアッド!」
スピーネル:2d6+5 回避判定
MonotoneMusium : (2D6+5) → 7[1,6]+5 → 12

カガヨイ:ああ!
ソレンヌ:「セイ兄様、今です!」
セイアッド:2d+2d+12 【斬】死をもたらすもの+歪な爪
MonotoneMusium : (2D6+2D6+12) → 6[2,4]+11[5,6]+12 → 29

こたGM:これは決まりですね
セイアッド:バキバキとはやした爪をしならせ、切り裂く
カガヨイ:ふつーにすごいのだ!! なんで今まで出さなかったのだ?
セイアッド:「これで… 終わりだ…!」
セイアッド:2d6
MonotoneMusium : (2D6) → 5[2,3] → 5

こたGM:セイアッドの一撃を受けて、スピーネルは横倒しに倒れて
こたGM:そのまま起き上がらなくなります
こたGM:戦闘終了です!
カガヨイ:「スピーネル・・・」
ソレンヌ:「……終わり、です。スピーネル」
こたGM:【【BGM:別れの実感】】
セイアッド:「……」
スピーネル:スピーネルは体を引きずりながら
カガヨイ:青く光っていた鉤爪を元に戻すのだ。少しボロボロで袖には収まらないけど。
スピーネル:倒れ込むように、ぼろぼろになった自分の巣に戻る
こたGM:辺りは戦闘の余波で破壊され
こたGM:黒く変色した卵や、かべもめちゃくちゃになっていた
こたGM:浮かび上がっていた《御標》は消え
こたGM:雷は止み、厚い黒雲の隙間から、眩しい日の光が差し込んでくる…
カガヨイ:「守りたいものは守れたのだ・・・でも、でもこれからどうなっちゃうのだ?」
セイアッド:「……わからない」
セイアッド:「村は… スピーネルの羽根で生きながらえていた」
ソレンヌ:「色鮮やかなスピーネルの羽はもう戻らない。その恩恵を受けていた村は…」
カガヨイ:「常闇森は? 輝く灰色の山は? ニンゲンの村は・・・?」
こたGM:「…」
カガヨイ:「スピーネルは、元に戻らないのだ?」
スピーネル:体を力無くもたげたまま 君達に語り掛ける
スピーネル:「常闇森の子供たち…」
ソレンヌ:「…スピーネル」
スピーネル:「堕ちた私を止めてくれたこと 心から感謝します」
スピーネル:スピーネルからは、もう先程までのような怒りや焦りは感じない…
スピーネル:しかし、一度伽藍となり 歪んだ御標を生み出したものに救済はない
セイアッド:「貴方に感謝されるようなことは… 出来ていない」
カガヨイ:涙を拭いながら、スピーネルの方を見ている。
スピーネル:君達との戦いで傷ついた体は、今もボロボロと崩壊を続けていた
セイアッド:「それどころか… 我々人は…貴方からすべてを奪ってしまった」
スピーネル:「…」
ソレンヌ:「…ええ、私達は結局、何も出来ませんでした。自身の行いに後悔はないとしても」
スピーネル:「そんなことはありません。あなた達は自分たちの脅威を防いだ」
スピーネル:「私がこのようになったことは、また別の話でしょう」
スピーネル:「自分たちを責めてはいけませんよ」
スピーネル:「…」
スピーネル:「最後にひとつだけお願いをしてもいいかしら」
ソレンヌ:「…ええ、なんなりと」
スピーネル:「あなた達が持って返ってくれたその子を…抱かせてほしいの」
セイアッド:「そういえば…あの卵は…?」
ソレンヌ:「……カガヨイさん」
カガヨイ:ロイドとゴに渡したはずなのだ
カガヨイ:でも受け取ってくるのだ
こたGM:カガヨイに卵を渡そう
カガヨイ:「ふぐっ、ぐすっ・・・この卵、大事に運んだのだ・・・」スピーネルの元へいって、卵を渡すのだ。
スピーネル:スピーネルは、ぼろぼろと崩れ行く片方の羽を広げて
スピーネル:その卵を抱えいだく
こたGM:近くに行ったカガヨイは、あるものが目に入る
こたGM:その大きな体の一部に まだ鮮やかな色を残した羽があるのに気付く
カガヨイ:「ううっ、スピーネル・・・う?」
こたGM:スピーネルの体に残った最後の色 だ
スピーネル:「其達の子。この羽をもってお行きなさい」
スピーネル:「私にはもう不要になるもの…この風切り羽を」
カガヨイ:「で、でも・・・それはスピーネルが神鳥と呼ばれ、信仰されていた証なのだ。最後に持っていってはダメなヤツなのだ・・・」
カガヨイ:「・・・」
スピーネル:「必要なはずです。それが」
カガヨイ:「最後まで、恵みを与えていくのだ、な・・・ぐすっ、ありがとう」
カガヨイ:灰色に染まった世界から、ひとつだけ鮮やかなものを手に取る
スピーネル:ざわ…
スピーネル:スピーネルの存在が はっきりを変質したのを感じた
スピーネル:もうこれで この神の鳥は完全に異形となったのだ
ソレンヌ:「スピーネルの・・・最後の、羽根」
カガヨイ:「・・・ありがとう。さよならなのだ」
スピーネル:「その羽は他の羽よりも色濃く私の力を秘めています」
スピーネル:「持ち帰ればきっと村も数年間は持つでしょう」
スピーネル:「さようなら 森の子供たち」
カガヨイ:「加護がなくても生きていけるように、がんばるから。安心してほしいのだ」
ソレンヌ:「ごめんなさい・・・そして、ありがとう。優しく大きな、神鳥」
スピーネル:スピーネルは まるで黒い雪が舞い上がるように
スピーネル:淡く 空絵へ消えて行った
セイアッド:「…逝ってしまったか」
こたGM:その足元には ひびの入った卵だけがポツンと残されていた…
賢人:「最後まで高潔な方でした」
セイアッド:「…感謝の言葉すら言えないとは、我ながら情けない…」
セイアッド:「…卵」
こたGM:「これで、終わってしまったのか」
セイアッド:卵を拾い上げてみます
こたGM:ピシッ
セイアッド:「うっ!?」
ソレンヌ:「卵が…!?」
こたGM:【【BGM:長い夜、冷えた月】】
カガヨイ:「・・・!!」
こたGM:冷え切っていた卵
こたGM:それは今 セイアッドのうでの中で弱々しく揺れる
こたGM:ピシ ピシピシ
セイアッド:「ヒビが広がって…!?」
こたGM:卵の殻がぱらぱらと足元に落ち
:「…」
カガヨイ:「スピーネルのヒナが・・・?」
カガヨイ:かわいい
セイアッド:「卵が孵った…」
:小さな雛が、弱々しく顔を出す
:キィン
こたGM:雛が似つかわしくない高い声で鳴く
こたGM:すると…
セイアッド:「…そうか、君は… 生きていたのだな…」
こたGM:君たちの足元に散らばった卵のかけらが動き出し
こたGM:文字が浮かび上がる…!
カガヨイ:「わあ・・・かわいいのだ」
こたGM: 
こたGM:『親を失ったひな鳥は 羽毛を振るわせて目を開ける』
こたGM:『虹色の風切羽を交わし合い、共に道を征くことを誓い合った男女は』
こたGM:『ひな鳥を連れて山を後にしたのだった』
こたGM:『やがて、二人の守り、育て、慈しんだひな鳥は輝く神鳥となり』
こたGM:『その大切な者たちに、末永く 彩り溢れる未来を与えたのでした』
こたGM:『めでたし めでたし 』
こたGM: 
セイアッド:「いや… 卵の破片が…!? これは、御標か」
ソレンヌ:それをみて、ポロポロと、目の端から涙がこぼれ落ちる。
ソレンヌ:「あぁ……良かった」
ソレンヌ:「スピーネルの子を想う心も、セイ兄様やカガヨイさんの卵を救おうとした優しさも」
ソレンヌ:「無駄では、なかったのですね…」
セイアッド:「……ソレンヌ」
セイアッド:「ああ… ロイド、ソレンヌ …お前たちはやり遂げたんだ」
セイアッド:「結果は、大きく変わってしまったが… ひな鳥は、生きていた」
こたGM:「御標が出たということは、この通りにすれば…」
こたGM:「村も、みんなも助かるということか」
セイアッド:「そうだろうな」
カガヨイ:「男女一組で、羽をもって、雛を育てればいいのだ・・・?」
こたGM:カガヨイがスピーネルから譲り受けた風切り羽は4枚ある
カガヨイ:思ったよりあったのだ。これなら分配できるのだ
セイアッド:「…羽根は4枚か」
こたGM:「…羽か」
こたGM:「スピーネルの羽には、想いを伝えるなんてジンクスがあるんだったよな」
セイアッド:「…ああ、そうだな」
セイアッド:「ロイド… お前」
セイアッド:「渡したい相手がいるんじゃないのか?」
ソレンヌ:「…想いを、ですか?」
カガヨイ:「守りたい相手。大切な人・・・なのだ」
こたGM:【【BGM:雨が映し出す物語】】
カガヨイ:「スピーネルが教えてくれたことを、スピーネルの羽に誓うわけなのだな」
こたGM:ロイドは、黙ったままカガヨイから羽を一つ貰うと
こたGM:ソレンヌの元へ行く
こたGM:「ソレンヌ」
ソレンヌ:「・・・え?は、はい」
こたGM:「…おれは、今更こういうものに頼るまでもなくお前には伝えてきたつもりだ」
こたGM:「お前のことが大切だ。ずっと守っていくと そう誓っている」
こたGM:「…兄として。 そして、一人の男として」
こたGM:羽を手渡そう
ソレンヌ:「…!ロ、ロイド兄様、それは、どういう…」
こたGM:「そのままの意味さ」
ソレンヌ:言いながらも、羽根を受け取って
ソレンヌ:「それは…」
こたGM:「お前に想い人がいるのなら、それでもかまわない」
こたGM:「俺との距離は、お前が一番居心地のいいものであってほしいから」
こたGM:「それを受け取ってくれただけでも、俺は嬉しいよ」
ソレンヌ:受け取った羽根を暫くじっと見つめてから、答える。
ソレンヌ:「…すみません、ロイド兄様。あれだけ言っておいて、私はまだ未熟者みたいです」
ソレンヌ:「今、どんな顔をすれば良いのか、わからなくて」
ソレンヌ:「…でも」
ソレンヌ:「___嬉しいです。他ならぬ、貴方に、そう言って貰えたことが」
ソレンヌ:カガヨイさんのもとに向かい、羽根を受け取ります。
カガヨイ:真っ赤な顔で凝視してる
セイアッド:優しげに微笑みながら見守る
ソレンヌ:「まだ、この気持が、兄に対する親愛なのか、それとも別のものなのか、未熟な私にはわかりません。でも」
ソレンヌ:「私も、貴方を、大切に想っています。心から」
ソレンヌ:ロイドに羽根を渡す。
こたGM:その羽ごと、ソレンヌを抱きしめよう
カガヨイ:わーおなのだ
ソレンヌ:「…あ」 一瞬驚いた顔をするが、そのままロイドに身を寄せる
セイアッド:「…これで、あの二人は安心だ」
カガヨイ:「・・・なんだかこっちが恥ずかしいのだ」
セイアッド:「…でも、温かいだろう?」
セイアッド:そう言いつつ、カガヨイから羽根を一枚貰おう
カガヨイ:「コホン。ほら、あとはこれで村を・・・」
セイアッド:「…カガヨイ、私は… いや、俺は… また」
セイアッド:「旅に出るつもりだ」
カガヨイ:「・・・??」
カガヨイ:「ならカガヨイもついていくのだ」
セイアッド:「…だから君にも・・」
カガヨイ:「色んな場所を見て、色んな物語を紡ぐのだ。それはきっと二人なら楽しいことなのだ」
セイアッド:「って、えっ?」
カガヨイ:「・・・え?」
カガヨイ:「何も不思議はないのだ。カガヨイは最初からニンゲンとトモダチになるのが目的なのだ」
セイアッド:「ああ、そうだったな」
カガヨイ:「それに、羽を手にした時に思い出したのだ。この気持ちを」
カガヨイ:「森で怪我をしていたニンゲンを見つけてから、カガヨイはずっと、ニンゲンに憧れていたのだ」
セイアッド:「…そうだったのか」
カガヨイ:「スゴククサイクサで手当てしてあげたけど、ホントは村に帰して上げるのが勿体無いって思ってたのだ」
カガヨイ:「村にはあの二人の羽があれば大丈夫。二人なら雛もきっと立派に育つのだ」
セイアッド:「…そうか、俺を二回も助けてくれていたんだな …カガヨイ」
カガヨイ:「・・・カガヨイを孤独から救ってくれたのもセイアッドなのだ」
セイアッド:「…俺も、己の異形が周りのすべてを奪っていってしまうと怯えていた… だからずっと一人でいいと思っていたんだ」
セイアッド:「…そして、そんな思いから、救ってくれたのも…」
セイアッド:「この旅で、散々私を励ましてくれた君だろう」
セイアッド:「だから… そうだな、君に、この羽根を渡したい」
カガヨイ:「んんんん!?」
セイアッド:片手でひなを抱え、もう片方の手で、羽根を差し出す
セイアッド:「この気持が、感謝なのか、愛なのかはわからないが…」
セイアッド:「君と、ともに行きたいという気持ちは本物だ」
カガヨイ:「・・・」
カガヨイ:「セイアッド。カガヨイは、スピーネルの愛したニンゲンを見たい。ニンゲンの心の美しさを」
カガヨイ:「それを見て、紡いで、物語にするのだ。それをセイアッドにも聞いてほしい」
カガヨイ:「だからカガヨイの羽もセイアッドに渡しておくのだ」
カガヨイ:「この気持ちは愛なのだ」
セイアッド:「……ありがとう、共に、世界を見に行こう」
カガヨイ:「うん。きっと美しくて鮮やかなのだ」
こたGM: 
こたGM:それは、深い深い常闇森で生きる 人と神鳥 そしてその隣人たちの物語
こたGM:色を無くしゆく彼らは 御標の導きに守られ 時に抗い生きていく
こたGM:その生き様はこれ以上ないほど情熱的で、優しく… 愛に溢れているのだ
こたGM:と、いう 物語。





こたGM:……///
こたGM:///
こたGM
こたGM:【【BGM:OFF】】
こたGM:【【BGM:ROAD LESS TAKEN】】
こたGM:「ご来場の皆さま!」
こたGM:「本日は、モノトーンミュージアム シナリオ01」
こたGM:「『2.5階調戯曲』の公演をご覧いただきまして、ありがとうございました!」
こたGM:「最後に、本演目に出演くださいました演者の皆さんにもう一度お越しいただきましょう!」
こたGM:【【SE:歓声】】
妖精:「たのしかったよー! ねぇ、私のお願いした羽はー?」
村長:「これで村も安泰です。早く立派な神鳥さまと、子供たちが見たいですな」
毛玉:もっふふも
賢人:「森はこれからも全ての命を厳しくも優しく受け入れてくれるでしょう」
:ピィピィ!
スピーネル:「森の子供たち。これからも仲良くね」
水晶柱_3:ピカッ
こたGM:〆はメインのお三方!
こたGM:「二人の兄を支えるしっかり者の妹! ソレンヌ=ブレネセル!」



ソレンヌ:「どうも、公演を最後までご覧いただきありがとうございます」
ソレンヌ:「二人の兄様、カガヨイさん、村の皆、最後に希望が産まれたのは、ご覧になった皆様と、仲間たちのおかげだと思います」
ソレンヌ:「これからの、この世界の物語は、決して平穏ではないでしょう。ですが、その話はまた、別の機会に」
ソレンヌ:「それでは、兄の役割を獲ってしまうのはブレネセルの女としてはどうかと思いますので、私はこの辺りで」
ソレンヌ:ぺこり
こたGM:【【SE:歓声】】
こたGM:「数奇な運命に翻弄されつつも、前を見て進み続ける小兄! セイアッド=ブレネセル!」



セイアッド:「…ああ、皆… ここまで見てくれてありがとう… ってこれはソレンヌが言ってたな…」
セイアッド:「一先ず、自身の異形には気をつけていくが… 怯えるのはやめることにするよ」
セイアッド:「それも、カガヨイ、ソレンヌ、ロイド… 皆のおかげだ」
セイアッド:「これからも歩んでいく先でいろいろあるだろうが… カガヨイとともに良い話が紡げるよう、努力していくよ」
セイアッド:笑顔で手を振って去っていく
こたGM:【【SE:歓声】】
こたGM:「溢れる知識と探求心、其達の枠を超えすすむ足は軽やかに! カガヨイ!」



カガヨイ:「はいはいなのだ。舞台の幕はここで降りるけど、ヒトが生きる限り物語に終わりはないのだ。ホントに面白い生き物なのだ!!」
カガヨイ:「またどこかでカガヨイたちの物語を聞かせに来るのだ!! その時までしばしの幕引き~」
カガヨイ:「さぁセイアッド、次はどこへ行くのだ? 二人ならどこへだっていけるのだ!!」
こたGM:【【SE:歓声】】
こたGM:「紡ぎ手たちとの生き方の差を乗り越える、心強い背中の長兄! ロイド!」
こたGM:「御標に背いて生きる… そんな恐ろしいことをできる弟と妹がいる」
こたGM:「危険があるだろう。呪いも受けるだろう… それでも、二人は前を向いている」
こたGM:「ならばそれを信じて背を押せない兄がいるものか! 俺はいつでもお前たちの味方だ!」
こたGM:「手を取り合って、生きていこう」
こたGM:ニカっと笑って、舞台袖のみんなを呼ぼう
こたGM:【【SE:歓声】】
こたGM: 
こたGM:全員で一列に並んで
こたGM:ゆっくりと深く礼をしよう!
こたGM: 
こたGM
「それでは、皆さま!また次回の公演でお会いいたしましょう!」

こたGM:「ありがとうございました!!」
カガヨイ:「ありがとうございましたのだ~!!」
ソレンヌ:「ありがとうございました!」
セイアッド:「ありがとう、またいつか!」



こたGM: 
こたGM:さてさて、このままこっそりエンディングフェイズに入りますよー
カガヨイ:忘れていたのだー!? バックトラックがあるのだ!!
セイアッド:これで戻ってこれなければ事だが…
セイアッド:まあ私とカガヨイはいいとして…
セイアッド:ソレンヌ…
こたGM:お化粧を落としてっと
こたGM:ここからは舞台裏だな
セイアッド:私は元が銀だったから良いんだが、茶髪は隠すの大変だな…
こたGM:ん
カガヨイ:アフタープレイのルールは152ページからなのだ~
こたGM:まずは剥離値チェックだ
こたGM:剥離値が10以上あるままだとPCのまま帰還できなくなってしまうんだ
ソレンヌ:結構剥離値が溜まってしまいましたね
こたGM:なので、これからいろいろな修正をして、無事戻れるかの判定をしていくぞ
カガヨイ:カガヨイの現在値は11なのだ。簡単に戻れてしまうのだな!!
こたGM:基本的には1d6で出た分を軽減になるんだが
こたGM:敵のボスが逸脱能力を使った回数もボーナスになる
こたGM:今回は5回くらいだったかな…? つまり 1d6+5 ででた分を引いて
こたGM:10以下になればOKってことだ
セイアッド:ふむ
セイアッド:では振ってみよう
カガヨイ:みんなも現在値を宣言してからやるといいのだ
セイアッド:1d6+5 剥離チェック
MonotoneMusium : (1D6+5) → 4[4]+5 → 9

セイアッド:あ、剥離値はちょうど10だ
セイアッド:よって1になる
カガヨイ:カガヨイは11なので固定値で成功しているのだ。
ソレンヌ:私は剥離値16でトップですね。とはいえ、1d6+5なら確実に帰ってこれます。
カガヨイ:1d6+5 剥離値チェック
MonotoneMusium : (1D6+5) → 6[6]+5 → 11

ソレンヌ:1d6+5 剥離チェック
MonotoneMusium : (1D6+5) → 6[6]+5 → 11

セイアッド:最大値じゃないか…
カガヨイ:0になったのだ。完全に御標の元に生きる一般人と化したのだ。
ソレンヌ:最終剥離値5ですね。初期値に戻りました。
こたGM:みんな問題なく帰還できたな
カガヨイ:兆候表で受けていたマヒも治ったし、セイアッドとの過去も完全に思い出したのだ
カガヨイ:スゴイクサイクサでぐるぐる巻きにした過去を・・・
セイアッド:治療はありがたかったが… その後ものすごい匂いが1ヶ月続いた…
こたGM:細かい成長などはまた一緒にやっていこう





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